テンキーレス エルゴノミクスキーボード Perixx PERIBOARD-413W レビュー。コンパクトで手首が疲れない

仕事がらキーボードにはこだわりがあります。長年つかっていたエルゴノミクスキーボードに、待望のテンキーレスが登場しましたので、早速買いました。

結論としては、おすすめです。

  • キー配置がハの字になっている
  • テンキーがない
  • パームレストのように手首をおける丸みをおびた湾曲形状
  • そして安価

まさにわたしにとって理想のエルゴノミクスキーボードです。長年待ちこがれていた理想のキーボードが発売されました。

なぜテンキーレスエルゴノミクスキーボードがいいのか

手首がいたくならないエルゴノミクスキーボードを仕事で使いはじめて、もう10年近くになります。フリーランスになりたての頃は、もちろん普通のキーボードを使っていました。

しかし、ライティングなどの仕事が増えてきますと、手首に負担がかかるようになり、痛むようなりました。また、マウスのクリックのしすぎで腱鞘炎にもなりました。

手首いたい

そりゃそうですよね、こんな本来ならない角度での長時間の作業ですからね・・・。

そこで、ライターの先輩に教えてもらったのが、エルゴノミクスキーボードでした。当時は、マイクロソフトのものしかありませんでしたが、買ってすぐに手になじみました。

ペリックスのものもほぼ同等の形状ですので、こんなかんじに手首への負担はゼロです。

手首がらく

また全体がもりあがっていて、手前がおおきくもり上がっている形状になっているため、実質、パームレストのようになり、手が全体的にとても楽なんです。

そしてそれがついに、テンキーレスになりました。右側にマウスをおいても、キーボードを真正面からズラさなくてもよくなりました。

わたしは、マウスを両方の手でつかいます。

右手が使いすぎで腱鞘炎気味になってきたら、左手でマウスを操作します。そして、左手が痛くなってきたら右・・・と。腱鞘炎予防のために、マウスを左右で交互につかうのです。

ですから、今回のテンキーレス・エルゴノミクスキーボードであるPerixx PERIBOARD-413W はたいぼうのキーボードだったのです。

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長らく発売されなかったテンキーレスエルゴノミクスキーボード

マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードを購入したときから、テンキーレスはほしかったです。前述のように左右でマウスをつかうニーズがあった私ですので、つねに探している常態でした。

>>入力が早くなって手首が疲れない、エルゴノミクスなキーボードを注文した

しかし時代は残酷で、当時はそもそも、エルゴノミクスキーボード自体が存続の危機にありました。

もともと発売していたマイクロソフトが、エルゴノミクスキーボード・ELITEを生産しなくなったのです。手首がいたくならないというエルゴノミクスキーボードですが、一部のマニアのものと認知されていったのでした。

ただ、マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードが品薄になり高騰しているところに、ペリックスが登場します。キーの打鍵感こそ、マイクロソフトには及ばないものの、その値段と、ちゃんとエルゴノミクスになっている形状に、わたしはすぐに飛びつきました。

購入後しばらくつかって問題ないことをたしかめたのち、すぐに3台ほど追加購入しました。生産中止になったら、仕事にならないからです。

ただ、それ以降も、テンキーレスのエルゴノミクスキーボードはほとんど発売されませんでした。

いや、正確にいうと、キーボードが左右分離しているだけのエルゴノミクスキーボードは、たまに発売されることはありました。ただ、残念ながらそれは、たんなる分離キー配置なだけであって、作業効率化・負担軽減にはならないのです。

たとえば、こういったエルゴノミクスキーボードです。マイクロソフトもほぼ同形状のものを発売はしていました。

テンキーつき&ハの字でない

テンキーがあることで、マウスがほんとうに遠くなるのです。とにかく打鍵のテンポが悪くなります。また、エルゴノミクスな形状をしていても、なぜか端にいくほどキーが遠くなるキー配置ばかりでした。

ちょっと考えればわかりそうなものですが、なぜかハの字の配置になっていないのです。

また、一部のメーカーからは、ハの字になったテンキーレスエルゴノミクスキーボードも発売はされていました。当然とびついて買いましたが、丸みお帯びたカーブや打鍵感(かろやかに打てる)などは、実現されていませんでした。とても残念でした。

ですので、いくらエルゴノミクスキーボードをつかいたいと言っても、似たような製品をかりに買ったとしても、逆に非効率になるため、とにかくペリックスのテンキー付きのものと、プレミア価格のマイクロソフトエリートを使いまわしていました。そして、いつ壊れてもいいように、中古品が出るとストックのため買う、ということでつないできました。

