若者の街渋谷に、音声配信プラットフォームのリアルスタジオが3つも集結しています。アマゾン、スポティファイ、スタンドエフエムです。一般配信者に開放しているところもあれば、テレビ番組でも使われそうな内装に凝ったスタジオもあり、各社の戦略がうかがえるスタジオになっています。若者のこころをつかむ音声配信が渋谷から生まれそうです。
音声プラットフォーマーの国内スタジオ
Amazon Music Studio Tokyo
Amazonは、完全にプロ向けのスタジオとして、渋谷の一等地、渋谷NHKやLINE CUBEのある交差点に、日本初のAmazonのリアルスタジオを立ち上げました。
すでに、こけらおどしはいきものがかりが番組を配信し、そのクォリティの高さをアピールしました。
もともと、渋谷エッグマンという由緒あるライブハウスがあったビルをそのまま、Amazonが利用しています。もう目と鼻の先はLINE CUBEに渋谷NHKです。さすがAmazonですね。
内装も絵になるデザインで、これからも多くのミュージシャンや収録でつかわれそうです。Amazonは、Podcastプレイヤーとしても、国内3位のシェアをすでに獲得しており、音声においてもその存在感をましています。Amazonエコーという圧倒的普及をほこる音声ハードをもつAmazonから、今後も目が離せません。
Amazon Music Studio Tokyo : 米ネット通販大手音楽配信部門の、レコーディング・ライブ配信スタジオを主とした複合施設の内装計画。日本独自の文化である「ジャズ喫茶」における、高品質な音をスピーカーから楽しむ社交の場をテーマとした – トラフ建築設計事務所 https://t.co/InOVZHe9x8 pic.twitter.com/8FSjIMbazE
— beep_R_A.K. (@beep_roadrunner) March 28, 2022
Spotify Studios TOKYO
オリジナルコンテンツ配信に積極的なSpotifyは、ライブハウスや出張スタジオ、収録スタジオなど、全方位でリアルのミュージックシーンをもりあげるスペースを展開しています。
>>Spotify、日本でスタジオ開設。ポッドキャスト強化の狙い語る – Engadget 日本版
>>Spotify、クリエイター支援強化。ポッドキャスト制作者育成「Sound Up」 – AV Watch
スウェーデン、ニューヨーク、ロンドンに続く、4つ目のスタジオでアジアでは初となる。
2021年に実施された育成プログラム「Sound Up」でポッドキャスト制作者を育成し、またオリジナル番組の収録など、多くのシーンでスタジオを活用しています。
また、ライブハウスも渋谷で展開しており、あらゆる耳のシーンをカバーしてきます。
stand.fm Open Studio
2021年6月に、日本の大手音声配信stand.fmでは、公開収録できるオープンなスタジオを開設しています。
>>渋谷に、配信者向けスタジオ「stand.fm studio」をオープン|株式会社stand.fmのプレスリリース
音声配信プラットフォームのstand.fmも、渋谷にオープンスタジオをもっています。
やべーー!!超綺麗なスタジオ!!
この後19時半からイタリアンさん、そして20時から僕らのhttps://t.co/fAR8cgHEoJアカウントそれぞれで生配信!!!
ぜひ聴いてくださいねー!😊 pic.twitter.com/HT5bHlCMvv
— スモーキードライ高野 (@smokydry_tt) August 4, 2021
公式配信者の人の収録など、かなり埋まっているようですが、一般配信者も抽選で利用することができます。
今後、こうしたスタジオが増えていくなかで、音声配信のコンテンツのハイクォリティ化も進んでいくものと見られます。新しい音声配信スターや新世代のミュージシャンが登場していくことでしょう。
またいっぽうで、個人の配信者はアイデアや個性で勝負してく時代になるかもしれませんね。
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