TikTokでバズる方法に正解はありません。しかし、傾向はあります。とくに世界規模で、となりますとある程度傾向がありますので、ご紹介します。バズらないというのはちょっと断言しすぎですので、バズりにくい動画とします。
また、バズるアルゴリズムについては、前提事項を解説したうえで、最後に紹介します。
バズる動画の基本
わたしもいくつかのバズを経験し、2021年3月26日現在、累計50万いいねになって、わかってきたことがあります。
バズはエンゲージメントに関係し、とくに初動におけるいいね!が重要になることです。
では、そのいいね!を押したくなる動画とはどういった動画でしょうか。
それは、いいね!を押したくなるほどの、ポジティブな感情を突き動かされた状態だと思います。
- きれい
- かわいい
- かっこいい
- おもしろい
- すごい
- 感動した
- ためになった
- わかるわかる
- 驚いた
- 美味しそう
そのうえで、後半に紹介します公式のアルゴリズムにのっかることができれば、世界規模でバズるという仕組みです。わたしも、海外からのコメントが増えたときは、とてもうれしく思ったものです。
世界規模でバズる方法
ですから、上記の掛け合わせで、より多くのポジティブな感情をいだかせることができれば、拡散されやすくなります。
「おもしろくて凄い」「面白くて驚いた」など。
いっぽうで、世界的規模でバズる方法となりますと、「美味しそう」や「かわいい」「きれい」「わかるわかる」といった、国によって価値観が変わるものは、自然とはずれる傾向にあります。さすがに仕方ありません。
「ためになった」というものは、実験系や片付けなど、どの国でも普遍的なものは存在しますので、世界規模でバズっている動画もあります。
ですので、世界的にバズる方法としては、動画のテーマがおのずと、「おもしろい」「楽しそう(とくにダンス)」「すごい」「驚いた」という掛け算になることがわかります。
国内では、キレッキレ頭部固定ダンスの内山さんや、世界的ユーチューバーにもなったじゅんやさん(上図右)などが、それらにあたります。笑い、というのは世界共通なのですよね。
>>内山さん(Uchiyamasun) (@uchiyamasan7322) 公式TikTok
TikTokで詳しく見る
世界規模にはなりにくい動画
世界規模ではけっこうなバズを見るのですが、日本ではあまり見ないというものを挙げます(過去に日本でもバズったことがあるものもあります)。
- スマホのスリ、もしくはトリック、犯罪系
- 都会の町中やショッピングモールでムーンウォーク
- 圧倒的な壮大なスケールの風景
このあたりは、外国の生活習慣と関係が深いものが多く、海外では関心事なのかもしれませんが、日本から世界に向けて世界規模でバズるという動画はわたしは見たことがありません。
じつはそれは、このあとに紹介しますTikTokのアルゴリズムによるところが大きいのです。無理に狙わないほうがよいでしょう。
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世界を意識した動画がバズらない理由
世界規模でバズらせたい動画を作る方法として、まっさきに思いつくのは前述のような、世界でバズっている動画パターンの作り直しです。ただ、動画の内容によっては日本ではなじまないものがある、ということはお伝えしたとおりです。
しかし、世界規模でバズらせるには、じつはまず国内でバズることが条件なのです。国内でバズった動画が、世界の国々のおすすめに載りはじめる、というあるゴリズムがあるのです。
>>3ヶ月で100投稿してわかった、TikTokでファンを獲得するために守るべき3つのポイント|株式会社キーワードマーケティング
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TikTokは新規参入でもバズりやすいアルゴリズムだと言われています。それは、TikTokではAIが、まずどんな投稿でもかならず500インプレッションいくように、おすすめに掲載するからです。
そこで、エンゲージメントが急速に高まって閾値を超えれば、次のより広範囲なおすすめに掲載する。さらに、そこでも評価がよければ、国外のTikTokでのおすすめに載せて反応を見て、エンゲージメント次第でどんどん広げていく、というアルゴリズムなのです。
世界規模でTikTokでバズる動画
ですから、TikTokではまず、その動画のジャンルが好きな人たちからバズらないといけません。まずは特定カテゴリーを好むユーザーへの露出がされるからです。
