グラボを取り付け!MHF等の温度を測定、古い自作PCで確認

表示がさくさく!グラボを取り付けて、温度の測定やMHF、ドラクエXなどいろいろ試してみました。

こんにちは、ゲーム大好きカグア!です。知っている人からしたら、最新グラボのGTX980とかと比較にもならない!と失笑されるかもしれませんね。

でもまあ、とりあえず古いパソコンをパワーアップさせたい!と考えていて初心者な人がいれば、参考になればいいなーという気持ちで、ゆるく書きました。

グラフィックボード、GeForce GT730を取り付けたレポートです。

追記:2016年5月15日 ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド・ベンチマークを試した動画をアップ。

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グラボ取り付けのきっかけ

古いパソコン

最近ブログで画像を扱うネタが増えてきたり、eスポーツネタが増えてきたりと、グラフィック性能の弱さが目につくようになってきました。

>>eスポーツ完全まとめ378選ゲームやプロゲーマー、Twitter他

さすがに、AVAとか黒い砂漠とか3Dバリバリのゲーミングまでとはいかなくとも、さすがにグラボくらいはいれないとな、と思ったのがきっかけでした。

・古い自作PCでも動作可能
・電源も比較的少なめ
・サイズや薄さが小さいもの

というほぼ最小スペックでも探せるのか!?というネタ的な意味も含め、ちょっとやってみようと思った次第です。

結果としては、古いパソコンがパワーアップされ、知識も増えたので、とても満足です。

買ったのはGeForce GT730

買ってきたグラボは、msi社製でGeForce GT730。PCデポで7500円でした。さすがに最新FPSゲームで推奨に該当するものはないですがw。
CIMG5358

ファンや放熱が大きくてよさ気です。GT730でファンレスもあったのですが、温度が上がると危険なので排熱を重視。
CIMG5360

グラボとは

geforce

グラボとはグラフィックボードの略です。パソコンの性能のなかでもとくに表示に関して処理を行う基盤です。GPUというチップが3Dの計算など高度な処理を行う心臓部分です。

グラボは、NVIDIA社のGeForceというGPUチップのブランドと、CPUメーカーで有名なAMD社のRADEONというGPUチップが二強です。ただ、最近はゲームの推奨環境などでもGeForce表記のほうが目につくような印象でしたので、最初からGeForce狙いで探しました。

わたしが今回買ったのは、こちらのGT730というグラボ。実際には、msi社製のものですが、型番が同じであれば同等の仕様は満たします。

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Geforceとは

多くのゲームでは、グラフィックボードの推奨環境が書かれています。そこによく出てきますのは、NVIDIA社のGPU(演算チップ)であるGeForceというブランドです。

そのチップを使用したグラボが、各社から発売されています。推奨のGPUを搭載したグラボであれば、問題ないということになります。

2016年4月現在のGPUでは、GeForceのGTX980という型番のGPUチップが最高スペックで提供されています。型番が大きくなるほど高性能となっています。

>>人気の「gtx980 – グラフィックボード」一覧はこちら。
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なんと、これだけで2016年4月19日現在Amazonで約68000円します。PS4が余裕で買えるほどの値段、でもそれくらい高性能なチップで人気があります。

さて、わたしが買ったグラボは以下のGT730。実際に買ったのはmsi社製のものですが、前述のように推奨されているチップの型番が問題なければ大丈夫なので、どのメーカーのものでも構いません。

ただ事前に、かなりチップの温度が熱くなって故障するということが書かれていたので、ファン付きはマストでした。あとは値段が同じでしたので、ゲーミングパソコンなどで定評のあるmsi社のを買いました。

>>人気の「geforce – グラフィックボード」一覧はこちら。
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msiとは

msiはグラフィックボードやマザーボードなど、世界的に有名なチップメーカーです。

最近では、ゲーミングの分野でも積極的にプロゲームチームに協賛するなど、品質だけでなく知名度も飛躍的にあがっているメーカーです。

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自作PCにグラボを装着する

グラボ購入前の準備

まずそもそも、グラボが挿せるのかを確認しなければいけません。

・スロット(小さい差し込みが外側にあるスロットです)
・上下の空き(グラボによっては2段分とります)
・電源(別途電源を必要とするときは配線や容量)
・大きさ(大きいものを買ってしまうと泣けます)

わたしのPC内部はこんな感じになっていました。下にUSBのカードを指していますので、1段。
CIMG5380

あと、配線もそれなりにあって、HDDやSSDに電源を使っていて、USBも結構使っていますので、電源も大きくないものを選ばないと、という感じです。

横幅13cm、高さ2cm以内には収めないとダメそう。

GeForceGT730を購入

事前にだいたいの型番を調べ、お店へ直行。そこで、薄型のGeForce系はGT730でした。玄人志向とmsiとがあって、どちらもファン付きで良い感じでしたが、値段は同じでしたので、msiを選びました。

