Twitterの新機能の実装がめざましいですよね。昨今、報じられているTwitterの動きから、今後Twitterで実現する機能や戦略を考えてみます。
最近のTwitterの動き
ECとの連携
TikTokやInstagramなど、最近のSNSではEC連携がトレンドになってきています。Twitterでも、その試みをしているとテッククランチが報じています。
>>Twitterがカードを利用した新しいオンライン通販機能をテスト中 | TechCrunch Japan
Twitter is experimenting with new shopping features
A NEW Twitter Card being tested for tweets containing links to product pages on a shop's website
New-style Twitter Shopping Card shows
– Product name
– Shop name
– Product price
– 'Shop' button<-Old | New->
ht @YasserM86 pic.twitter.com/8q5xLbbH2m
Matt Navarra (@MattNavarra) March 2, 2021
これは、eコマースにフォーカスしたツイートの実験と取材にこたえたとのことで、販売チャネルとしてのプラットフォーム強化を目指しているものと思われます。
>>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
有料チケット
すでに申請は国内でもはじまっています。2021年に実装されました音声配信のTwitterスペース。その有料チケットを販売できる機能を実装予定とのこと。
>>Twitter、「チケット制スペース」など収益化機能の試用ユーザーを募集 – CNET Japan
サイトで詳しく見る
わたしもすでに申請していますが、10日以内に返信しますとあるものの、まだ返事はきていません。実際、タイムライン上でも来ない・・・という声がほとんど。
それでもこちらは近々くるのではと思われます。有名人の有料音声ライブがたくさん開かれそうです。
ちなみに、Twitterスペースは今後、PCブラウザからの発言参加も予定されているとのこと。楽しみですね。
You wish you could talk when you join a Twitter Space using the web app?! Twitter is working on it!#Twitter #TwitterSpaces #Leaks pic.twitter.com/p1w95x0xEY
Nima Owji (@nima_owji) July 8, 2021
サブスク
ローンチ時期はくわしく語られていないものの、お気に入りのクリエイターを月額530円ほどで、定額購読できるというもの。
>>Twitterが同社初となる有料クリエイターサブスク機能「スーパーフォロー」発表、サービスの構造が劇的に変わる可能性 | TechCrunch Japan
すでに、実装されているニュースレターなどと組み合わせたり、限定コンテンツを配信したりするなどして、コミュニティづくりへの期待が高まります。
Twitter announces Communities, like Facebook Groups but on Twitter
(they’ve started working on it in the web app since at least few weeks ago) https://t.co/5YBmEfgsUn pic.twitter.com/JlkrZNjLBo
Jane Manchun Wong (@wongmjane) February 25, 2021
Twitter新機能にみるその背景
世界的に激化するクリエイター囲い込み
大手プラットフォーム間による、クリエイターの囲い込み競争が激化しています。
>>スポティファイが100億円で「ポッドキャスト番組」と独占契約 | Forbes JAPAN
音声配信の巨大ネットワークとなっているポッドキャスト、そのポッドキャストではSpotifyが次々と独占配信契約を増やしています。
ペリスコープは終了したものの、世界的な流れであるライブへの志向は、Twitterスペースをfacebookなどよりも早くに実装したことから、動画ライブは諦めたものの、音声ライブへは未来を見ている、と考えてよいでしょう。
中国で先行しているライブコマース関連の動きが、米国でも高まっています。前述の、ECとの連携もその流れに合致しています。
>>Facebook、約1100億円を投じてクリエイターを支援するプログラム立ち上げへ – CNET Japan
TikTokも、facebookも、YouTubeも、クリエイター育成に基金を投資しています。育成においてもクリエイターを囲い込むことがトレンドになっています。
クリエイターを囲い込み、そこからの収益やライブコマースといった、クリエイターエコノミーの市場で勝ち抜く、そうした未来が見えてきます。
背景には好調な売上も影響
そして、現在のTwitterにはそれらを支える売上が、絶好調です。
>>ツイッター、第2四半期売上高が予想上回る 広告好調で株価上昇 | Reuters
こうした好況だからこそ、次への投資を加速しているとわかります。
日本でもクリエイターエコノミーへ乗り出そうとする動きははじまっています。
>>BASE、note、UUUMなど7社でクリエイターエコノミー協会を設立
Twitterの新機能の背景には、こうした世界的なクリエイターエコノミーで覇権をとる、という狙いが見え隠れします。
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