Googleアナリティクスでブランド想起の瞬間を見つけよう

ブランド想起がされた瞬間を、Googleアナリティクスで見つけましょう。

ブランド認知の重要性は、誰しも考えるところかと思います。Googleアナリティクスのマルチチャネル機能を使えば、あなたのサイトのブランド想起がされた瞬間が分かります。

Googleアナリティクスのマルチチャネル機能とは

Googleアナリティクスは、言わずと知れたGoogleが提供するアクセス解析ツールです。ユニクロや厚生労働省など多くの企業で利用されています。

そのGoogleアナリティクスでは、マルチチャネル機能といって、成果の出たアクセス(売り上げた、問い合わせがあった等)の起点を一続きにまとめて、分析することが出来ます。

例えば、1回目のアクセスは「サプリ 成分」というキーワードでアクセス、2回目は「ウルトラサプリ(商品名)」で、3回目は広告をクリックして・・・、とあったとき、それらアクセスのきっかけを「検索>検索>広告」まとめられるのです。これをマルチチャネルと呼びます。

ブランド名で指名検索、そのアクセスをチェック

それでは、実際にGoogleアナリティクスで操作してみましょう。Googleアナリティクスにログインし、[標準レポート]→[コンバージョン]→[マルチチャネル]→[コンバージョン経路]の順にクリックします。

次に、画面上方にあります[コンバージョンセグメント]をクリックします。そして[起点がオーガニック検索のセグメント]を選び、[適用]をクリックします。こうすることで、初回アクセスがキーワード検索のユーザーのみに絞り込まれます。

ブランド名が浸透している場合は、このようにブランド名検索をして何回も訪れていることが浮かび上がります。

キーワードにあまりにも( not provided ) が多いという場合は、( not provided ) 導入がされた2012年3月よりも前のデータで分析すると良いでしょう。

ブランド想起がされた瞬間を見つける

マルチチャネルのコンバージョン経路(コンバージョンパス)分析では、アクセスのきっかけを継続的に追うことが出来ることが分かりました。

そこで、このデータから、以下のようなコンバージョン経路を探してみましょう。

一般的なキーワード検索からブランド名検索に変わっているコンバージョンパス

この例では、スマートフォン関連キーワード、Googleアナリティクス関連キーワード、と来て3回目でブランド名検索に変わっていることがわかります。「私の求めていたものをこのサイトは提供している!」と認められ、覚えてもらえたと解釈して良いでしょう。

自然検索で訪れたユーザーを、失望させないコンテンツを継続的に提供することが、ブランド認知においていかに重要か、痛感させられます。

ブランドとは形あるものではなく、そのコンセプトや世界観を、継続して提供し続けられる存在、そう思います。その評価をする際に、このマルチチャネル機能は役立つかと思います。
 

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ブランド想起変化率なんて算出すると面白いかも。