ARKARTECH G2000 のゲーミングヘッドセットを買いました。
こんにちは、ゲーム大好きカグア!です。
アマゾンで約3000円ととても安い値段が魅力ですが、外観や音質、マイクなどの使用感をレポートします。イヤーパッドの柔らかさはGIFアニメでお伝えします。
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この記事の目次
ARKARTECH G2000とは
このレビューを書いた人
まず本レビューを書いている私の立ち位置ですが、以下のとおりです。PS4は持っていません、またFPSやTPSゲームなどはほとんどプレイしません。
- 音楽好き40代男性
- 好きなゲームはレーシングゲーム
- 比較としてパイオニアの密閉型ヘッドフォン
ただ、それなりにレビューとして体裁をなすよう、サイズや音声比較などはちゃんと盛り込んでいます。また、FPSでの利用など他の人の使用感が気になるという人は、サクラが少ないであろう、星が少なめのAmazonでのレビューを参考にされると良いと思います。
>>Amazon カスタマーレビュー: ARKARTECH G2000
ARKARTECHという会社
ARKARTECHの公式ホームページはこちらです。中国深セン市にありますヘッドセット、メカニカルキーボード、マウス、サウンドカードなどのPC周辺機器メーカーです。
>>arkartech.net
すでに10年以上もの販売実績があり(公式HPより)、世界でも、米、英、仏、独、スペイン、日本など多くの国々で販売しています。
安いゲーミングヘッドセット
今回レビューしましたのは、こちらのARKARTECH G2000です。Amazonでもレビュー投稿数も341件を越える人気商品です。
ARKARTECH G2000 ゲーミング ヘッドセット ヘッドホン ヘッドフォン ゲームヘッドセット マイク付き ゲーム用 PC パソコン スカイプ 男女兼用 プレゼント ブルー | ARKARTECH | ゲーミングヘッドセット 通販
安い値段の中華ゲーミングヘッドセットと思い最初は見くびってました。しかし、なかなかに作りはしっかりしています。いまや中国製といってもバカにできないと思いました。
そして一方で、サクラのレビューが多いという声もあります。真偽の程は定かではありませんが、たださすがに褒めすぎだろーという口コミや評価も見つけました。そこで今回自腹で試してみようと思ったわけです。
ただ正直なところ、音質とマイクにこだわらず価格重視という人には、まあごく一般的なコスパの良いアナログヘッドセットです。一方で、FPSやTPSで環境音の微妙な音の認識が、ゲームに左右するような使い方にはおすすめできないかなと思いました。
それでは早速、ARKARTECH G2000を開封していきましょう。
ARKARTECH G2000 レビュー
付属品は取説と4極アダプタ
パッケージはごく一般的な梱包です。本体、ケーブル、取説が入っています。パッケージからは安っぽいという印象はとくに受けません。
取説はちゃんと日本語で書かれています。また、ケーブルキャップがついているなど、丁寧な梱包には好感が持てます。
イヤーパッドの間隔は約4.5cm
サイズ感はこんな感じです。わたしは顔は大きいほうですが、ごく一般的な密閉型ヘッドホンです。
デフォルトのイヤー部分の間隔は4.5cm。しめつけは後述します。
外観を通常のヘッドホンと比較
比較としてPioneer SE-M521(ヘッドセットではなく通常のヘッドフォン)と並べてみました。サイズ感はごく一般的なヘッドホンサイズです。ヘッドホンフックを持っている人も、無駄にならないと思います。
重さはさすがに値段相応で、軽い!ということもなく、300gを超えます。つけ心地自体はクッションがあるので、それほど気になりません。ちなみにパイオニアの通常のヘッドホンは重さ約100gです(マイクがないので軽いのは当たり前ですが)。
イヤーパッドの柔らかさのGIFアニメ
クッションの具合をGIFアニメにしました。イヤーパッドはほどよく柔らかく耳周りにフィットします。こんな感じにクッションがしっかりしています。
頭部は、ブリッジタイプではなくクッションになっています。こちらもほどほどに柔らかく、アラウンドタイプということでズレない締め付け、という感じです。
クッションは取替ができませんでの、へたってきたら買い替えとなります。それでも、上図のように柔らかいですので、つけ心地は悪くありません。
スピーカーサイズを他社製品と比較
大口径スピーカー(50mmネオジムマグネットドライバー)をうたっているだけあって、Pioneer SE-M521と比較しても大きさでは負けません。ARKARTECH G2000のほうが丸という感じです。
