YouTubeハッシュタグの付け方と利用企業3社の事例
YouTubeにもハッシュタグをつけることができます。ページ閲覧時にはモバイルでもタイトル上にハッシュタグが表示されますので、内容を伝える情報を増やせます。
こんにちは、ユーチューブ大好きカグア!です。
本記事では、YouTube投稿につけられるハッシュタグの付け方について解説をします。
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この記事の目次
YouTubeのハッシュタグとは
タグは動画タイトルの真上に表示
通常の動画アップロード画面でもタグは付けられますが、ハッシュタグは概要欄に入力し、動画タイトル上部に表示されます。表示としては3つまでのようです。
モバイルでもしっかり表示されます。とくにスマホ版YouTubeの場合、タイトルをタップしませんと概要欄が表示されませんが、ハッシュタグは標準で表示されるため、動画の情報を伝えるのに役立ちます。
上図のように任天堂公式のYouTubeチャンネルでも利用されています。
さらにそのハッシュタグをクリックしますと、ハッシュタグ検索状態に遷移します。さらに、PCですと検索サジェストが表示オンになって遷移します(以下は「#アップデート」をクリックして遷移した直後)。より情報を探しやすくなっています。
ハッシュタグの付け方
YouTubeハッシュタグを付けるのはとても簡単です。概要欄に#をつけて、文章内に入れるだけです。
たったこれだけで、タイトル文の上に情報を付加することができます。
公式のYouTubeハッシュタグ情報
ネットで検索しますと、2016年7月頃にはすでに実装されていたようです。公式にもヘルプがありました。
>>動画検索でのハッシュタグの使用 – YouTube ヘルプ
- 概要欄に#をつけて投稿すれば反映
- 動画タイトル上には3つが表示
- スペースは認識されない
- 最大で15個、それを越えると全ハッシュが無視
- 大量のタグはスパム認定される
さすがに動画タイトル真上にどどーんと表示されますので、下品なハッシュタグなど、使い方はかなり慎重にせよ、という口調で書かれていますね。
- ユーザーに本当に役立つハッシュタグをつける
- タイトル上部に表示させたい3つくらいをつける
運用としてはこんな感じの注意点ですかね。カテゴリーくらいに考えても良いかもしれませんね。
ただ、仕様が変わる可能性もありますので、過度な期待や、文体にがっつり入れるよりは文末にさらっと2~3個入れるくらいの運用が良いかと思います。
Googleなどクラウドと付き合うときには、ある程度仕様変更も織り込んで、レギュレーションを作っておく必要がありますよね。
ハッシュタグを使ってる企業アカウント
さて、企業チャンネルでのハッシュタグ利用を、ユーザローカルさんのYouTubeランキングから調べてみました。
>>YouTube企業公式アカウントランキング & YouTuberランキング : 推定売上も掲載
ソニー・ミュージック
アーチスト名のハッシュタグを1つのみ掲載しています。
任天堂(海外)
海外アカウントではハッシュタグを3つ付けています。こなれた単語でつけています。
サントリー
特徴的な単語で1つ付ける、という運用です。バズ動画も不定期に出すサントリーらしいです。
ハッシュタグ導入が進まない理由
- YouTubeハッシュタグの認知度が低い
- ブランディングを考えすぎてしまう
- メリットが見えない
とくに国内企業のYouTubeチャンネルでも導入が進まないのは、その認知度の低さと、初期導入時のマニュアル化が悩ましいところかと思います。
設定自体は、概要欄にハッシュタグを書くだけですので、手間はほとんどかかりません。しかし、導入したメリットがどうにもわかりづらいことが大きいのかなと思います。
とくにハッシュタグはタイトルの真上に来るというインパクト絶大なため、企業としてはブランディングとしての運用に、初期導入コストが高くつくという可能性が考えられますね。
ただ、メディア系のチャンネルであれば、動画の整理やカテゴリーの認識という点では、もっと導入されても良さそう、とは思いました。
個人のユーチューバーさんは、どんどん使われるのが良いかと思います。概要欄を見ることなく、その動画の概要を推し量れますので、ユーザーにメリットがあるはずですので。
あとは、やはりGoogleを始めとするクラウドサービスはいつ仕様が変わるかわからないため、よほど大きな差別化でないかぎり、とくに大きい企業ほど踏み込めない、というのはあるかなと思います。
お疲れ様です!
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関連情報リンク
YouTubeのデフォルトのアップロード設定に、よく使うハッシュタグを入れておくと良いですね。消すのは簡単ですから。
>>デフォルトのアップロード設定 – YouTube ヘルプ
最近ではYouTubeは再生時間のほうに重きを置いているという情報もあります。NETFLIXなんかもKPIを再生時間に置いているとのこと。
>>YouTubeの再生回数カウント方法&ランキング2017 [インターネットサービス] All About
ハッシュタグはあくまでユーザーにむけた認識性向上のために。
>>すぐできる動画再生回数アップのコツ!タグの工夫 | YouTubeのことならYouTube総研
海外ではミュージックのYouTube経済圏が拡大しています。日本にもはやくYouTubeRedが来ないですかね。
>>リサハリム、Micro(DefTech)とのMVが、1ヶ月でYouTube再生回数50万回を突破 | Daily News | Billboard JAPAN
まとめ
YouTubeでもハッシュタグが使えることは、ユーザーの情報視認性の向上にも繋がりますので、手間も少ないですから、ぜひとも使いたいですよね。
私もわかりやすいカテゴリー分けのようなハッシュタグを考えてみることにします。#初心者 や #フォートナイト など。タイトル、難易度、ジャンル、プラットフォーム とかですかね。
YouTubeをやられているかたは、ぜひハッシュタグを付けてみてはいかがでしょうか。
