ほとんど100円ショップで入手可能。
ほんとパン作りって面白い。自然と酵母とたわむれて、生きてるって感じがして楽しいです。
というわけで、今回は準備編。一見すると「こんなに!」って思うかもしれませんが、ほとんど家庭にあるはず。また、100円ショップでほぼ揃いますので、安くすみます。オーブン用温度計とデジタル測り以外は、家にあるもの、100円ショップ購入で大丈夫ですよー。
通販で買うと高いですので。以下はあくまで準備リストくらいに思ってください。
追記:2015年8月1日 発酵におすすめの発泡スチロールを加筆。
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計量カップなど器具類・準備物
基本的に、ほとんど家庭にある、もしくは100円ショップで買えます。それで十分です。
ただ、デジタルメーターだけは投資してください。できれば、オーブン用温度計も。デジタルメーターはさすがに必須です。
・箸
粉とお湯をかき混ぜるのに使います。
田中箸店 箸 スス竹 桜吹雪 22.5cm 赤 お弁当/土産/おみやげ/日本みやげ Chopstick
・しゃもじ
生地をボールで捏ねるときに使います。
・計量カップ
100cc未満がしっかり測れるメモリが細かいものを選んでください。100円ショップでも売ってないお店も結構ありますが、ここは妥協しないでください。デジタルメーターと同様、出来に影響します。
パール金属 make a good 耐熱計量カップ200ml C-4955
・ボール
この中で生地を捏ねますので、軽いほうがいいと思います。ただ、この中で発酵させますので、プラスティックは無しで。私は100円ショップで2つ買いました。なんだかんだであると便利。
・デジタルメーター
これはさすがに100円ショップでは買えませんが、一番重要といってもいいです。ちょっとグラムが変わっただけで出来が変わります。ここはしっかり投資してください。
TANITA デジタルクッキングスケール ホワイト KD187-WH
・オーブン用温度計
これを買ってから私、いっきに世界が変わりました。オーブンレンジとかの温度って実はかなり低いことがわかり、これだけを見て作るようになったら失敗なくなりました。むちゃくちゃマストアイテムです。
・アルミホイル
焼成時、焦げ付きを防ぐためにパンにかけます。
・サランラップ
成形するときに敷物として使います。後片付けが簡単になります。
・ペーパータオル
これも片付けのときに拭くのに使います。
・タッパー容器
余った粉などを閉まって冷蔵庫へ入れます。冷蔵庫に入るギリギリの大きめのを2つ買いました。粉、イースト、はちみつなどを入れてます。
・軍手
焼きあがったパンを取り出したり、焼成途中でひっくり返したり、焼きのときには大活躍です。
【洗って使える2本編】作業用軍手 1ダース G-600N: DIY・工具
・霧吹き
焼成前に生地に水を吹きかけます。上面が焦げるなど、オーブンの調子によって使用。
・銅板
これはさすがに必須ではありませんが、底面の焼き上がりが変わります。銅は熱伝導率が良いので、底面もしっかり焼けるようになります。
Amazon.co.jp | 銅板 0.5×60×80mm【金属工芸・金工具 金網・金属板】B11-7409 | ホビー 通販
・クープナイフ
フランスパンなどクープ(切れ込み)が必要なパンに使います。
・温度計
予備発酵させるときに、40度をしっかり測ると全然変わりますよ。
TANITA デジタル温度計 【料理用温度計】 グリーン TT-533-GR
・シリコンマット
捏ねるときにあると便利。
・スケッパー
パン生地をスパッ!と切るための重要アイテム。
・発酵用の発泡スチロール
40度のお湯を張ったボウルとパン生地を入れておくと、どうも発酵に最適ということらしいです。ちょっとまだ試したことはないのですが、たしかに保温性は良さそうですもんね。
お一人様5点限り 発泡スチロールB TIS-210K(IV)(W44×D34×H22cm)
パン作りのための材料
全粒粉を使わなくても大丈夫。で、強力粉とドライイーストとはちみつは、100円ローソンで入手可能です。
バターとか、脱脂粉乳とかもいれると、リッチになってふっくらするのですが、その分量やバランスが難しいので、まずは最低限の基本をマスターしましょう。
・強力粉
とくにどの強力粉でも構いません。粉によって水分量とか変わりますが、湿度によっても変わるわけで、結局混ぜるときに調整しますので。
・全粒粉
経験上、20%までなら別の粉を入れても大丈夫。ちゃんと膨らみます。もちもちとした食感を出したいなら、米粉とか。個人的にオススメは全粒粉。味に深みが出ます。一方で全粒粉100%にしちゃうと、膨らみません。
健康フーズ パン用小麦粉全粒粉配合(国産小麦粉100%使用) 700g: 食品・飲料・お酒
・ドライイースト
天然酵母とかもいつか使ってみたいですが、まあドライイーストが使いやすくていいいかと。封を開けたらタッパか何かに入れて冷蔵庫へしまいましょう。
日清 スーパーカメリヤ ドライイースト 50g×1袋: 食品・飲料・お酒
・はちみつ
メープルシロップはNGですよ。砂糖でもいいのですが、はちみつのほうが予備発酵早い気がします。カロリーオフの人工甘味料の砂糖もダメです。
サクラ印 純粋はちみつポリ容器 500g: 食品・飲料・お酒
・塩
これがないとイースト臭が抜けません。
・バター
材料には入れませんが、発酵時にボール内側に塗るとか、フランスパンの切れ目(クープ)に垂らすとかいろいろ使えます。オリーブオイルをピュッピュッって出る容器に入れたものでもいいかも。
meiji 明治チューブでバター1/3 160g×3本set 要冷蔵: 食品・飲料・お酒
オーブンなど設備・器具類
オーブンレンジでもいいのですが、まあこういう器具があればできちゃいますよ、ということで。ちなみに私は、魚焼き用グリルで焼きます。以下のいずれも持っていません。
・コンベクションオーブン
いわゆるオーブントースターで熱風で対流できるもの。とはいっても、もう1万円しません。レビューを見て、これかTIGERのかがいいかと思います。
ちなみに、家庭にある普通のオーブントースターでもできるものもあるのですが、我が家のは安全装置が効いてしまうタイプで、温度が上昇すると勝手に温度を下げるという仕様で全然使えませんでした。
TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B
・セラミックファンヒーター
ドライヤーやこたつでもいいと思います。発酵時に使うのですが、ようは40度にキープできればいいので、ダンボールか何かで暖かさを閉じ込めつつ、温風を送れればOK。
もちろん、オーブンレンジの発酵機能で全然OKですよw!