そして、そこに興味がない国内ユーザーへと広がり、そこでも一定の評価を得られないと広がりません。世界のおすすめに掲載されたとしても、そこでも価値観や言語をこえて高い評価を得るには・・・、と考えますと、万国共通のお笑いやダンスや笑顔といった動画が増えることもご理解いただけるかと思います。
そういえば世界的にヒットしたPPAPも、TikTokではありませんが、このフォーマット通りかと思います。ただ、ここまでくるとさすがに狙ってできるものではありませんが、考え方はおわかりかと思います。
世界で人気のある内容だとしても、まずは国内を攻略しないといけないわけです。現状のアルゴリズムにおいては。
実際わたしも上記の動画がバズったとき、コメント欄が、日本語のみならず、英語、ポルトガル語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、アラビア語など多くの言語でうめつくされました。実際、TikTokインサイトでみますと、なんと日本は38%のアクセスしかありませんでした。
それでもこの動画も、前述しましたように、最初は日本語圏でバズって徐々に広がっていったという感じです。このように世界的にバズるには、前述のアルゴリズムの理解がとても重要なのです。
ただ、世界規模までいかずともバズる動画をつくりたい。本記事を読みにきてくれた皆さんに、最後にとっておきのテクニックをお教えしましょう。
いますぐできるバズる動画を作るコツ
結論からいいます。
せっかく本記事を世界規模でバズる動画の原理がわかりましたら、それを少しスケールダウンさせればよいのです。
前述のように、バズはバズる要素の掛け算だとおつたえしました。ですから、掛け算をする要素を自分のできるもの、得意なものに置き換えて、いろいろと試行錯誤すれば良いのです。
例:「かわいい x かっこいいダンス」ではなく「人気アニメのコスプレ x 面白ダンス」
どうでしょうか。TikTokでは幸い人気の楽曲を秒数制限こそありますが使えます。また、中高生が多いという特徴もあり、それらの年代に身近な話題やカルチャーであれば、共感もよべるはずです。また、流行りの楽曲を使ったり、それらに該当するハッシュタグを入れることで、少しでも露出数を増やす確率をあげることも良いでしょう。
人気の動画構成にのっかるのもよいでしょう。またTikTokの機能をつかった動画もアイデアを刺激してくれます。
コツは、誰かがあなたを紹介するとき「xxなことをしているTikToker」といえるような一貫性をもたせることです。
例「しんちゃんの声マネで、感動エピソードを話すティックトッカー」
例「コスプレしてダンス動画を投稿するティックトッカー」
こうしますと、Twitterなど他SNSでも紹介がしやすくなります。また検索キーワードとしても覚えてもらいやすくなります。そうしたブランディングを心がけるだけでも、あなたの動画がバズる底上げができるはずです。こうしたコンセプトの一貫性はフォロワーを増やすことにもつながるからです。
ですから、わたしのようなゲーム実況はそもそも世界規模でバズるということは少ないです。それでも、少ないながらもバズる動画は狙えます。前述したように、ポジティブな感情を刺激する動画をつくればいいのです。
例「日頃からの感謝の言葉を、感動する曲と、ゲーム画面にのせて動画を作る」
難しいことはなにもしていません。それでも、ポジティブな感情を刺激する動画はつくれると信じています。量産することは難しいかもしれませんが、意識してつくりつつ、アイデアがわけば掛け算でのバズを狙うなど、楽しみながら続けていくことが大切なのか思います。
そして、運がよければ前述の動画フォーマットにのった神動画が生まれるはずです、または、そうでないフォーマットでも奇跡は起きるはずです。TikTokではそういうアルゴリズムが動いています。
また、本記事では紹介しきれなかった、世界でバズっている動画を調べる方法は、またの機会にご紹介したいと思います。お楽しみに!
まとめ
- TikTokでバズルにはポジティブな感情を刺激しよう
- バズるためにはまず特定ジャンルのユーザーにささるものをつくる
- TikTokがおすすめを広げていくアルゴリズムを常に勉強する
短い動画を世界中の人が楽しんでいます。そのためにTikTokはつねに新しいことや楽しいことを提供してくれます。
そうしたプラットフォームにみなさんの楽しい動画をのせて、ぜひ世界規模でバズる動画を目指しましょう。
・・・と、こんな感じに、ブログを日々更新しています。もし記事がすこしでもお役立ちしましたら、投げ銭していただけますとモチベーションの維持になりますので、ぜひよろしくお願いします。
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