フライパンでパン作り!簡単レシピで手軽に焼けるコツを紹介します

フライパンパン焼いたよ

フライパンでも焼けます。

パンは究極的には「小麦粉焼き」なので、ようは捏ねて発酵させて焼けばできます。その焼きの部分をフライパンにする、というだけで、その内容をしっかりオーブンのように温度調整すればよいだけです。

高さのある鍋を使いましたが、基本はいっしょ。鍋の中を200度に15~20分間たもてば良いだけです。ほかは通常のつくりかたと全くいっしょ。

簡単、かつオーブンがない人でもふわふわパンができますので、オススメです。そして、呼ばれれば、あなたのオフィスに焼きに行きますよ!

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フライパンでパン作りするための準備

フライパン(鍋)は20cmの高さのあるものを使いました。フタ付きでイオンで980円という安さ。ただ、何回も使っているうちに、外側の塗装が剥げてきてしまいました。つぎは塗装がないやつ買う。

鍋の下にアルミ箔をぐりぐり丸めたものを並べて、直接鍋底にパンが置かれないようにします。その上で、20cmの大きさのパンですと、20gの丸パンを七つ並べるのがベストな感じです。

<材料>
・強力粉 130g
・脱脂粉乳 10g
・スティックシュガー 1本
・塩 3g
・ドライイースト 3g(1袋)・・・A
・はちみつ 6g・・・A
・40度のお湯100ccくらい
(粉の混ざり具合をみて増減、最初は70ccくらいでもいいかも)

1.予備発酵させる

計量カップにドライイーストとはちみつを入れ、40度のお湯で溶かします。このとき40度以上にしないでください。イーストが死んでしまいます。5分くらいしますとビールのように泡立ってくるので、イーストがガスを出すという発酵のはじまりがわかります。

2.材料を混ぜる

A以外の材料をボールに投入、泡立て器でよくかき混ぜます。ここでちゃんと混ぜないと発酵がうまくいかないので重要です。

まぜた後に、ちょっとづつAの溶かしたイーストを混ぜていきます。私はお箸の逆で混ぜます。湿気があるとすぐにべとべとになりますし、乾燥していれば100cc以上入れてもいいかもしれません。ここは杓子定規にならないでください。目安はちょっと粉がパラパラとまとまらず残っているくらいです。捏ねていくとパラパラしたものもちゃんと混ざります。

3.捏ねる

しゃもじでお箸についた生地を削ぎ取り、ボールの中でぐりんぐりんと混ぜていきます。私は5分くらい混ぜますが、これは好みで良いでしょう。粉をひいたテーブルに出して手でこねるのも勿論ありです。捏ねるほどグルテンが出てきて弾力のあるパンになります。

4.一次発酵させる

生地をソフトボールくらいの1つの大きな塊にしたら、ボールにラップをかけ30分ほど待ちます。温かいところに置く、フタ付きの発泡スチロールにお湯とともに入れる、温風セラミックヒーターで温めるなど、やりやすい方法で40度程度を維持してください。生地が2倍ほどに膨らめば1時発酵終了です。

私は時間がないときは、電子レンジで200度(低い温度)にして、15秒ほどチンして、1次発酵としちゃいます。

5.成型する

スケッパーで生地を七つに切ります。デジタルメーターで正確に測ったほうが焼きにムラが無くなるのできれいに焼けます。

聞き手と逆の手で生地をもち、くるくると右手で回しながら、外側とつまんで中に入れる、また回す、また中に入れる、を繰り返します。だんだんと底面が伸びてきてつるんとしたカタチになります。ある程度やりましたら中に入れる動作を、くるんと摘んで蓋を閉じるようなカタチで閉じれば完成です。

あらかじめクッキングシートひいておいてください。そこに、七等分された生地をフライパンに綺麗にならべます。焼成が始まりますと膨らみますので、隙間はあけてくださいね。
丸パンもいける
※生地の上にアルミ箔を載せていますが、そこだけ焼き色をつけないようにする焼き方です。焼成後アルミ箔をとりますと、そこだけ焼けておらず文字が浮かび上がります。日焼けの後が残るところとそうでないところ、みたいな感じです。・・・あ、画像は4個のときのものですね、撮り忘れました。

6.二次発酵させる

フライパンに並べましたら蓋をします。コンロにかけます。強火をつけて5数えて消します。そうしますと、フライパンが手で触れるくらいの暖かさになるはずです。これを覚めたらまた繰り返すなどして、ようは40度程度の温度を維持し、二次発酵にするわけです。厳密にやらなくても、なんかフライパンが冷めてきたなと思ったら、また火をつけ1・2・3・4・5数え、暖かさをキープします。

隙間がなくなるくらい、約1.5倍、に生地が膨らみましたら、いよいよ焼きに入ります。

なおフライパンの蓋は透明のものが見やすく、確認時に冷気が入らずに済むのでオススメです。

200cmの鍋ですと100円ショップで買ったケーキ作り用の金型が調度良かったです。2次発酵前はこれくらい隙間があっても大丈夫。
膨らむ前

発酵しますと、こんなに膨らみます。焼き始めますと、さらに膨らみ上に伸びてきます。
膨らんだ後

7.予熱で温めておく

膨らんだ生地を、クッキングシートをつまんで、フライパンの外に一旦とりだします。

そして、フライパンの中にオーブン用の温度計を入れ、五分程度、強火をともしますと、フライパンの中は200度ほどに上昇します。

軍手をはめて、生地を投入します。あとは、温度計を見ながら200度前後で安定するように火加減を調整してください。とにかく温度管理で決まります。

さて、5分くらいしましたら少し生地を触ってみます。ひっくり返せるようであれば、そこで生地をひっくり返します。逆にしませんと底面がこげてしまうんですね。

まわりもだんだんと焦げてきます。きつね色になったあたりで、生地の外周をアルミ箔でガードすれば焦げの進行を遅らせられます。目安は手に持った重さで、水気をふくみずっしりとしていたらもう少し焼く、といった感じで見守り、この分量でしたら最長でも20分で焼き上がります。
ふわふわパン1

焼き上がりましたら、網にのせて10分程度粗熱を取りましょう。小さいのでそれくらいで大丈夫です。

材料的にはバターを入れていませんで、物足りないかもしれませんが、油分で内部の温度が高くなるため、加えるときは焼成時には火力などいろいろと調整してください。

基本がわかればバリエーションも

アンパン焼いた

20cmのなべですと、だいたいそれくらい分量です。ですので、生地を四等分して並べても良いですし、上記のようにあんを包んでも良いでしょう。

いずれにせよフライパンでやけるということは、カセットガスコンロを使えば(風対策をして)屋外でもパンを焼ける、ということです。バーベキューなどで盛り上がると良いですね。

>>簡単パン作り 炊飯器のレシピ 13品 [クックパッド]

レシピサイトでは、炊飯器で焼く手法もけっこう普通にやられてるようですね。それでも、どこの家庭にでもあるフライパンで焼けるので、ぜひ家族そろっておやつにパンを焼いてみてください。

ネガティブフィードバック「言いにくいこと」を相手にきちんと伝える技術 : 難波 猛

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ほんとふんわり美味しいよ。