リモートで相手との会話をきれいにとるのは難しいですよね。たんに録音するだけですと「あー相手のこの部分だけカットしたいけど、俺の声かぶってるよー」とか、2人の声がミックスされていると面倒な場合が多いですよね。Podtrak P4をつかいますと、別々の音声ファイルで録音ができますので便利です。
リモート取材をきれいに録音する機材
- スマートフォン
- Podtrak P4
- ライトニング変換ケーブル
- XLRキャノン変換
- 4極ケーブル
- モニター用イヤホン
- マイク
※Podtrak P4は単3電池駆動。
このように接続しますと、スマホから流れる相手の音声が、トラック3(スマホトラック)に録音され、自分の声はマイクからトラック1に録音されます。
リモート録音するときの設定の注意
接続したマイクを、それぞれ入力ゲインを調整できます。スマホからの入力はトラック3になりますが、ちゃんとスマホモードにスイッチを切り替えるのを忘れないようにしましょう。
こんな感じに別々のファイルで、それぞれの声が録音されます。
Audacityで取材音声を編集
録音編集アプリAudacityで、それぞれの音声ファイルをドロックし録音冒頭部分をしっかりそろえれば、取材のときのようなリアルタイムなかけあいが再現されます。
ちなみに、それぞれのトークが、だいたい30秒くらいで、テンポよく交互に話すと、とても聴きやすくきけてよい感じでした。
このように別々のファイルになっていますと、相手の声だけカットしたい、自分のミストークを削除したい、ということが個別にできますので、ほんとうに便利です。それぞれの音声にフィルターやエフェクトがかけられますので、とてもきれいに録音ができます。
おすすめです。