なお、水槽などに使うヒーターを使って一定温度のお湯でやる人もいるみたいですね。ただ、40度くらいがいいので、あまり高温なのはないので、ちょっと難しそう。
TEKNOS モバイルセラミックヒーター オレンジ TS-320
日本ニーダー(KNEADER) 洗えてたためる発酵器mini PF100
冬場はほんと膨らまないので、発酵器ほしい。
発泡スチロールB TIS-210K(IV)(W44×D34×H22cm)
まあ、発泡スチロールにお湯をはったコップと一緒に入れればいいんですけどね。
・電気ケトル
40度のお湯が用意できれば必要ありません。この機種も最低温度が50度なので、ちょっと水をたさないと酵母が死んでしまうので注意。
TESCOM PureBlack 電気ケトル ホワイト TKE200-W
超簡単パン作りの基本レシピ
強力粉 120g + 塩 2g
40度のお湯 100cc(はちみつ、イースト含めて)
はちみつ 8g
ドライイースト 2g
おそらくクックパッドとかですと、強力粉100g、お湯65ccとかが多いと思います。ようは水分が3分の2なんですよ。
でも、これくらい水分があったほうが生地が柔らかくなって短時間で膨らみやすくなります。上記の配合ですと、おそらく発酵に30分は必要になります。
パン作りで失敗しないために
私はいまや、オーブン、トースター、魚焼きグリル、フライパン、どんな釜でも焼けるようになりましたが、パン作りで失敗しないためにはコツがあります。
パン作りは、基本「こねて・発酵させて・焼く」だけのいわば小麦粉焼きです。しかし、なぜこれほどまでにバリエーションがあるのか、という奥深さに魅了されます。
そして、失敗を決定づける工程はなんといっても「焼き」なのです。焼きが失敗しますと、生焼け、焦げ、餡こ飛び出しなど、明らかな失敗として、それまでの努力がいっきに無駄になったような気持ちになり、かなり凹みますよね。
しかも、誰かに食べてもらうとなると、ほとんどの人は、市販のパンをイメージしますから、それはもう口には出さないものの、顔を見るとわかるみたいな感じになりますよね。
ホームベーカリーを使ってても失敗するという投稿をよくみます。しかし、これも、おそらくは発酵などの不備が焼きでカバーできないためだと思います。そうなんです、焼きをコントロールできれば、それまでの工程のミスをカバーもできるんです。
たとえば、発酵が失敗してほとんど膨らまかなったら、ピザやナンに変えちゃえばいいんですw。
パン作りの成功は焼きにかかっているといっても過言ではないのです。
ですから、それを完全にコントロールするためには、オーブン用温度計が不可欠なのです。
実際、オーブン用温度計を買われたら、ご自宅のオーブンレンジのオーブンモードで200度にして、温度を測ってみてください。おそらくイメージと全然違うと思います。
よくクックパッドなどのレシピに「オーブンによって癖がありますから、いろいろと試してみてくださいねー」などと書いてあるのはそういうことです。
もちろん、私も焼きを完璧にコントロールできるわけではありません。しかし、オーブン用温度計を使い、温度をしっかり見るようにして、火加減を調整するようになったら、明らかなミスはほとんどなくなりました。そして、基本がわかりましたので、オーブンでもグリルでもフライパンでも何でも焼けるようになったというわけです。
基本は200度15分。
これを軸に、いろいろなパンや釜によって調整していけば良いわけです。新しい釜はまず、何もいれずに何分で200度になるかなど、性能を調べてから必ず焼くようにしています。
さて、失敗に関して、オススメ書籍はこちら。いわゆる失敗についてしっかり解説してくれています。
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本: 坂本りか: 本
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