エルデンリングのゲーム実況で新たなゲーム配信の流れが出てるっぽいです。

ゲーム実況にかぎらずYouTubeではつねに新しい企画がもとめられます。国産ゲーム「エルデンリング」は世界中でヒットしていますが、そのゲーム配信でも新しいプレイスタイルがひろがりつつあります。また、ゲームメーカーによるゲーム配信ガイドラインにも新たな流れが出てきました。

ゲームプレイと国際貢献

>>『エルデンリング』で”死ぬ度に10ドル(1100円)をウクライナに寄付する男”現る – AUTOMATON

ウクライナ
https://www.twitch.tv/videos/1418505861

チャリティライブという試み。難易度がたかいエルデンリング。そのゲーム内でプレイヤーが絶命するたびに10ドルを寄付するというこころみ。

日本のテレビ番組でいえば、帰れま10のような耐久型の企画ながら、社会貢献にもなるということで人気を博しています。

ゲームプレイとバラエティ番組化

>>超絶難度ゲーム「ELDEN RING(エルデンリング)」をリングフィットアドベンチャーのリングコンで攻略する猛者が登場 – GIGAZINE

任天堂スイッチのジョイコンはBluetooth接続ができますので、それをつかってエルデンリングを、リングフィットアドベンチャーのコントローラーで操作するという動画。

体を動かして、実際にバトルをしているかのような動きはコミカルながら、応援したくなる要素満載です。コントローラーと紐付いていないながらも、回復しているときはプレイヤーもドリンクを飲むなど、表現はばっちりです。

エルデンリングが切り開くゲーム配信との新しい関係

>>【やじうまPC Watch】本日発売のエルデンリング、投げ銭オフで配信可能 – PC Watch

営利目的での動画/静止画などの利用は禁止されているが、YouTubeやTwitchのパートナープログラムや、そのほか動画共有サイトが提供するクリエイター向けの機能を利用して、投稿を収益化することは可能。ただし、投げ銭やスーパーチャットなど、視聴者から直接金銭の授受を行なう機能を利用した収益化や、メンバーシップなど有料会員登録者限定の動画投稿に使用することは原則として禁止されている。

つまり、スパチャや投げ銭などが原則禁止としており、メーカーとしてはアーカイブや紹介としてはいいけれど、収益化はアーカイブを作ってくれた人を推奨したい、ということのあらわれのように見えます。

たしかに、もともとゲーム配信は一律に著作権侵害と言われたた時期もあり、こんにちまで徐々にその効果や影響を鑑みながらメーカーが譲歩してきた経緯があります。しかし、人気タイトルを有するメーカーとしては、逆にその権威性をつかい稼ぐという手法にはノーを言いたくなることは理解できます。アーカイブであれば、これからゲームをはじめようという人にも役立ちますし、まして難易度がたかい本作では、そうした攻略動画はメーカーとしてもありがたいものと思われます。しかし、配信者のキャラクターをベースにしたものが多いと思われるライブ配信での投げ銭やスパチャは、さすがに許容し難いということなのでしょう。

これは合理性のある落としどころのような気がしますので、支持したいですね。今後各メーカーも、ガイドラインの見直しをしてくるかもしれませんので、ゲーム配信者は情報収集はおこたらないようにしましょう。