XL2546の細かすぎるレビューと設定~ゲーマー/選手/大会主催者の視点でチェックした画像35枚

PCゲーミングの人気が衰えませんが、私もどっぷりハマっています。Apex Legends やフォートナイトなど、バトルロイヤルものが大好きです。

こんにちは、ユーチューバーのカグア!(@kagua_biz)です。今回、世界的に有名なメーカーのBenQさんより、ゲーミングディスプレイをお借りできましたのでレビューします。

なお本記事は、メーカー様より報酬をいただき執筆しています。情報は2019年2月19日時点でのものです。

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XL2546のレビューをお読みになる前に

XL2546のレビューに使用したPCのスペック

かなりライトなゲーミングPCです。ゲームもグラフィックは最高ではプレイしていません。

  • Window 10 Home
  • バージョン 1803(ビルド 17134.590)
  • GeForce GTX1060 6GB
  • ver 417.35

カグアさん

レビュワーの立ち位置やゲーム歴

  • 報酬は頂いてますが、事実誤認以外は何を書いてもいいと言われています。
  • フォートナイトはほとんどビクロイを取ったことはありません。
  • 好きなゲームはフォートナイトとレースゲーム。
  • 現在、144Hzのゲーミングディスプレイでプレイしています。
  • 48歳、男性で動体視力は、eスポーツ選手よりもはるかに劣ります。

240Hzのゲーミングディスプレイは前から気になっていました。店頭で操作したところ、明らかにぬるぬる具合が違うので、いつか使ってみたいなあと思っていました。

今回、お借りしたモデルはこちらです。

BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ ZOWIE XL2546 24.5インチ/フルHD/DisplayPort, HDMI, DVI-DL搭載/240Hz/1ms/Dyac技術搭載/FPS向き | ベンキュージャパン

BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ ZOWIE XL2546 24.5インチ/フルHD/DisplayPort,HDMI,DVI-DL搭載/240Hz/1ms/Dyac技術搭載/FPS向き
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XL2546 は「PUBG ASIA INVITATIONAL MACAO 2019」で大会公式モニターとして認定・採用されたという実績を持つ、まさにゲーマー垂涎のゲーミングディスプレイといえ、期待が高まります。

一般ゲーマーにも嬉しい作り込み

まずはこの見た目。LEDで光りまくるのではなく、アイシールドによるプロ仕様感!さらに、ヘッドホンハンガーも標準で内蔵しています。置いた感じはこんな感じです。
XL2546はゲーマーにテンションがあがる

XL2546をパソコンデスクに置きますと、こんな感じ。アイシールドは小鳥にもとまりやすく、じゃまにならない大きさです。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイのアイシールド

光沢仕上げのところには、しっかり保護シールがあり所有の満足感を刺激してくれます。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ ところどころ光沢仕上げ

スリープ画面から立ち上がるときも、ZOWIEのブランドロゴがふんわりと光って、テンションがあがります。こういう細かいこだわりは嬉しいですね。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ

ぬっるぬるです。

FPSもなんと230を叩き出します。60Hzのディスプレイから乗り換える方であれば、確実に違いのわかる、ぬるぬるさです。なお、FPS表示はGeForceドライバで表示させています。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイで230FPS

とにかく、LEDギラギラでないながら、プロ気分を味わえる稀有なガジェットであることは間違いありません。

あと個人的になにげに気に入ったのが、ベゼルの角度。ディスプレイの枠が90度ではなく45度くらいの傾斜がついています。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ レビュー

これにより、見る角度が少し変わっても、ディスプレイの端に影や死角ができることが減らせます。こういう細かい作り込みにも感心させられます。

ディスプレイはかなりの角度や幅で可動します。そして、動かしやすいのにしっかり安定します。このあたりは値段の通りですばらしいです。
ディスプレイの可動域

アイシールド、おもったほど邪魔になりません。

左側面に入力や出力の端子があります。一番上の赤いポッチはひっぱると10cmほど伸びる、ヘッドフォンハンガーです。地味に便利です。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイの端子

底面と全面のボタン。ボタンはやはり物理ボタンが安心感があります。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイの物理ボタン

入力デバイス。中央の赤いホイールも押し込めるスイッチになっています。なにげに左上が戻るボタンになっていて使いやすいです。スマホなどのUIもほとんどそうですものね。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ 設定ホイール

ただし、縦にピボットさせるときは、端子が上にくる方向にしか回転できません。このあたり、ホコリが気になる人は注意が必要です。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイのピボット

なおケーブルは、電源コードと、DisplayPortケーブルと、USBケーブルのみですので、注意して下さい。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイが凄い

