stand.fmで1週間ライブ配信をしてみた気付きと感想

stand.fmで、ライブ配信を試験的に始めてみました。結論としては、わたしの運用には残念ながら合わなかったため、1週間ほどで通常配信に戻しました。

その経過と当時考えたことなどを共有します。ちなみに止めた理由はあくまで私個人の事情です。ライブ自体はとてもよくできた機能です。

本記事の執筆は、ポッドキャスト歴1年目のカグア!(@kagua_biz)によるものです。なお、情報は2020年8月15日時点でのものです。ご注意ください。

stand.fmのライブ配信機能

stand.fmではライブに力を入れていて、RadiotalkやREC.などでも実装していないライブ機能をもっています。※コラボやリスナー招待などは、2020年8月15日時点ではiOSのみ。

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  • ライブ時間はかなり長い(上限はヘルプなどにも未記載)
  • 最大で5人でコラボ可能、ライブ視聴者を招待することも可能
  • ライブ配信はアプリトップページの上部の好立地に露出
  • 投げ銭によるマネタイズも可能
  • 特別な設定や課金は必要なくどのアカウントでも始められる
  • 公開と限定公開が選べ、社内など限られた配信も可能
  • ライブをアーカイブとして保存し公開することもできる
  • BGMは自分で権利処理したものを用意する

誰でもすぐにはじめられて、敷居が低いのが特徴です。BGMについては、通常配信と異なり用意されていません。Audiostockなど、自分自身で権利処理されたBGMを用意して、マイクの近くに置いて鳴らすなど、アナログで対応する必要があります。

ライブと通常枠で2回露出する好立地

タレントの優木まおみさんが、よくやられていました。ライブで一度露出し、さらにアーカイブとして残しておくことでも聴いてもらえる、という効果があります。

>>letter from 優木まおみ | stand.fm
サイトで詳しく見る

前述しましたように、stand.fm自体がライブを押しているようで、2回の露出の機会が得られることと、とりあえずライブをちょっと見てみようという試し聴きユーザーに届くことも魅力となっています。

これを一度やってみたかったのですよね。

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1週間、stand.fmでライブ配信してみた

ライブ配信をはじめて気づいた点

  • ライブ開始時に設定できるのは、サムネ、タイトル、公開方法
  • ライブ開始ボタンを押しても3秒のカウントダウンがある
  • ライブ後に、サムネ・説明欄・タイトルは修正できる
  • 通常1~3再生しかされなかったところ、5回の再生があった回もあった(ただ、継続的に多かったかというと1再生多いかな、くらい)
  • 説明欄をあとから入力できるがユーザー画面ではコメントと表示される
  • ライブの参加者リストは、ライブ終了後には残らない
  • サムネイルがライブの壁紙になるので悩ましい

わたしは、stand.fmのライブをメインに配信しているわけではありませんので、ゲストを招待するなど、ライブらしさを演出して盛り上げる、ということはできませんでした。ただ、多い日はたった12分のライブで、のべ8人が参加(完聴したわけではありません)という日もありました。参加者リストも閲覧できます。
stand.fm

ただ、ライブの壁紙はサムネイルが自動であてられてしまいます。これは、キャッチーなサムネを設定すると、ライブ中にはかえって文字が見づらいというジレンマが生じていました。ですので、わたしは設定しませんでした。

私は公開収録というかたちで、そのまま12分間一人で喋っていただけでしたので、時間が短かったというのも再生回数が少ないことには影響しているとは思います。

私の音声配信スタイルには合わなかった点

前述しましたが、これはあくまで私のラジオ配信が特殊であり、その環境下における判断ですので、きっと参考にはならないとは思います。単純にわたしの運用方法には合わなかったというだけですが、同じようにライブを同時配信しようとしている人にむけて、いちおう記録として残そうと思います。

何回もいいますが、stand.fmのライブ機能が使いづらいのでありません。わたしの環境によるところが大きいので、私の環境下でどういうところが合わなかったのか、だけに着目して注意して読んで下さい。

私にはライブ開始のタイミングが取りづらかった

わたしはツイキャスと同時にライブ配信をしています。ツイキャスはタップするとすぐにライブが始まります。いっぽう、stand.fmでは3秒後に始まります。

この開始タイミングのズレが、BGMのアプリも押すなど、他の操作も同時進行でオペレーションしなくてはいけない私には、操作の難易度を高いものにしました。

通常は、あえてのこの3秒が、逆にわたしには辛くなっていました。

私にはクリティカルに増えるというほどではなかった

まあ、サムネもつけない、キャッチーなタイトルも付けてない、ましてそもそもstand.fmのユーザー層に刺さる内容でもない、ということで、いくらライブ枠で露出を増やしても、クリティカルに、そして継続的に増える、というものでもありませんでした。
stand.fm

