片付け含め完成40分!簡単パンの作り方~魚焼きグリル編

家族で楽しんで作ってみて!オーブン無くても大丈夫です。こねる場所とか無くても大丈夫です。時間がなくても大丈夫です。ほんとパンって簡単なんですよ。難しいってイメージあるかもしれませんが、慣れてしまえば楽チン。基本を理解すれば米粉パンとかフランスパンとか応用もいくらでも効くんです。

そんな簡単ふわふわパンの作り方レシピをご紹介します。魚焼きグリルで焼きます。私はずっとこの方法です。

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ふわふわパンの材料

丸パン4個の材料

  • 強力粉 120g
  • ドライイースト 2g
  • はちみつ 6g
  • 塩 2g

たったこれだけ。
全部100円ショップで手に入ります。リーンなパンならこれだけでいいんです。

バターとか牛乳とか入れるとマイルドになるんですけど(リッチなパン)、それはまた分量や焼き加減などが変わるので、まずは基本をおさえるのがオススメ。ちなみに、フランスパンもこのレシピで全然いけますよー。

器具はこちら。

  • ボール
  • 計量カップ
  • デジタルスケール
  • タイマー
  • サランラップ
  • スケッパー
  • 泡立て器
  • はし
  • しゃもじ
  • クッキングシート
  • 温度計
  • 霧吹き
  • キッチンペーパー
  • 網台(焼きたてのパンが置ければ何でもOK)
  • 段ボールで手作り板
  • アルミ箔
  • 軍手

温度計とデジタルスケール以外は100円ショップで買えます。さすがに、この2つは正確さがないとダメなので、ここはさすがに仕方ありませんね。オーブンで200度がしっかり焼ける場合は温度計は不要なんですけど、オーブンレンジによっては、ほんと温度が上がらないのがあるので、オーブンレンジでやる場合でもあったほうが安心ですよ。

ネガティブフィードバック「言いにくいこと」を相手にきちんと伝える技術 : 難波 猛

Instagramなどで見つけたレシピどおりに作っても失敗する!そういう場合の原因のほとんどは、温度です。たいてい、Instagramなどのレシピでも「オーブンはご自宅のものに合わせて調整してくださいね」と保険をかけた文章が載っていますよね。

そうなんです。オーブンの型番(同一の型番でも生産時期などによってばらつきがある)、ドアをあけた時間(熱が逃げる)、パンを乗せる鉄板の材質(熱伝導率が変わる)など、熱を構成する機材はほとんどかぶることはありません。また、書いてないことがほとんどです。

なぜ書いてないかって?それは、そうして条件を限定してしまうと、その前提をクリアできる人しか見ないため、いいね数や表示回数が減ってしまうからです。

ですので、ほとんどの失敗は温度管理って覚えておくとよいです。逆にいえば、温度を攻略すると、まず失敗しませんし、自分で応用できるようになります。

そのため、一番重要な機材と言われたら、わたしは温度計と自信をもっていいます。温度管理をマスターしてから失敗がなくなりました。かりに失敗しても原因がわかるようになりました。

それくらい、温度は実際にはかってみると、オーブンの設定温度と変わるものです。オーブンの温度を信用してはいけません。

ふわふわパンの作り方~考え方

パンの作り方の基本は次の3つしかありません。

こねて、発酵させて、焼く

たったこれだけです。どんなパンであってもこの3工程です。究極的には小麦粉焼き。でも、その広がりにパンの奥深さを感じますよね。つまり、パンを焼くときにも、それぞれの工程でどう調整すれば何が変わるのかを理解することがポイントです。

ふわふわパンの作り方~準備編

ドライイースト2g、はちみつ6gを測り、そこに40度のお湯を100ccになるように入れます。給湯器のお湯で調度よいです(1)。このイースト湯はだいたい5分以上は放置してください。そうしますと、ビールのような泡が出てくるはず。これがイーストが目覚めた証拠です。
パン1

あと、多くのレシピでは、この材料ですと、おそらく70ccくらいに書いてあると思います。そのほうが失敗がないです。ただ、こねるときかなり力がいるのと、発酵時間が短くてすむので私は水多めをオススメ。

ようは粉が120gで水100ccという基本さえおさえればよくて、いろいろ試しましたが、粉20%くらいまでなら遊びがOKです。今回は強力粉100gにして、全粒粉を20g入れてみます。全粒粉とは、小麦の外皮の部分も含めた小麦粉でミネラルがとても豊富で味に深みができます。抹茶でも薄力粉でも米粉でも、心配であれば10%くらい、ならぜんぜんOKです。
パン0

強力粉100g、塩2g、全粒粉20gを混ぜます。泡立て器でしっかりちゃんと混ざるようにかき混ぜます。塩は発酵を抑えるので多すぎないように。
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(1)でつくったイーストお湯を混ぜます。これもたいていのレシピでは塩をわけましょうとか、穴を掘りましょうとか書いてありますが、ぜんぜん気にしなくて大丈夫です。
パン2

