私は電子書籍は音声読み上げで読みます。そして読み上げだけでは得られない体験が得られると思った本は紙で買うようにしています。そういう意味で、Kindleには期待しているのですが、残念ながらKindleアプリ(iPhoneやAndroid)では、音声読み上げはできません。
OSの機能であるVoiceOverや、Talkbackは普段のアプリ以外の普段の操作性も犠牲にしてしまうため、残念ながら使い物になりません(たんに「できる」というだけです)。ですので、Kindleで音声読み上げをさせたいなら、Amazon Fireタブレットで読む、というのが最適解になります。
この記事の目次
Kindleアプリ(iPhoneやAndroid)では読み上げはできない
こちらはKindleアプリのメニューですが、このように「読み上げ」に関する項目はありません。
ですので、多くのブログ記事などで「Kindle読み上げ」というのは、OSの機能である、ユーザー補助の「読み上げ」機能を紹介しています。
いわゆる画面の文字を読めない人むけの補助機能というものを、無理やりKindleの読み上げに使う、というものです。
OS由来のKindle読み上げは使いづらい
これは、残念ながら使いやすいものではありません。たとえば、ワンタップで操作ができなくなります。文字を目で読めない人は、まずどの場所がフォーカスされているかをしり、そして理解したうえでそれを決定するからです。さくさく操作できてはむしろいけないからです。
iPhoneでいうVoiceOver、AndroidのTalkBackを、ネット上の記事にしたがい設定してしまいますと、それを戻す操作さえ、とても面倒になります。さくさく操作できないからです。
ですので、これらのKindle読み上げはおすすめしません。
以前はAlexaでKindle読み上げが快適だった
どうしても、iPhoneやAndroidスマホで、Kindle本を読み上げで音読したい、という人は、Alexaアプリを使いましょう。AlexaとKindleアプリを連携させますと、Alexaが読み上げてはくれます。
なお以前のバージョンのAlexaアプリでは、Kindleを起動でき、そしてKindle画面で読み上げを操作できました。文字を確認しながら読み上げも聴ける、というものです。
しかし、現在のバージョンではKindleの表紙しか出ず、どこを読んでいるのかがわかりづらいのです。途中でやめたいときも、なんとなくの章を覚えておかないと、続きから読ませるのがけっこう大変です。つまり、目次がこまかくわかれていればまだましなのですが、基本的にどこを読んでいるのかを、目視できないという点が残念です。
現状では以下のように本の表紙こそ表示されますが、ページの確認などができません。残念です。
以前はこうしたリンクのなかにKindleアプリがある、という位置づけで、なのでページ操作などもいちおうできたのですよね。どこが読まれているかわからないのはほんとつらいですね・・・。
Kindleで読み上げはFireタブレットなど専用デバイス
現状では、Fireタブレットに搭載されていますKindleアプリでのみ、Kindle読み上げが可能です。
FireタブレットはAmazonのプライムセールなどでたいてい安くなりますので、そのタイミングで購入すると良いでしょう。Kindle読書するだけでしたら、ワイヤレス充電や高解像度などは不要だと思いますので、廉価版のタイプでも十分かと思います。
>>人気の「Fireタブレット」最新一覧はこちら。
Amazonで詳しく見る
NEW Fire HD 8 タブレット – 8インチHD ディスプレイ 32GB ブラック (2022年発売)
・ ・ ・ ・ ・
>>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
セール特設ページを見る
↓↓↓無料のニュースレターを配信中です