つけ心地自体には、それほど差は感じられませんでした。こだわる人でなければ、とくに大きな差ではないと思います。
ヘッドフォンの側圧はやや固め
まずはPioneer SE-M521のヘッドホンの側圧ですが、約75g。つけ心地はふんわりという感じで、まったく疲れを感じません。
ヘッドホン部分の側圧はきついとは思わなかったのですが、ARKARTECH G2000ですが、複数回測って平均を見てみますと、数値上はややキツメでした。長時間のゲームプレイ自体があまりよくありませんので、ズレ防止のほうを優先させたデザインかもしれません。
ちなみに、これくらいひねっても何ともないくらいには頑丈です。
USBは点灯用で基本はアナログ
ゲーミングヘッドセットということで、LEDギミックもしっかり内蔵しています。USBを挿しますと点灯します。
ただし、挿すと点灯し抜くと消灯します。つまり、USBはLED専用で、音声とは全く関係がありませんので、注意して下さい。
USB音声ではありません。音声はあくまでジャックからのみ対応、となります。
7.1chには対応しません。一般的なアナログのステレオヘッドホンです。
マイクやケーブルその他外観
マイクはこちらの方向のみ90度可動し、使わないときは垂直にしておけます。マイクの場所はとくに問題ありません。
ケーブルは編み込みになっていて安っぽさはありません。とてもしなやかで取り回しは良いです。
音量調節ダイヤルとマイクのオンオフは比較的大きめのスイッチで、誤操作せずにすみそうです。
イヤホン端子とマイク端子が別々になっています。スマホなど4極端子の変換コードも付属しています。
音質は中音域バランス重視
音質ですが、いわゆる低音でバスドラがズンズンというタイプではなく、中高音域メインで全体がバランス良く聴ける音質です。いっぽうで、FPSメインで低音域重視のかたや、音を頼りに何かを察知する、といったゲームでは厳しい印象です。
ちなみに音楽で、ロックやポップス、クラッシックなど聞いてみましたが、高温域や低音域、どれかが特筆するレベルというよりは、全体的に聴きやすいバランスに仕上がっていると思いました(人によっては「こもる」と捉える人もいるかもしれません)。このあたりは、50mmネオジムマグネットドライバーがいい仕事をしている感じです。
もっと安っぽい音質かと思いきや、とくに音にこだわりがない人であれば、また格ゲーなどの効果音やBGMとしてのサウンドであれば、普通に聴けるレベルだと思いました。
マイク音量は小さく口から遠い
ARKARTECH G2000のマイクは、いわゆる一般的なコンデンサーマイクとみられます。マイクとの距離はかなり遠目です。口に近づけるなどのフレキシブルアームのような横移動は出来ません。
本機ではマイク音量を調整できません。WindowsであればPCのサウンド設定>マイク設定(録音プロパティ)で音量を調整することになります。
プラグインパワーなのかは記載されていません。ただ、PCのマイク端子に挿してそのまま使用しますと、かなり小さい音になります。
いちおう比較として、私がふだんゲーム実況で使っているSONY コンデンサーマイク ECM-PC60(プラグインパワー)+ audio-technica マイクアンプ AT-MA2 で試してみました。
マイクアンプにARKARTECH G2000を挿しますと、するともちろん同じようには録音できました。ただそれでも少し小さめな印象です(波形がかなり小さいです)。あえて口を近づけると少し大きくなります。
Amazonのレビューでも「チャットの相手には音量を大きくしてもらっている」という口コミを見ましたが、実際にはそうした工夫が必要そうです。ちなみに、ZOOMというチャットアプリを使ってみたところ、声は小さめではありますが、いちおう問題なくは聞こえました。
さらに、iPhone 5Cの録音アプリで試しました。付属の4極ジャックをつないで録音してみましたが、こちらはマイクアンプなしでも問題なく録音ができました。なお、iPhone8などイヤホンジャックがないiPhoneでは未検証です。すみません。
以上から、マイク機能についてだけは、残念ながらいわゆるイヤホンマイクの域を出ていない感じです。ですので、ゲーム実況など誰かに聞かせるためのマイク利用などでは、別のマイクを用意したほうが良さそうです。
ARKARTECH G2000評価まとめ
実売約3000円の密閉型ヘッドセットということでは、貴重な存在と言えそうです。ただ、向き不向きがありますので、以下にまとめます。
良い点と残念な点
- とにかく安い
- LEDギミックでテンションが上がる