Amazonでは少し安かったですね、まあ送料とかも考えると納得。msiは2016年4月19日時点では売ってない模様です。

グラボ、背面の金具、ドライバCD、取説、保証書が入っています。
CIMG5357

というわけで、さして見るとこんな感じです。ミニタワーでも問題なくおさまる大きさですね。
CIMG5384

電源を他から供給しなくて良いのがいいですね。多くの電源を使うとなると発熱も当然増えますからね。これくらいで良いです。

ドライバの更新

Windows10のドライバ更新のためのダウンロードページはこちらです。
>>Drivers | GeForce

わたしは再起動したら自動的にNVIDIAコントロールパネルが更新されていたので、とりあえずそのまま使っています(いいのかw!)。
ドライバの更新

パソコンがパワーアップ

さて、わたしのデスクトップパソコンのスペックですが、こんな感じです。

・Intel Core i5 2400S 2.5GHz
・メモリ 8GB
・Windows10

グラフィックボードはオンボードのインテルでした。
グラボを拡張

グラボ取り付け後の測定

調べ方は、クリスタマークというソフトで、GT730装着前と後とを計測。最初からバリバリ3Dだとアレかなあと。
クリスタルベンチを試す
>>CrystalMark – 窓の杜ライブラリ

ベンチマークソフトを起動させますと、さまざまな計算や負荷をかける処理が続きます。表示については、3Dやワイヤフレームやポリゴンを徐々に増やして負荷をかけていく感じです。テクスチャの枚数が増えていきますと、だんだん限界のFPSになっていきますが、それでもなんとか動いてくれています。
ポリゴン

さて、スコアは以下のとおり。
ベンチマーク

おおおおおおおおおーーーー!なんと通常のメモリアクセスまでスコアが上がっています。
早くなった

グラボの温度もほとんど変わらず。※後述の温度を測るフリーソフトで調べますと、もうちょっと高かったですが。
温度

ベンチマーク結果は、下3つのグラフィック関連が劇的に増えていますね。まあ当たり前ですがw。

デジカメのサムネイル表示が高速化

サムネイル

これはあくまで体感値でしかないのですが、大量のデジカメのサムネイル表示が速くなった気がします。

わたしは日々、結構な枚数、デジカメを撮るので、これは目論見どおりにパワーアップして嬉しかったです。

グラボ取り付け後、温度やアプリなど試した

まあ今までグラボを付けていなかったので、3D性能が上がるのは当たり前です。なので、ベンチマークもやってみますが、基本的に温度のチェック重視で確認してみました。

>>【図説】GPU、CPU、HDD、メモリなどの温度や使用率や電圧をリアルタイム確認できるフリーソフト(ガジェット)の「Open Hardware Monitor」 – よっちーの小屋

こことかを見ますと、かなりの温度になるようで、ファン付き買っておいて良かったー。

グラボの温度計測フリーソフト

オープンソフトで開発がされているこちらをダウンロード。
>>Open Hardware Monitor – Core temp, fan speed and voltages in a free software gadget

とくに難しい設定なしに、exeファイルをダブルクリックですぐに使えました。すごく便利。

ゲームの動作環境チェック

人気FPSゲームであるAVAをリリースしています株式会社ゲームオン。そのゲームポータルであるPmangで、動作可能かどうかのチェックができます。
黒い砂漠はダメだったよ

こちらの公式サイトで、Pmangのリリースしているゲームを一通りチェックしてくれます。
>>動作環境チェック|Pmang(ピーマン) |ゲームオン運営

GT730とわたしの環境では、FPS関連はダメでしたね。あとはまあ大丈夫そう。まあそんなものかと。

まずはドラクエで試す!なんと7.8倍に!

ドラクエベンチマーク

低スペックでも動作すると聞いていた、ドラクエのベンチマークを試しました。すると、なんと7.8倍!
>>「ドラゴンクエストX」最新のベンチマークソフトを公開 – GAME Watch

7500円でここまでパソコンをパワーアップできるのはすばらしいですね。

おすすめの3Dベンチマーク・MHF-G

モンハン

おすすめはモンハン(MHF-G)の3Dベンチマーク。モンスターハンターフロンティアのベンチマークソフトは、ダウンロードの容量が127MBしかなく小さいのですぐに終わります。
>>カプコンオンラインゲームズ:MHF-G公式メンバーサイト ファンワールド

最新のFF14ベンチマークなどは、1.6GBもあるのでかなり待ちますが、他の3Dベンチマークソフトの紹介リンクはこちら。
>>3D CGのベンチマークテスト一覧 – オンラインゲーム

いやあ今のゲームはほんと綺麗ですね。設定はHD画質でフルサイズにして、モンハンベンチマークのスコアは3100台。
モンハン ベンチマーク

最新グラボのGTX980などがスコア31000台など、スペック的の比較としては全く及びませんが、まあそもそも古いPCなのでこれでも十分です。

ところで、グラボの排熱ですが、温度は61度。やっぱり3Dをガンガン使うと上がりますね。もう少し続けると70度くらいまで上がるのかもしれません。でもほんとファン付きで良かったなと思いました。
グラボの熱

温度計を近づけてみると、それほどなんですけどね。しっかり排熱されているということでしょうか。
グラボの排熱

手で触っても全然大丈夫でした。
グラボの排熱

それでは、他の3D関連のテストも、どんどんしてみましょう!

