図解「なぜ売れない」のほとんどは「なぜ見つけてもらえない」。ネットでは売れないという状況の詳細が目に見えづらいのでどう売れないかの把握が第一歩です。むやみに落ち込む必要はありません。

なぜ売れない?と悩んでいませんか? YouTubeに動画投稿をしても再生されない、メルカリに出品しても売れない、なぜ売れない、なぜ再生されない、そういうモヤモヤを感じたことがある人も多いと思います。そうしたことは多いのですが、決して投稿したものや作品が悪いわけではないケースが多いです。

なぜ売れないのか

なぜ売れない

「なぜ再生されない」「なぜ売れない」そういう焦りを感じたことはありませんか。ただ、ネットではそれはごく当たり前のことですし、リアルの店舗でもごくふつうにありえることです。

「なぜ売れない」と言っている人は、商品をアップした・数日しても売上ゼロ、となっていませんか?動画投稿した翌日になっても再生数ゼロ、と落胆していませんか?

じつは、結論を先に言いますと、「なぜ売れない」「なぜ再生されない」「なぜいいねされない」と悩んでいることのほとんどは、「なぜ見てもらえない」に置き換えられます。そう言いたいです。

では、その理由を解説しましょう。

売れないのは見つけてもらえていないから

なぜ売れない

あなたの動画がどれだけ素晴らしくても、誰にも見つけてもらえなければ、絶対に再生されません。

あなたの作品がどれだけすばらしいものであっても、誰にも見つけてもらえなければ100%売れません。

これは当たり前のことですよね。

どんなに良いものでも、手にとってもらえなければ、見つけてもらえなければ、売れないのは当たり前です。

ずいぶんと、当たり前のことをいうなあと思った人も多いと思います。

ただ、とくにネットでの投稿や出品の場合、総じて「なぜ売れない」と悩んでいるその人は、前述のように、「投稿したけど再生されない」「出品したけど売れてない」としか、状況を理解していないのではないですか?

そこが、「なぜ売れない」のかを読み解く鍵になります。実際のリアル店舗で説明しましょう。

実店舗で置き換えるとよくわかる

Front end at Walmart on Richmond Highway
Photo:license by schuminweb

リアル店舗で考えてみましょう。

あなたは、レジにいます。店内にはお客さんがたくさんいます。しかし、お客さんは、店内をまわるだけで、レジへ商品をひとつも持ってきません。そのとき、あなたはきっとこういうでしょう。

「なぜ売れない?」

翌日、あなたはまたレジにいます。店内には人は一人もいません。しかし、目の前の道路では、たくさんの人が往来しています。そのとききっとあなたはこういうでしょう。

「なぜ入ってきてくれないの?」

ここでは「なぜ売れない?」という人は、まずいないと思います。

リアル店舗では、悪い状況がどう悪いのかが、目に見えてわかるからです。

なぜ売れない

しかし、ネットでは、そもそもあなたの商品ページや動画ページに来てくれていないのか、商品ページに来ているのに買ってくれないのか、がわかりにくいのです。

ですから、何も反応がないと、「なぜ売れない」「なぜ再生されない」と悩んでしまうのです。

どう売れていないかの理解が第1歩

なぜ売れない

つまり、あなたは、そもそも見つけられていない状況にも関わらず「なぜ売れない」と悩んでいる可能性が考えられます。

リアル店舗で細かく売れない状況を分析したように、「なぜ見つけてもらえないのか」「なぜ来てくれたのに売れないのか」「なぜお気に入りされているのに売れないのか」というように、売れない状況を細かく把握することがネットでは、じつは必要になるのです。そして、それぞれの状況に応じた対策を講じなければ、「なぜ売れない」からは脱却ができないのです。

原因がわかれば対策は、リアル店舗と同様に考えればいいのです。

リアル店舗では、人通りが少なければ、人通りの多いモールに出店しようとかチラシをまこうとか考えるでしょう。人がある程度来てくれているのに売れない、だとしたら陳列を買えてみようとか品揃えを買えてみようとかしますよね。そうした試行錯誤を繰り返して、最適解を見つけるはずです。

ネットでも同じです。ただ、ネットはリアル店舗と違い、そうした相手の状況が見えづらいため、問題をひとまとめに考えてしまいがちで、悩むことが多いのです。とくに、苦労して作ったハンドメイドだからこそ、苦労して商品ページを作ったからこそ、苦労して作った動画やサムネイルだからこそ、出品後すぐに売れないと、なぜ売れないの?と落胆しがちです。しかし、それは短絡的すぎなのです、詳細を把握するまえに落ち込むことはないのです。

ですから、たとえば、minneであれば管理画面のアクセス解析、YouTubeであればYouTube Studio、インスタグラムであればインサイトといった、アクセス状況をデータで示してくれるメニューがあるはずです。

そこで、いま自分が「どう売れていないのか」を把握しましょう。そこが見えてこなければ、対策も打ちようがありません。

なぜ売れない

では、なぜ見つけてもらえないのか。

長くなりましたので、それはまた別の記事で書くことにしましょう。

もしよかったら、こうしたネットで売れるための話題を投稿していますので、Twitterをフォローしてください。きっとヒントがみつかると思います。

>>カグア!@よしよし先生のクリエイターエコノミーニュース (@creator_enews) / Twitter

なぜ売れない・まとめ

  • 売れないのは見つけてもらえていないから
  • 見ていないものは買えない
  • ネットではリアル店舗のように売れない状況がわかりにくい
  • アクセス解析を見てどう売れていないのか把握しよう
  • 課題がわかればその対策をする

ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか | 酒井大輔

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