どうも最近、アクセスが減っているなと思い、Search Consoleを見てみました。すると、大量のAMPエラーが7月中旬から多発していました。「参照しているAMP URLはAMPではありません」とSearch Consoleでも表示されます。
調べてみると、Permalink Redirect というプラグインが、AMPプラグインとバッティングしていることがわかりました。対応しましたが、バージョンや環境などで適切に動作しない可能性があります。自己責任にていお願いします。
この記事の目次
前提条件と注意事項
本記事での、WordPressのAMPトラブルについては、以下の環境下で対応した内容になります。変更などは自己責任にてお願いします。
- 2020年8月17日
- WordPress 5.3.4
- AMP バージョン 1.5.5
- Permalink Redirect バージョン 2.0.5
Search ConsoleでAMPエラーと症状
AMPページへのアクセスが減っている・・・
2020年7月中旬にAMPのエラーが多発していました。たしかに、2020年7月20日に、Search Consoleから「AMPの問題が新たに 検出されました」と通知が来ていました。
詳細を見てみますと、URLが存在していないと・・・。Search Consoleで、2020年7月中旬から、無効なURLが続出しています。まじか!
WordPressで普及していますAMPプラグイン。わたしはこれを入れています。とくに設定できることはほとんどありませんので、デフォルト状態で使っています。
>>AMP WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
サイトで詳しく見る
Googleも関わっていますので、信頼性は十分なはずです。WordPress公式ディレクトリにも掲載されているほどですし。
AMPエラーの原因 /amp がダメで ?amp=1 はOK
調べてみますと、/amp というURLが無効になっているようです。Search Consoleで警告表示されていますURLをクリックしますと、詳細がわかります。
実際、アクセスしてみますと、/amp というURLをたたくと、勝手に通常ページにリダイレクトされます。
ただ、?amp=1 というURL末尾ですとちゃんとAMPページが表示されます。
ですので、AMPプラグインは正常に動作しています。つまり、AMPエラーの原因は、/amp としたときのリダイレクトが悪さをしている、となります。
Search ConsoleのAMPエラーの原因
Permalink Redirectが原因
調べますと、Permalink Redirect というプラグインを入れていますと、無効なURLは通常URLにリダイレクトさせます。
なんと、その機能が、/amp ページにも適用されてしまっていたのです。
リダイレクト自体は便利なのですが、こんなトラップがあるとは・・・。
/amp はリダイレクトさせない設定
ネットで調べると、リダイレクトさせないようにもできるようです。以下のように、skipさせたいURL規則のところに /amp/ と入れるとのことですが・・・、
すると・・・、完全にエラーです。WordPressが表示さえされなくなりました(泣)。
Permalink Redirect はどうも、2020年8月17日時点では、完全にAMPプラグインとバッティングするみたいです。
参照しているAMP URLはAMPではありませんを治す
Permalink Redirect を無効にする
Permalink Redirect プラグインを無効にしました。
ただこれで、設定していたリダイレクトは機能しなくなります。ですので、WordPressの.htaccessというファイルに手動で、リダイレクトを記述することにしました。
htaccessに手動でリダイレクトを書く
今回、わたしがリダイレクトさせていたURLは6つだけでした。ですので、手動でhtaccessファイルに記述をして、リダイレクトさせることにしました。
「WordPress htaccess リダイレクト」などで検索しますと、多くの情報源が見つかります。自己責任で書きかえることになります。
>>.htaccess よくあるURL正規化やリダイレクトの書き方 WordPress対応版 – Qiita
サイトで詳しく見る
実際に、わたしが記述したリダイレクトはこちらです。絶対URLをそのまま記述しています。
# WordPress Redirect <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteRule 旧URL 新URL [R=301,L] </IfModule>
.htaccessファイルを上書きして、設定完了。URLをたたいてみて、実際にリダイレクトするか確認して、終了です。
できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践 | 村山 佑介, 井上 達也, できるシリーズ編集部 |本 | 通販 | Amazon
/amp でAMPページへリダイレクトした
AMPプラグインを有効にしますと、/amp のURLで正しくAMPページが表示されるようになりました。そのうえで、以下を確認します。
- もともとリダイレクトさせていたページ
- それ以外のページ
- AMP表示させたいページ
URL末尾に、/amp と入れて正しくAMPページが表示されるようになりました。1ヶ月もリダイレクトされていたとは(泣)。
修正を確認したら、Search Consoleで検証をクリックし、反映されるまで待ちます。
続報:2週間で沈静化した
結論としては、やはりリダイレクトプラグインが悪さをしていた、と結論づけられそうです。
前述の施策をして、2週間たちますと、ほどなくAMPエラーが減少していきました。2週間ということで、けっこうかかるものですね。
AMPエラーがでてお困りのかたは、ぜひ確認してみてください。
有名サイトもAMP化していない現実
AMPエラーの原因はわからず・・・
しかし、2020年7月中旬にこうしたエラーが出ていたという原因はわかりませんでした。
というのも、AMPプラグイン、Permalink Redirectプラグイン、どちらもその時点で、更新やアップデートをしていたわけではなからです。WordPressもアップデートした記憶はありません。
なぜ、突然、これまで効いていた /amp での表示がリダイレクト対象になってしまっていたのか・・・。
AMPエラーの原因はわからないままです。
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AMPエラーは情報が少ない
調べますと、けっこうSEOの著名な人のサイトはAMP対応していませんでした。
まあそうですよねぇ・・・、SEOだけでもたいへんなのに、AMPまで対応していたら、面倒ですよね。
ですので、AMPまわりはとくに情報が少ない、ということで。
自信のない人は、AMPは実装しないようにしましょう。一度、AMPにするとやめるときも、そのURL削除など、ほんと面倒です。
オールAMPプラグインで運用したくなる
フルAMPで運用できるテーマを見つけました。
>>レスポンシブ/フルAMP対応WordPressテーマ | LIQUID PRESS
サイトで詳しく見る
国産のWordPressテーマで、フルAMPではない通常のテーマもあります。フルAMP版のデモサイトを見てみたところ、たしかにおしゃれですが、ちょっとシンプルすぎる気もします。
- GoogleがもうAMP推奨なのだからAMPでいいじゃん
- だがWordPressで運用するかぎりプラグインが使えないのは厳しい
このジレンマに悩むことになります。さすがに、プラグインゼロというのは難しいので、現状はフルAMPはできそうにありません。
ただ、もはやウェブページはGoogleアプリの一部であるというのが世間の理解、と認識しているわたしとしては、いつかAMPメインにはしたいところです。
ただ、AMPの情報源は少ないため、AMP情報もキャッチアップしていかなくてはいけないというのも悩ましい。
いっそ、はてなやnoteへの移設もしたいくらいです。SEO情報のキャッチアップがもうちょっと割に合わなくなってきてるかなーと。
まとめ
- Search ConsoleでAMPエラー
- Permalink RedirectプラグインがAMPプラグインとバッティング
- リダイレクト処理を直接書き、Permalink Redirectを無効化
- /ampが機能しなくなった原因はわからず
なんともすっきりしない、対処療法的な結末にいささか消化不良気味です。ちょっと納得がいきません。
著名人ブログもけっこう対応していないし、AMP対応しなければよかったかなぁ・・・。
・・・と、こんな感じの父親目線で、SNS、ドライブ、ゲーム、生活防衛ネタが多めでブログ記事を2009年から書いています。よろしければLINE@をフォローしていただけると更新情報を受け取れますのでおすすめです。記事を気に入ったというかたはぜひ。
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