はしでまぜるとくっつかなくて良いです。
パン3

ある程度まとまってきたら、しゃもじで捏ねます。ここで長くすればグルテンがしっかりもちもちとするパンになりますし、軽く混ぜるだけでも全然OKですし、お好みで。
パン4

とりあえず、ボールにくっつかなくなるまでは捏ねましょう。まあ私は2~3分ですかね。捏ねる場合は10分くらいぐるぐるやっていいと思います。
パン5

捏ねが終わったら200度のレンジで20秒、チンします。
パン6

200度20秒!
これ絶対守ってください。これが実質の1次発酵になるのですが、これ以上やってしまうとイーストが死んでしまうので、もう取り返しがつかなくなります。時短の秘密はここなのですが、ホントここだけ注意。

捏ね工程のポイント

  • ドライイーストを5分、予備発酵させる。
  • 強力粉、塩の分量をしっかりはかる。
  • 5分捏ねて、レンジ200度20秒でチン。

ふわふわパンを成型する

レンジから出します。あらかじめラップを引いて強力粉をまぶしておくと、片付けが楽です。
パン7

この間、オーブンを発酵モードにして40度に温めておきます。すぐに温まらないんですよねえ、とくに冬場とか。

スケッパーで切り分けます。手でちぎってはいけません。手でちぎるとせっかくのグルテンの網目構造がここで壊れてしまうのです。そして同じ大きさにします。だいたいでいいのですが、当サイズにしてください。そうしませんと焼き時間が変わるので焼きムラになります
パン8

丸めていきます。ここは楽しいのでお子様とやるといいと思います。ひも状に伸ばしてくるくる~っとしてツイストパンとか。
パン9

だいたい4つが、熱の通りやすさや焼き加減的には良いかと思います。焼成時にかなり膨らむので、これくらい間隔開けないとダメです。
パン10

手作りのダンボール板にキッチンペーパーを引いておきます。これで、焼成時にすすーっと魚焼きグリルにサーブできます。

発酵モードで40度に温まったオーブンで発酵させます。だいたい15分くらい。冬場は20分くらいですね。
パン11

乾燥しないように、水をはった小皿を置いておくと良いです。あと、私は手作りで針金とサランラップで乾燥を防ぐカバーを作りました。

あと、この発酵中に片付けをしておきます。私はキッチンペーパーでふきふきもしてしまうので、焼き終われば収納までも出来ます。
パン12

あとさらに、ここでガス台の魚焼きグリルにも火を付けておきます。200度になるように注意してください。
パン13

匂いは100%付きません。
よく誤解があるのですが、匂いは全く付きません、というか付きようが無いんです。パンを焼くときには、パンの内部から水蒸気が出続けます。つまり外向きの空気の流れしかないのです。ですから魚焼きグリル内の匂いは100%付きません。匂いに超敏感な妻で試しましたので、ほんと大丈夫です。

成型のポイント

  • スケッパーで等分する。
  • オーブンを発酵モードで温めておく。
  • 焼き上がり用に隙間をあけて並べる。

ふわふわパンの焼き方

発酵後に軽く霧吹きをします。

そして、アルミ箔をかけて、熱くなった魚焼きグリルに投入します。この時、温度は200度です。
パン14

必ず軍手してください。

アルミ箔をかけないと、即効で焦げますw。焼き時間ですが、基本は、
200度15分です。
パン18

魚焼きグリルなので、200度をキープは出来ません。ですから、温度計を見ながら数分つけては消してを繰り返します。私はだいたい2~3分間隔でつけたり消したりしています。
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ここでちょっと休憩はできます。
パン17

場所によって焼き加減が変わるので、たまに場所を入れ替えます。ただあまり開きすぎても温度が下がるので、私は5分間隔くらいでローテーションします。
パン16

目安はパンの底面の焼き色がキツネ色になったらOKです。だいたい15分くらい。
パン21

完成です!
パン19

焼成のポイント

  • あらかじめ魚焼きグリルを200度にあたためておく。
  • 軍手をして、投入時に霧吹き。
  • 投入後は温度と焼く位置を気をつける。

シンプルな材料でリーンな丸パンの出来上がりです。発酵回数を多くすれば、さらにふっくら軽いパンになります。
パン20

応用編

今回のレシピのように、基本さえわかってしまえば、20%までならどんな粉を入れても大丈夫です。

今回は全粒粉を入れましたが、米粉でもいいでしょうし、きなこでもいいと思います。

基本がわかると本当に楽しいですよ。たとえばアルミ箔が熱を通さない、ということがわかるとこんな応用も出来ちゃう。
アルミ箔で隠すとこんな焼き上がりに。

成型も楽しくて、文字も作れちゃう。成型だけを子供たちに手伝ってもらうとかすると楽しいですよ!
文字も焼けちゃう

ホームベーカリーとか無くても全然大丈夫です。器具もすぐに揃うものばかりですので、おすすめです。

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じつは、そもそもこねる必要さえない、という。ほんとです。発行して膨らめばいいので。

軍手を必ずして、火傷には気をつけてくださいね!

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