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とにかく、仕事をやめるわけにはいきませんので、道具にはお金をかけていた、という感じです。

さて、前置きが長くなりましたが、そういうわたしの思い入れは差し引いて、Perixx PERIBOARD-413Wのレビューを読んでいただければと思います。

Perixx PERIBOARD-413W レビュー

製品パッケージはいたってシンプル

箱はシンプルです。保管や移動するときのためにとっておきましょう。エルゴノミクス形状ですので、引越し時などけっこう、梱包がむずかしくなるため、箱はとっておくのがおすすめです。

Perixx PERIBOARD-413W

同梱品は取説だけです。わたしは有線を買いましたのでほんとうにこれだけです。無線・有線、ホワイト・ブラックのタイプがあります。

Perixx PERIBOARD-413W

Perixx PERIBOARD-413Wの外観

以前のモデルはもうすこしチープな感じがしたのですが、今回のPerixx PERIBOARD-413W は、背面まで筋肉質なデザインで、かっこいいです。キーボードの傾斜をつける足も健在です。

Perixx PERIBOARD-413W

パームレスト部分。このこんもり具合は、前機種同様にいい感じにもりあがっています。今回はすこし筋がはいっているようで、筋肉質でかえってかっこいいです。

Perixx PERIBOARD-413W

横から見るとこんなかんじ。キートップもしっかり、上と下とでカーブをしています。ほんとこれが数千円なんて信じられません。

Perixx PERIBOARD-413W

デザインバイドイツメイドな丸みを帯びたキーボード

キー配置はこんなかんじです。いわゆる英語キーボードです。日本語キーボードはありません。また、カーソルキーは全体的におさめる感じなので、そのまわりにページダウンなど、機能キーが配置されるタイプです。

Perixx PERIBOARD-413W

前機種と比較しても、巨大なエンターキーまわり。なにか倍率がバグっています。

Perixx PERIBOARD-413W

それでもそんなことは細かいことです。基本的な配置として、しっかり左右分離していて、きれいなハの字になっています。

キー配置は独特ならがもしっかりエルゴノミクス

ホームポジションのキートップはまるポッチではなくマイナス突起がつくタイプです。表面はすこし凹凸があり、触り心地がとても良いです。

Perixx PERIBOARD-413W

そして、なにより打鍵感が、名機マイクロソフトエルゴノミクスキーボードELITEにそっくりです。

軽すぎずぺこぺこすぎず、それでいてふんわりとした跳ね返りがある。もちろん、メカニカルのような気持ちよさではないです。プラスティックの一般的な打鍵です。それでも、ちょっと高級感がある仕上がりになっています。

なんだろう、むっちゃ進化してる。

ただ、異様に大きいエンターキー周りの機能キー。なんと通常のボタンの3つ分くらいあります。目がバグったのかとさえ思います。

Perixx PERIBOARD-413W

ただ、そんなことはどうでもいいのです。完全エルゴノミクスでテンキーレスという圧倒的無二の存在こそが価値があるのです。偉い人にはそれがわからんのです。

このあたりの機能キー配置まわりは言い出すときりがありませんので、慣れてしまいましょう。ただ、ファンクションキーがDELETEの横にあって、ロックするタイプ(押すごとにロック、解除のローテーション)なのは、最初あせりました。

押しっぱなしでロック、というタイプではないので注意してください。ただ、そうそう使うボタンではないので、問題はありませんが、F12や、DELETEといった、比較的よく使うボタンの近くにあるので注意、という意味です。

右側半分がこんなかんじ。

Perixx PERIBOARD-413W

左側半分はこんなかんじ。

Perixx PERIBOARD-413W

ふだん英語キーボードをつかっている人であれば、すぐに手になじむことでしょう。

もちろん、ドライバは不要で、USBにさせばすぐに使えます。

Fキーにファンクションが割り当てられるのは、ノートパソコンっぽくて、わたしはこっちのほうが好きですね。

打鍵感の上品な軽さになって、テンキーレスでコンパクトに、手首の疲れないエルゴノミクスキーボードとして正統進化しました。

ライティングやキー入力をお仕事にされているすべての人におすすめしたい手首がつかれないキーボードです。

ぜひみなさんも使ってみてください。

そして、気に入ったら壊れたときように、3台かってみてくださいね。それくらいおすすめです。

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