- アナログヘッドセット
- マイク音量が小さい
- 低音よりも中高音域が得意
ARKARTECH G2000に向いている人
- とにかく安価にLED点灯するヘッドセットが欲しい
- 格ゲーやレーシングゲームで密閉型イヤホンが欲しい
FPSやTPSでチームプレイでガチにやり込む人にはおすすめしませんが、カジュアルに、ゲームをLED点灯でテンション上げながら、安価にすませない、という人におすすめゲーミングヘッドセットかと思います。
FPSやTPSで、環境音がプレイに大きく左右する、そんな利用シーンを考えている人は、やはりゲーミングブランドのヘッドセットがおすすめです。
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7.1chにはこだわらない、とにかく安いゲーミングヘッドセット、という方にはとてもコスパの良い選択肢だと思いました。
ARKARTECH G2000 よくある質問
マイクが使えない、マイクの音が出ない
残念ながら、マイクの音量は小さめで本体での調節はできません。ですので、Windowsの場合、サウンド設定>マイク>マイクブースト、などで大きくするなどOS側で調整を試みるくらいとなります。ただマイクブーストですとホワイトノイズも増えます。
なお、初期不良の可能性も考えられます。そのときはアマゾンで購入した場合は、Amazonのアカウントサービス>注文履歴>出品者に連絡する、で問い合わせを初期不良交換なども確認してみましょう。
ドライバはありますか?とくにありません
ドライバーなどはとくにありません。ですので、マイクなどサウンド関係の調整をPCで行うことはできません。
また、LEDのイルミネーションのコントロールもできません。
スイッチを聞きながらスマホで通話できる?
残念ながら音声ミックス機能はありません。ですので、できません。別途ミキサーなどを用意することになります。ただ、それは多くのゲーミングヘッドセットでも同様です。
スマホなどからBluetoothでボイスチャットをして、有線でスイッチから音声を聞く、という使い方をしたい場合には、有線とBluetoothとを同時に使えるヘッドセットであることが必要です。
こちらのヘッドセットがそのような仕様になっています。こちらもおすすめです。
【国内正規品】 密閉型 Bluetoth ワイヤレス ゲーミングヘッドセット SteelSeries Arctis 3 Bluetooth 61485
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関連情報リンク
「PS4はコントローラーに接続」して使えます。
>>ARKARTECH G2000その後 – はてななブログ
5000円以下のヘッドセットもたくさんありますね。
>>税込5000円以下のゲーマー向けアナログ接続型ヘッドセット20製品一斉検証。本当にコスパのいい選択肢はどれだ? – 4Gamer.net
どれもゲーミングヘッドセットの人気ブランドです。読み応えのあるレビューです。
>>【特別企画】最新ゲーミングヘッドセット3機種を「PUBG」で聴き比べ – GAME Watch
こちらもゲーミングヘッドセットとしては、安いタイプです。3000円以下のものはおおむね同じ評価っぽいです。
>>2000円ちょいのBeexcellent ゲーミングヘッドセットを2ヶ月使用した感想 – ライフストリーム
こちらは現在取り扱いがないそうです。マイクがアームなのが良いですね。
>>FlyCreat の格安ゲーミングヘッドセットをレビュー
ゲーミングヘッドセットはじつはマイクで差がつくのですよね。
>>【人柱】599円で買った激安ゲーミングヘッドセットはここがダメだった
イヤーパッドのお手入れには、クリーナーキットを使いましょう。
>>ヘッドフォンのイヤーパッドが長持ちする「ヘッドホンクリーニングキット」発売! | Power DJ’s Blog
まとめ
大口径のスピーカーやLEDギミックや取り回しの良いケーブルなど、外観は値段以上に良いだけに、マイク音量の小ささだけが残念でした(初期不良であれば対応はしてくれるそうです)。
また、ゲーミングヘッドセットとしては、低音重視のFPS/TPSよりは、カジュアルゲームやレーシングゲームなどの利用がおすすめだと思いました。
それでも、中国メーカーの進歩に驚きを隠せませんね。安いゲーミングヘッドセットを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
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