GTM事例:Googleアナリティクスと計算指標でMAみたいなスコアリング

UAの頃に、マーケティングオートメーションのスコアのようなものに挑戦したことがありました。Googleタグマネージャを使いますと比較的簡単に、GoogleアナリティクスでクライアントIDごとにスコアを付けて評価することができます。工数もそれほど多くなくおすすめですよ。

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スコアリングとは

mautic

Googleアナリティクスでスコアリングをする、といってもその後、ユーザーに対して行うアプローチが手動になってしまうわけですが、早速、設定してみました。

得点化については、運営堂の森野さんトレジャーデータの中野さんにも、ご意見いただきました。ありがとうございます。

スコアリングを試すきっかけ

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こちらの書籍を読んで、マーケティングオートメーションでは、スコアリングという手法を使い、効果的なアプローチを可能にするとのこと。

リード(見込み客)の行動に対してスコアをつけ、営業の確度を推し量るというふうに役立てます。マーケティングオートメーション(MA)ですと、オートでステップメールとかのトリガーにもできそうです。

実際のスコアリングの事例

Googleアナリティクスでカスタムレポートを作ってます。スコアはGTMで加算した得点、スコアリングはセッションも含めた合計スコア、です。わかりづらくてすみません。
スコアリング-セッション

ディメンションにはクライアントIDを入れています。このユーザーはスコアが高いな、どれどれ・・・クリックすると閲覧したページを表示するようにしてみたところ、良い感じです。
カスタムレポート例

で、スコアリングで並べ替えしますと、セッションの多い少ないに関係なく、スコアリングの多い順に、クライアントIDをソートできました。1回しか訪問してなくても、ゴールに近い人っていうのがいるのがわかりますね。
スコアリング

というわけで、早速、GoogleタグマネージャとGoogleアナリティクスを使って、スコアリング設定の手順をご紹介します。

GAでスコアリング

スコアリングの考え方

考え方としては、今回は「たくさん訪問してくれて、たくさんページを見てくれて、重要なクリックをたくさんしてくれた」という人が高いスコアになるように、考えてみました。

実際のスコアリング

  • 訪問 1ポイント
  • ページビュー 1ポイント
  • 読了 5ポイント
  • 商品クリック 1ポイント
  • ゴールページ 10ポイント

最初、訪問は10ポイントにしてたのですが、ちょっと多すぎたので、普通に1ポイントにしました。クリックと訪問が同じポイント?!とも思われるかもしれませんが、実際に運用して確認。

リピーターがハイスコアにはなるのですが、それでも、ほとんどクリックしてくれてない人が高くなってしまいました。

やっぱりスコアは、ゴールに近くなるにつれ高得点がいいようです。

Googleタグマネージャの設定

Googleタグマネージャで、Googleアナリティクス「ページビュー」タグ、「クリック計測」タグが、設定してあることが前提です。それらがそもそも計測されていれば、そのデータ送信に、カスタム指標のなかにスコア(得点)を追加で入れるだけです。

ページのURLごとに得点を変えるときは、やっぱりルックアップテーブル変数が便利ですね。とくにそういう特別なページがない場合でも、ルックアップテーブル変数を作っておくと、あとから追加が楽なので、最近はよく使っています。
Googleタグマネージャ

ただ、カスタム指標に入れるとき、{{スコアリング}} などとして変数化しておきますと、上図のように URLによって点数を変えられますので、便利です。上図では、aboutページを見たら10ポイントにしました。

Googleアナリティクスの設定

あらかじめカスタム指標を作っておきます。まあ得点なので整数で良いかと思います。
カスタム指標

計算指標も作っておきます。訪問回数はここでセッションを追加します。計算指標は、GTMのように、{{ xxxx }} と四則計算を記述するだけで、簡単に計算してくれる便利な指標です。
計算指標 Googleアナリティクス

計算指標は、5個までしか作れない、セグメントで使えないなど、ちょっと癖はありますが、こういうときには、とても良い仕事をしてくれるので好きです。

設定はじつはこれだけです。GTMが実装されていますと、ほんと簡単ですね。

これだけの設定で、前述のようなスコアリングが実装できます。お疲れ様です。

スコアリングの考察

セッションあたりのスコア

セッションあたりのスコアも、Googleアナリティクスの計算指標で作ってみました。訪問パフォーマンスなんて、それっぽい指標目にしてみました。ただ、「まあそうなるよね」的な結果にw。
そりゃそうなるわな。

こういうスコアリングってどうしても自己満足になりがちなので、どこかで線引をして割り切らないと際限ないなと思いました。ベストではないけどベターを目指す的な。

こういうのは、もしかすると、ウェブビューアプリでノベルゲームの解析とかをするときに、意外と役立つかもしれないと思いました。いつか、やってみたいですなあ。

ユーザーによりそうために

今回はクライアントIDをとりあえずユーザーとみなして、スコアリングをしてみました。ただ実際には、CRMや会員システムと連携させて運用したいケースが多のかと思います。もし、そこでもGoogleアナリティクスを使う、という場合は清水さんの記事などが役立つと思います。

ただ、ある程度の規模になるとさすがにそのままシステムを組むか、MA側のAPIを利用するかだとは思うので、そのあたりは皆様ご事情に合わせていろいろと構築してみてください。
>>API Reference  |  Google Tag Manager  |  Google Developers

以上、Googleアナリティクスでマーケティングオートメーションのスコアリングを試してみる、でした。

お疲れ様でした。

プロが教えるいちばん詳しいGoogle アナリティクス 4 | NRIネットコム株式会社, 神崎健太

関連情報リンク

比較記事。
>>マーケティングオートメーションとGoogle Analyticsを比較!

MAもいろいろありますよね。
>>話題のMA(マーケティングオートメーション)ツールを本気比較してみた! – BITA デジマラボ

オープンソースのMA。
>>Open Source Marketing Automation: Mautic

GAもどんどんAIを組み込んでいく的な。
>>Google I/O 2016

まとめ

スコアリングは、GTMでもともと送信しているGAタグのカスタム指標に、スコアを乗っけてしまえば、簡単に得点を蓄積できます。

あらかじめGoogleアナリティクスでカスタム指標を設定しておき、あとは計算指標で合計算出すればOKという便利さ。

みなさんも、スコアリングのさじ加減など、素敵な配分ができましたらぜひシェアしてみてはいかがでしょうか。

スコアリング、楽しいですよ。

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スコアラー。