Googleアースで見たルイ・ヴィトン財団が!

デスクトップアプリ版のGoogleアースは3D表示ができ、世界中をバーチャルに旅することができます。

>>Google Earth

楽しいですね。GPUの温度は44度。これで、ネットが早ければかなり快適に見られるんじゃないかと思いました。

ただ、どうやらGoogleアース3Dプラグインが廃止されたため、世界中で開発された3Dドライビングデータなどは、もう使えないそうです。残念!
>>Google Geo Developers Blog: Announcing deprecation of the Google Earth API

さて、Googleアースのデフォルトのツアーにあるエッフェル塔に行きました。
Googleアースでエッフェル塔

しばらく空中散歩をしていると、なにやら不思議な物体が!
ルイビトン

気になったので、Googleアース:編集>ビューの現在地をコピー としますと、表示されている場所の緯度経度がクリップボードにコピーできます。

そして、ブラウザを立ち上げGoogleマップに貼り付けて検索・・・。

なんと・・・、ルイ・ヴィトン財団でした!すげえ。

ルイ・ヴィトン財団
>>Fondation Louis Vuitton – Site web officiel

いやはや、ルイ・ヴィトンってこんなに凄いんですね。世界のお金持ちは桁が違います。

この間、結構、空中散歩などで3Dを酷使してましたが、それでもグラボのGPUの温度は、40~44度くらい。排熱がいい感じですねー、さすがmsi!すばらしい。

もうネットも高速回線にしたくなってきました。高速回線はソネットNUROがおすすめです。

フライトシミュレーターもある

Googleアースでは、メニューにフライトシミュレーターがあります。
Googleアースのフライトシミュレーター

ヘルプを見ると、いちおうの操作は書いてあるのですが、これが結構難しい。というか、まったく歯が立たなかったです。もっとお気楽に世界を遊泳したかった・・・。

FFXIVベンチマークは高品質モードで「快適」

https://www.youtube.com/watch?v=fR9l0X-wCrI

高品質モードで1280×720 で FFXIVベンチマークしてみました。

SCOREは、快適で4506。
ff

PCのスペックは、Core i5-2400S 2.5GHz、Windows10 64bit という一世代のものながら、画質を落とせば全然いけそうで嬉しいです。7000円でこれなら十分納得。

>>ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

フリーの3Dレーシングゲームを試乗

Windowsストアから、RacingCityという3Dレーシングゲームをダウンロード。50MG程度なのでダウンロードもすぐに終わります。

city racing
>>City Racing 3D – Windows Games on Microsoft Store

とりあえず、英語版なのと、無料版だと制限があるのと、Windowsタブレット向けなのかアクセスなどをマウスでクリックしないといけないなど、デスクトップパソコンですとなかなか制限があるのですが、無料でもそれなりに楽しめます。
city racing

で、GT730の温度ですが、39度。うーん素晴らしい。まあ3年前くらいのタイトルでしたら、普通に遊べそうな気がしてきました。

関連情報リンク

こちらは玄人志向のGT730レビュー。補助電源無しでコスパの良さを評価。ほんとそう思う。
>>GeForce GT730導入レビュー!製品GF-GT730-LE1GHD/D5

GT730はスリムタワーのパソコンにも入れられるのが魅力ですよね。
>>スリムタワーPCのグラフィックボード(ビデオカード)を交換する: そのパソコンまだ使えますよ!

具体的にこの機種にGT730のグラボをさせますか?という質問が多数。ネックがあるとすると電源みたい。
>>「GT730」の検索結果(Q&A) – Yahoo!知恵袋

ドライバはWindowsUpdate経由のほうが良いとの意見も。今回ので良かったのかな。
>>3Dゲームをするとパソコンの電源が落ち、強制的に再起動させられ… – Yahoo!知恵袋

ドスパラは安定して記事の品質が良いのが好感。母体のサードウェーブは関東IT健保組合にも加盟している企業。
>>グラフィックボード別性能比較ベンチマークテスト|ドスパラ公式通販サイト

msiのノートパソコン開封レビュー。欲しくなる。
>>msi製ノートパソコンを買ったのでレビュー!|ギャッターのフリーソフト広場

いやはやほんとGoogleアースって凄いですよね。
>>なにこれスゴい!Googleアースがエジプト城区に発見した謎の建造物が話題に【動画】 – AOLニュース

3ペタ・・・だと。
>>Google Earthのデータベースは「3ペタバイト」をはるかに超えている? – GIGAZINE

まとめ

正直、7500円でここまで遊べますと、コスパは凄く良いと感じました。

>>人気の「geforce – グラフィックボード」一覧はこちら。
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ゲーミング
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最新ゲームでも、最低画質にすれば遊べる。そんなこともレビューされてたりしますので、この値段なら納得の結果で良かったです。

メモリ、SSD、グラボなど、パソコンのパワーアップは本当に楽しいですね。そうとう古いPCですが、まだまだ遊べそうです。

みなさんも、雨で外に出かけられない時など、自宅のPCをメンテしてみてはいかがでしょうか。パワーアップは楽しいですよ!

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ゲームパッド欲しくなった。