ポッドキャストはどうやって聴いてもらうか、のハードルがとても高いメディアです。そこで、一般向けにはメルマガ登録してもらい、ブラウザで手軽に聴いてもらおうと考えました。
調べたところ、BenchmarkというメルマガASPがRSS配信から自動的にメルマガを発行してくれる機能があると知り、試しました。今のところ、うまくいっていていい感じです。
この記事の目次
メルマガ配信でポッドキャストの敷居を下げる
Photo:license by asambleanacional
ポッドキャストが普及しない点としてよく言われるのが、アプリを用意してもらうなど、最初の購読のハードルの高さです。iPhoneこそデフォルトでApple Podcastというアプリを実装していますが、それでも使ったことがないという人も多いと思います。
ですので、考えたのがポッドキャストのエピソードへのリンクを張ったメルマガを、自動配信するのがハードルが低いのでは?ということです。メルマガは、小泉首相時代から認知も広がり、若い世代でメールに馴染みがない世代より上の世代には広く認知されています。また、メルマガ登録の最初だけは面倒ですが、あとは普段のメールアプリでチェックができます。
わたしは、こんな感じにポッドキャストのエピソードのタイトルと概要欄を、自動でメルマガ配信しています。目次で気になればURLをタップして、聴いてもらうことができます。
ただ、本文の絵文字は文字化けしてしまうので、使わないようにしましょう。ポッドキャストタイトルでの絵文字はなぜかOKですw。
LINE@(現在はライン公式アカウント)を自動化できればいいのですが、現状はわたしは手動で行っていますが、BenchmarkというメルマガASPでは、RSSを登録すれば自動で配信できるため、すぐに飛びつきました。
無料からはじめられるメルマガASPベンチマーク
ベンチマークは海外のメルマガASPです。海外製ですが日本語に対応していて、歴史もあり実績も豊富で安心です。
>>メール配信・メルマガ配信(月額1800円~)|Benchmark Email
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メルマガは、受信者が迷惑メールフォルダに入れてしまったり、ホスティング側でリジェクトしてしまったり、じつはかなりデリケートなメディアです。これはメルマガの歴史上仕方のないことなのですが、こうした繊細な運用に耐えなければいけませんので、じつは選択肢がかなり限られるサービスです。とくに無料となると、あとはMailChimpくらいしかありません。
有料プランもありますが、ベンチマークはなんと無料プランもあり月間配信数250以下であれば、完全に無料です。それと、登録フォームから登録可能なコンタクト件数は1日最大75件です。勝手に広告が配信されることはありません。
ブラウザから登録してすぐに使うことができます。
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ポッドキャストをメルマガで自動配信する方法
ポッドキャストのRSSを取得
多くのポッドキャストはRSSを配信しているはずです。Anchorアプリであれば、ブラウザからダッシュボードに入り、メニューからディストリビューションのところで、確認できます。
ベンチマークでメルマガ作成
ベンチマークにログインし、メール作成を選びます。そこでRSS配信で自動送信する、という選択肢が選べます。
メールのテンプレートを作成
そのまま進めていけば、メールのテンプレート作成画面にいきます。そこで、RSSで配信されるタイトルや概要などを、どう配置するかといったテンプレートをデザインできます。
メールは随時プレビューして、どういうデザインで配信されるか直感的にデザインできます。タイトルや概要やURLなど、RSSに含まれるポッドキャストのエピソード情報をタグで貼り付けられます。
ただいろいろ試したのですが、概要欄がうまく反映されず、今は以下のようにデザインして、毎日ポッドキャストの目次を見てもらい、気になったらURLをクリックしてもらう、という仕様で落ち着いています。URLは、今どきのメールクライアントであればURLは自動的にクリック対応してくれるので、そのまま出力させています。
- ポッドキャストのタイトル
- エピソードのURL
- エピソードの目次(概要欄に目次を入れるようにして対応)
あと、RSSによってはうまく認識されないものもあるようで、SoundCloudのRSSはダメでした。いっぽう、Radiotalkは問題なく読み取れました。ですので、Radiotalk配信者はメルマガ配信での運用はOKですね、Radiotalkはスマホブラウザでもきれいに表示されて再生されますので、相性はよいと思います。
配信スケジュールを決めて完了
メールの雛形が完成しましたら、最後にスケジュールを設定して終わりです。毎日定刻に配信するなど、一般的なメルマガ配信ASPと同様の操作で安心です。
テスト配信をして出来栄えを確認
実際に自分へ配信してみて出来栄えを確認します。こんな感じにジーメールに届いていました。ここまでわずか十数分です。すごい。
メルマガ登録フォームの設置や宣伝
ベンチマークではLPをつくる機能(有料)もあります。また、埋込み型のメルマガ登録フォームのコードを自動発行してくれます。それらを自分のブログなどに設置して、登録者を増やしましょう。
メルマガ登録さえしてもらえば、ポッドキャストを聴いてもらえる機会が増やせます。わざわざ「聴いて下さい・・・まずはアプリを・・・」と言わなくてすみます。わたしもこんな感じにブログに、すぐに設置できました。フォームだけのURLが発行されれば嬉しいのですが、さすがにそこまでは無料版では無さそうです。
250通は少ないと思われるかもしれませんが、上位プランに上げたとしても年割り申し込みであれば、1800円ですので、かつてのメルマガASPを知っているものとしては、破格の値段です。また、タグを調整すれば、おそらく週イチにして、最新5日分をリスト形式の本文にして送信、というのも可能な気はします。私のメルマガでいうと[Item1]を[Item5]にするとかをいじればいいような気はします。未検証ですが。
ただ、いずれにせよ、そこは読者が増えてからそのあたりは考えればよいかと思います。
ポチらせる文章術
クリック状況レポート
テキストメールなどでなければ、クリックや開封などのカウントもできるようです。ただ、マップなどはアメリカになっていましたので、参考程度がいいかもしれません。
それでも、レポートまで実装されていて無料とは驚きですね。
まとめ
- ポッドキャストはメルマガ購読であれば敷居を下げられる
- メルマガはベンチマークを使えば無料から配信できる
- ベンチマークはRSSからメルマガ自動発行ができ手間いらず
- ベンチマーク無料版は月間250通まで
制限はあるものの、日本語化されていて、わかりやすい操作性で、無料から始められます。なんといっても一度設定してしまえば自動ですので、負担も軽くてすむところが素晴らしいです。
まああとは、国内でもSpotifyが流行ってくれれば、そのなかでフォローで済むのですけどね。とりあえず今は露出を少しでも増やすしかないかな、という感じで進めています。
ポッドキャストのPRに悩まれているかたはぜひ試してみてはいかがでしょうか。おすすめですよ。
・・・と、こんな感じの父親目線で、SNS、ドライブ、ゲーム、生活防衛ネタが多めでブログ記事を2009年から書いています。よろしければLINE@をフォローしていただけると更新情報を受け取れますのでおすすめです。記事を気に入ったというかたはぜひ。
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