値段のとおり、しっかりとした作り込みが長く愛用できる仕上がりになっていると思いました。

DyAcなどこだわり設定を画像でチェック

XL2546には、FPSゲーマーがこだわる品質を、しっかり受け止めてくれる機能が満載です。画像でチェックしてみました。

XL2546の機能の調査方法

細かな設定にこだわれるところが、XL2546の良いところで、こだわり派のゲーマーさん向けの機能を調べてみました。とくにFPSにおいては強力だと感じました。

撮影方法はこんな感じです。ただ、下の写真からもわかるように、デジカメ側で補正がかかってしまっていますので、あくまで参考程度に見ていただければと思います。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ

ちなみに、有名e-Sports選手のすももさんなど、設定を公開してくれている選手の方々もいます。参考にされると良いと思います。
>>【BenQ ZOWIE製品】新商品のゲーミングディスプレイXL2546でSUMOMOXqX選手が設定を公開! – YouTube

DyAcでちらつきが軽減

DyAcとは、正式にはダイナミックアキュレシーという名称で、残像低減機能とのこと。FPSなど、3D視点のゲームで画面を上下左右に揺らしつつ、敵も動く、というときにちらつきが抑えられるという機能です。

実際に使ってみますと、全体的に明るさと彩度が抑えられ、目にやさしい色合いになる印象です。以下の画像ですと、空の青さがことなることがわかるかと思います。全体的に鮮やかさが抑えられ、目に優しくなるため、チラツキが見えにくくなるのかな、、、という思いました。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイのDyAc

ただ、そもそも動体視力の悪い私にはあまり違いがわからなかったのですが、雰囲気としては、画面の明るさが抑えられ、左右に画面をふったときチラツキが減っているような気がしました。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイのDyAcオンとオフ

そもそも表示設定で、コントラストと輝度を下げて同様に明るさを抑えたときよりは、不思議と自然に見えるかな、という気がします。不思議。おそらく技術的には、単に明るさを下げている、というわけではないのはわかり、鮮やかさを落としているわりに、見た感じがスッキリと感じます。

メーカーの方に聞いたところ、以下のゲームですと、よりその違いがわかるとのこと。これらのゲーム好きなかたには恩恵が得られるかもしれません。

  • PUBG
  • CSGO
  • R6S
  • OVERWATCH
  • Apex Legends

Black eQualizer で暗いところを見やすく

Black eQualizer は、白飛びを抑えながらゲームに支障がないぎりぎりとのところで、暗い部分を明るくしてくれます。数値を上げると、全体的に明るくなっていることがわかるかと思います。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイで暗いところをよく見る

いわゆるコントラストとの違いは、10以上に設定しても白飛びせずに全体が明るくなる、という不思議なカスタマイズです。

Color Vibranceで視認性を自分仕様へ変えられる

これは、ゼロにするとモノクロになります。最大で彩度が上がって鮮やかになります。ただ、単純な彩度上昇のようなキツサがない、という感じです。色が重要なゲームでは役立つと思いました。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ Color Vibrance

手元で設定を切り替えられる便利さ

そしてそれらをコントローラーを手元に置いて切り替えられるのは、とても便利。シーンごとに資格支援しているような感じで、テンションがあがります。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ コントローラー

とくに、FPSにおいて、コンマ1秒の世界の精度や視認性の向上を目指したいかたには、大事なバディとなってくれると思います。

240Hzはたしかにぬるぬる~240Hzを出すフォートナイト設定

モニターの設定を240にし、フォートナイトで、以下のようにグラフィックは犠牲にしてFPS上限無しにするという、滑らかさ優先の設定にします。
フォートナイトの240Hzを出す設定

すると・・・!実際、240が出ました。テクスチャや敵が少ないなどの状況によっては、300FPSを超えることもありました(ただこれはさすがに表現されないので凄さはわかりませんが)。
フォートナイトでぬるぬる240Hz

いわゆる違いがわかる凄さというやつですね。動きが非常になめらかに感じます。いっぽうで、もともと144Hzのディスプレイをお持ちの方の場合は、ちょっと素人の私にはわかりにくい違いかな、とも感じました。

また、高画質でゲームを楽しみたい、という人は、そもそもハイエンドなグラフィックカードが必要になりますので、そのあたりは240Hzを必要とする人は限定されるかもしれません。

XL2546、有名e-Sports選手の設定

有名e-SportsプロチームであるDetonatioN Gaming のすもも選手。彼のPUBGでの、XL2546の設定が動画で公開されています。

  • DyAc プレミアム
  • Black eQualizer 13
  • ブルーライト軽減 0
  • インスタントモード オン
  • 画像モード FPS2
  • 輝度 40
  • コントラスト 50
  • シャープネス 7
  • ガンマ 5
  • AMA プレミアム

やっぱり、DyAcはプレミアムで、Black eQualizerはやや明るめですね。他にもネットを探すと、XL2546の設定をした記事を見つけられますので、探してみてはいかがでしょうか。

eスポーツ大会主催者にも嬉しい機能が豊富

近年増えていますゲーム大会。eスポーツという呼称も広がりを見せ始め、今後ますますコミュニティとしてのニーズは高まりそう。そんなイベント主催者さんにも嬉しくなる機能や仕様が満載ですので、ご紹介します。

