Googleアナリティクスでスマホだけを計測するビューを作る方法

カスタムフィルタ2

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スマホだけの訪問を見るって?

Googleアナリティクスで、スマホだけのアクセス状況をすぐに見られると便利です。

たとえば、こんな感じにすると、スマホだけの訪問をすぐに見られて効率的です。
ビューの種類

なぜスマホだけのビューを作るといいの?

理由1:すぐに見られる

すぐにスマホだけで見られる

これはそのまんまです。そのレポート画面をブックマークしておけば、すぐにスマホだけ見られます。リアルタイム解析も、メニューですぐにスマホオンリーです。

理由2:1段階掘り下げた状態から分析できる

すぐにわかっていいよね

スマホだけでそもそもビューを作っておきますと、さらに深堀りしたいとき便利です。

たとえば、ピボットテーブルでも「オペレーティングシステム」を選んだとき、Windowsなどを除外しなくても、すぐにAndroidとiOSが上位に出ます。

理由3:セグメントづくり工程も1段階減らせる

セグメントも1工程減らせるよね

セグメントを作るときも、そもそもモバイルに絞り込む必要がなくなります。

ともかく、スマホ解析に専念したい場合はすぐにスマホ用のビューを作りましょう。

理由4:目標到達プロセスが分析できる

おそらくこれがもっとも有用な理由だと思います。

じつは、Googleアナリティクスは操作によって、セグメントが使えないものがあるのです。訪問の内訳としてスマホが多いのかPCが多いのかを見れないメニューがあるのですね。

セグメントを選べないメニュー

たとえば、スマホにおけるショッピングカートの離脱率を見たい、ということも専用ビューを作っていないと見られないのです。

スマホ専用ビューの作り方

1.スマホ用にビューを複製

ビューを複製

まず、スマホ用にビューを複製します。スマホ用ビューは、そもそものアクセスをスマホだけに絞り込んで計測しますので、大事な元データは触れないようにします。そのため、まずは元々のビューを複製するところからはじめます。

2.カスタムフィルタを作成

カスタムフィルタ

アナリティクス設定からフィルタを選びます。「新しいフィルタ」をクリックし、上図のようにカスタムフィルタを作ります。

これで設定以降、スマホだけのトラフィックになります。

カスタムフィルタの注意点

カスタムフィルタは、このようにそもそも計測時に必要なデータしか録らないことがメリットです。

ですから、いっぽうでデメリットはその逆で、取りそこねたデータは復活などできない、です。

ですから、前述のように複製してからフィルタ適用することが鉄則です。

ですので、私は(1)原本(2)テスト用ビュー(3)適用ビュー、と最低でも3つのビューを作り、フィルタを適用させます。作ったフィルターが想定通りの動きをするとは限りませんので、かならずテスト用ビューで成功したものだけを適用します。


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カスタムフィルタは便利だよ。