まあそれはそうですよね。ただ、反応は毎回ゼロではなかったので、stand.fmのリスナー層に刺さる、透明感のあるライフスタイルやお仕事、ビューティーなどでは、それなりにファンは増えてくのだろうなと思いました。

私の場合、公開収録にすると番組の精度が落ちた

もともと、収録で配信してましたので、無音部分をカットしたり、BGMが減衰するタイミングで話しはじめたりと、ある程度の質をたもっていました。

ただ、ライブですと、下書きという概念がないため、そうした内容の品質向上には限界がありました。わたしの場合は、とくにBGMとのタイミングが合わせづらかったというのが致命的で、それが、アーカイブとして残しても、きっとファンや再生数は増えないだろうなーと思う要因でした。

なぜかライブ配信後にタイトル変更するもバグがあった

これは再現がうまくできなかったのですが、なぜかタイトル変更したものが、もとにデフォルトっぽいタイトルに戻っている回がありました。※2020年8月15日Android版

間違い録音かな?と思って、うっかり削除してしまい、後悔したことがありました。なんなのでしょうね・・・。

もちろん、ライブをライブとして集中して行えば非常に強力

何度もいいますが、stand.fmのライブ機能はとても強力です。ですから、私のような公開収録という方式でなく、ライブをとにかく盛り上げる、ということであればかなり面白くできるのではないかと思います。

実際、優木まおみさんが、stand.fmのコラボ機能が実装される前に、zoomで手作業でリスナー参加をやられていましたが、とても面白かったです。

ただ、コラボ機能を使っても、音量の違いや聞きづらさはあります。

そこは残念ながら本物のラジオにはかなわないです。本物のラジオはミキサーさんがいてリアルタイムに、声を聴きやすくしてくれるためです。

一般ユーザーはどうしても、マイクの位置が一定でなかったり、滑舌が悪かったりと、全員が聴きやすく話せる滑舌の持ち主ではありませんので、そこは難しいところですよね。

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stand.fmに有料チャンネル機能が実装予定

stand.fmでチャンネル開設をしていますけんすうさん。以下の回に、あやたんさんがゲストで来ています。あやたんさんは、stand.fm運営会社の親会社であるnewn inc.の代表です。

>>けんすうあやたんラジオ – けんすうチャンネル | stand.fm
サイトで詳しく見る

(けんすうさんにチャンネル配信したらとふられ)それこそ、これあの~、有料のチャンネル作れるんで。もうすぐ。・・・ゆっちゃった。

ついに来ましたね・・・。すでに投げ銭は実装していますので、課金系の組み込みはすぐにでもできそうですが、どういう操作性になるのか気になりますね。

noteの有料チャンネルのように、機能実装後に、イケハヤさんや西野さんなど、オンラインサロンのファンをたくさん持っている人を招聘すると、すぐに広まりそう。

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まとめ

  • stand.fmのライブ機能はとても強力
  • ライブ配信を同時に2つしようとした私の無茶
  • 有料チャンネルとか実装したら持ちたい

というわけで、stand.fmのライブ機能を使いこなせず、若干消化不良気味です。ただ、ほんと使いこなすと強力だろーなーと思いました。リスナー層がマッチしたら、ほんとフォロワー増えそうです。

いっぽうで、前述の優木まおみさんは更新回数も減り、いいねの上昇もとどまっていて、なかなかの難しさを感じさせます。ですので、そもそもstand.fmや1つの音声配信プラットフォームにどれくらいリソースを割くのか、という問題もあるため、まああまり細かいことを考えても、クリティカルなことにはならないかもしれません。

stand.fmのライブ機能はとても強力です。限定公開ライブや視聴者参加など、魅力的な機能が満載ですので、気になる人はぜひ使ってみて下さい。

・・・と、こんな感じの父親目線で、SNS、ドライブ、ゲーム、生活防衛ネタが多めでブログ記事を2009年から書いています。よろしければLINE@をフォローしていただけると更新情報を受け取れますのでおすすめです。記事を気に入ったというかたはぜひ。

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