XL2546はシンプルな構成で迷わない

BenQ XL2546は、ゲーム大会の主催者にもとても嬉しい機能がたくさんあります。まず梱包サイズ自体はかなり大きいですが、箱はもう少し小さくなります。
XL2546

梱包を開いてみますと、それぞれのパーツをわけて収納できる区切りがしっかりあって、移動に耐えられる作りだと思います。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイが凄い

同梱物ですが、CD-ROMはありますがドライバはとくにインストールしなくとも、自動で認識してくれます。無くす心配が少ない、手間が少ない、とても重要です。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイが凄い

ネジをなくす心配がない

どのスタッフにも組み立ては簡単にできるシンプルさは、大会当日にとても重要です。

そしてなんといっても、ネジを自分で入れる、ということがありません。これならネジをなくす心配がなく安心です。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイがネジ穴にネジを入れる作業がない

アームはしっかり重量があり、安定感は抜群です。選手がプレイに専念でき、倒れるリスクを減らせ、スタッフも安心です。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイのアームの重さ

アームとディスプレイもドライバいらずで組み立てられます。こういう細かなこだわりは、大会主催者には本当に助かります。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイの組み立て

驚いたのは、左右のアイシールドの取り付け。ネジとバネがそもそも付いていて、ドライバこそ必要ですが嬉しい配慮。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイ ネジをはめない

こういう細かいところのこだわりが、PUBGの公式大会にも認定される所以なのでしょうね。凄い。

完成まで組み立てはほんの数分で終わります。ほんとうにとても簡単です。会場設置がスムーズに行くことでしょう。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイが完成

可動幅の目盛りがチームに嬉しい

アーム上部に移動用の取手というか穴があり、持ち運びにも便利です。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイの移動用取手

回転軸と高さ調整部分の2箇所には目盛りが付いているため、例えばチーム全員同じ高さや角度にする、といった微妙な調整が可能になっています。このあたりも、e-Sports大会を意識した作りになっていて、PUBGの公式大会で認定されるだけありますね。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイのメモリ

ドライバの設定は不要、ほんと簡単

ディスプレイポートケーブルで接続しました。とくに何もドライバを入れず認識してくれました。WHISPERNET0のディスプレイの設定から、240Hzに変更します。
BenQ XL2546 240Hz ゲーミングディスプレイで240Hzにする

このように、ゲーム大会のイベント開催側にも、準備がはかどる機能が満載です。機材として長く使える安心の一品だと思います。

・ ・ ・ ・ ・

というわけで、それぞれの利用シーンにむけた視点で、XL2546のおすすめポイントを見てみました。

いやはや値段のだけはあるかと思いました。長く使えるバディとしてゲーマーのかたにはほんとおすすめですよ。

BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ ZOWIE XL2546 24.5インチ/フルHD/DisplayPort, HDMI, DVI-DL搭載/240Hz/1ms/Dyac技術搭載/FPS向き | ベンキュージャパン | パソコン・周辺機器 通販

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関連情報リンク

大会は、ある意味スポーツ。全国で行われている大会が、儲かっているかと聞かれば、それはそういうこと。お金ではない。
>>【e-sportsの闇】ゲームイベント(大会)は儲かるのか。イベント運営者に訊く | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト

CSGOはほんと変わるそうです。
>>BenQ ゲーミングモニタ 240Hz XL2546 を買ってみた | きまぐれブログ

こちらもプロゲーマーの方の設定。
>>XL2546レビュー – EROC CS:GO blog

いやほんと、凄いですね。
>>BenQ ZOWIEの「XL2546」が「PUBG Asia Invitational Macao 2019」の公式ディスプレイに決定 – 4Gamer.net

技術的なことはこちらの記事も詳しいです。
>>[COMPUTEX]240Hz表示+残像低減機能付きディスプレイをBenQ ZOWIEが公開。新スイッチ採用で復活のキーボード「CELERITAS II」も – 4Gamer.net

CSGOプレイヤーで有名なおいたんさんのXL2546レビュー動画です。動画との解説がわかりやすいです。
>>【BenQ ZOWIE】ゲーミングモニター XL2546 レビュー!【240hz】 – YouTube

まとめ

いろいろなゲーミングディスプレイを仕事柄見ていますが、やはりディスプレイで圧倒的シェアをもつBenQさんの作り込みは凄いですね。すべてが硬派でしっかりしています。

とくにわたしは、LEDで光るデコレーションはあまり好みではないので、いっぽうちょっとプロ気分を味わえるというアイシールドが思いの外気に入りました。それほど邪魔にならない大きさも良いです。画面端がしっかり見える気がします。

ちょっと値段は高いですが、良いものを求めたいという方には、おすすめのゲーミングディスプレイです。

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