Zoomとstand.fmでコラボライブするときエコーみたいに声がかぶる!それを防ぐ方法は両方でイヤホンマイクを使うこと。

stand.fmでコラボライブをするとき、いっぽうでZoomでも収録しておいて、録音をしておきたいというときがあります。stand.fmではアーカイブをダウンロードできないため、コラボライブをデータとして残しておきたい人におすすめなのですが、一つだけ注意があって、声がかぶり、エコーのような音声になってしまいます。それを防ぐ方法。

stand.fmのコラボライブをダウンロードしたい

stand.fmでコラボライブをしたとき、stand.fm内にアーカイブは残りますが、自分のPCなどにデータとしては残せません、もしくはダウンロードができません。

そこで、多くの人は、Zoomでコラボしつつ、Zoomの録音機能をつかいコラボ配信を録音するケースが多いと思います。

お互い、Zoomとstand.fmで、ともにコラボ接続しておいて、Zoomのほうでは録音を、stand.fmではライブ配信をする、となります。

ただ、じつはこれ、1つだけ注意点があります。

stand.fmのコラボライブでは音量をゼロにできない

表題のとおりなのですが、stand.fmのコラボライブ配信では、音量をゼロにできないのです。

おそらくこれは仕様だと思います。ふつうに考えて、音量をゼロにしてコラボ配信するというのはありえないためです。

ただ、背後でZoomでコラボしているときには、ここが問題になります。

声が二重にはいる

話者はZOOMですでに話していますので、stand.fmのコラボ配信で音声をきく必要はありません。会話はZOOMだけで成立します。

しかし、stand.fm側で音量をゼロにできないと、その音声がZoomにもはいってしまい、それがめぐりめぐって相手のマイクから流れてきてしまうのです。まるで、エコーがかかったように、声が二重にかぶって聴こえてしまいます。

しかし、どちらも声を録音してもらわないといけませんので、完全に遠くに離して置いたり、塞いだりしてしまう、ということができないのです。

これを防ぐには、Zoomとstand.fmとで、両方でイヤホンマイクを使います。

声がエコーのようにかぶるのを防ぐ簡単な方法

これは、Zoom、stand.fm、どちらもイヤホンマイクを使えば解決します。

わたしは、PCでZoom、iPhoneでstand.fmをつかっていますが、どちらにもイヤホンマイクをさしておきます。

そして、片方の耳にZoomのイヤホンマイク、もう片方の耳にstand.fmのイヤホンマイクをかけています。両方の耳に違うイヤホンマイクを片方だけかけるのです。

そうしますと、両方に声もしっかり入り、かつスピーカーから声のもれもないため、Zoomできれいに録音しつつ、stand.fmでコラボ配信が、声がエコーになってかぶる、ということが防げます。

マイクの音質もそうなのですが、なんでもデジタルで解決するより、こうしたアナログ的な発想で解決するようにしますと、意外とあっさり、かつ手間も含めて低コストで解決できることが多いものです。

Zoomとstand.fmなどコラボライブ配信で、録音時に、声がエコーでかぶることにお困りのかたはぜひ試してみてください。