YouTubeでもTwitterでも、SNSであればバズりを期待したいと思う人は多いのではないでしょうか。しかし、わたしは、あえてバズらないことがいい、というケースもあると思っていて、それが音声配信かなと思っています。SNSはどこも成熟してきていてフォロワーを増やす方法もある程度かたまってきているなか、わたしは音声配信は、カオスでよくわからない、バズらない、それこそが魅力であると思っています。
音声配信がバズらない理由1
音声配信がバズらない理由1
かりにリスナーさんがSNSで拡散してくれたとしても、いったん聴かないとシェアしていいかわからない。そのため、シンプルな文字だけのツイッター投稿より、格段にバズりません。YouTubeであれば再生して、最低限字幕や映像で雰囲気がわかりますので、バズのですけどね。— カグア!@クリエイターエコノミーニュース配信 (@creator_enews) April 16, 2022
音声配信がバズらない理由2
音声配信がバズらない理由2
そもそも、人前で聞きづらい。そとでその情報に触れるためには、イヤホンが必須、というこの時点でそもそも壁があります。どれだけエアポッズが売れたとしても、さすがに普及率100%になったとしても、耳につけてないとダメなのです。音声はそもそも受信者を選んでます— カグア!@クリエイターエコノミーニュース配信 (@creator_enews) April 16, 2022
音声配信がバズらない理由3
音声配信がバズらない理由3
声は映像と違い、声だけの勝負に。そして声は、直接的に脳にはたらきかけ、好みがはっきり分かれガチです。一瞬で、あ、この配信者さんダメだな、とされがちです。映像であればまだ動きや字幕や編集といったいろいろな評価点があるのですが、声はごまかしが効きづらい。— カグア!@クリエイターエコノミーニュース配信 (@creator_enews) April 16, 2022
バズらないことをメリットとする
そのように考えますと、バズらないことをメリットとして活かす配信やコンセプトが重要、ということに気づくわけです。私が音声配信をはじめたのもその理由です。バズることで不幸になる人達をたくさん見てきました。バズには憧れますが、ならば今はTikTokがあります。— カグア!@クリエイターエコノミーニュース配信 (@creator_enews) April 16, 2022
ではひそひそ話がいいかというとそうでもない
じゃあ何が受けるの?と思うかもしれません。その得体の知れないわからなさがいいんです。
ブログであればSEO、SNSであればコミュ活、とフォロワーを増やすための知見はほぼほぼ成熟しています。しかし音声は違いますカオスです。わからないから楽しい。— カグア!@クリエイターエコノミーニュース配信 (@creator_enews) April 16, 2022
一般人がおおくのフォロワーを獲得し、バズりがうまれるSNSが多いなか、音声はバズりにくいということこそが、じつはウリなのですよね。とにかく、音声は聴かないと内容わかりませんし、そとですとイヤホンないとまず聴けませんし、シェアを見た人も音声をすべて聴けるかというとそうではないし、音声というだけで、受信側がいちだんハードルがあがるのですよね。
そういう媒体だからこそ、よりとんがった人のほうが刺さりますし、とんがっても炎上しにくい、となり、そして絆がより深いコミュニティになっていくのですよね。
一部のオンラインサロンはのぞいて、一般人でこういう濃いコミュニティが作れるのが音声の魅力だと思っています。
さらにはそのなかで、音声の有料コミュニティはほんとコアなファンとの絆が生まれてますよね。
わたしも、いつか有料コミュニティ、つくってみたいな。
バズらないフォロワー増えにくいがいい
それでも海外では音声配信が成長しています。AmazonやSpotifyが有名配信者さんを何億円とかけて囲いこんだり、YouTubeやTwitterが参入を検討したりと、市場は成長しています。でもそれも攻略しがいがあるからだと考えています。Appleでさえ盤石ではありません。そんなカオスがいいのです。
— カグア!@クリエイターエコノミーニュース配信 (@creator_enews) April 16, 2022
日本では、YouTubeがもともと音声市場も持っていってしまったところもあり、盛り上がりは限定的ですが、世界的には最後のウェブ2市場としてシェア争いが加速してますね。
国内勢はどう動くでしょうか。よりカオスになっていくのか、ポッドキャスト勢が席巻してしまうのか、それともユーチューバーがもっていってしまうのか。
注目が集まりそうです。