埼玉県越谷市で、Googleマップを使った空想旅行の楽しさを講演してきました。会場では多くの「へえ」「ほほー」と頂き良かったです。
こんにちは、Googleマップ大好きカグア!です。
2016年11月に「マツコの知らない世界」にGoogleマップ案内人として出演したほぼ1年後にまたお仕事となりました。
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この記事の目次
Googleマップの講演概要
埼玉県越谷市とは
江戸から日光へ向かう日光街道の宿場町として古くから栄えている埼玉県西部の都市です。JR武蔵野線南越谷駅、レイクタウン駅などがあります。
また、宿場町として栄えたことから、近隣にはおせんべいの発祥とも言われる草加煎餅で有名な草加市もあります。
講演主催は株式会社セレモニー
株式会社セレモニーは、映画館の上映前CMやラッピングバスで認知度の高い企業です。
埼玉県さいたま市浦和区に本社があり、冠婚葬祭などを主な業務としています。
冠婚葬祭という人生に寄り添うサービス企業として、地域に根ざした活動として、市民向けに無料のイベントを定期開催しています。そこで著名人を呼ぶ講演枠などがあり、そこにお呼ばれしたという感じです。
当日、いよいよ会場へ到着。看板にもどどーんと書いて頂いてます。これはありがたいですね。
さっそく裏口へまわり、会場入りします。
講演前に準備すること
演台とマイクとPCとネット回線を確認
入場前に、あらかじめ演台にPCをセッティングしておきます。今回は操作しながらの講演になるため、スタンドマイクも用意していただきました。助かります。
HDMI出力の場合、プロジェクタから音声がなってしまうことがあるため注意です。PCからの音声をスピーカーに出せるよう確認します。
HDMIケーブルは差し込みジャックが大きいものが多いため、PCに指した状態で演台に収まるかどうかなどもチェック。案の定、マウスを操作できるスペースは無かったです。幸い、横のスピーカー上で操作できることが確認できましたので、結果オーライです。
準備、確認後、いったん控室で待機です。案内されると・・・!
控室で待機、漫研の学生さんがいた
控室はこちらです、と言われ入った部屋には、落語家の着物衣装を来たかわいい女子学生さんが!
女性と相部屋!(((;゚д゚)))
お膳にあった麦茶を入れてもらいましたが、あまりの緊張に、ひたすらお茶を飲んでました。
早く、時間よ流れろ・・・。
開場~講演前の雰囲気を確認
イベントが始まりました。セミナーホールでは、わたしの他にも落語研究会の皆さんが、落語を披露しています。男性、女性、2人づつ。
満席とまではいかないものの、それなりにお客様は入っています。PC知識の有無など、まったくの予備知識なしの受講者さまへのオープンな講演は久しぶりなので、慎重に空気感を感じるようにします。以下のように現状の空気を冷静に分析して、アドリブの範囲や引き出しを設定します。
- 演台で講師を上に見る
- 観客との距離は近い
- 観客はリラックスして聴いている
いよいよ時間になりましたので、合図とともに登壇です。今回も、登壇前に事前に自分のなかでのKPIを立ました。とにかくシンプルに伝えたいことを以下に絞りました。
- グーグルという企業がある
- アイフォーン以外のスマホはほぼグーグルが基本のプログラムを作っている
- グーグルは地図情報を独自に収集し無料で公開している
- そんなGoogleマップをぜひ楽しんでみてください!
それでは、講演です。
空想旅行の楽しさをお伝えします
グーグルマップを知ってもらう
まずはアイスブレイクです。自己紹介でも、越谷周辺の地域ネタと共通項のありそうな話題にフォーカスして、どのあたりにツボがるのか、反応を見ながら対話を進めます。
グーグルを知らないかたには、どんなにグーグルが凄いことを言っても拒絶反応が起きるだけです。最初の冒頭部分で、そうした信頼関係を築けるように、ユーモアも交えながら、まずは私という人間を知ってもらうことに努めます。
- グーグルとはどういう企業なのか
- なんで無料で地図を公開しているのか
- なぜ私はグーグルマップにハマっているのか
- ところであんた誰?こういうものです
こうしたほぐしを、丁寧にちゃんと進めていきます。とにかくITネタはそれだけで拒絶反応を起こす人もいますので、慎重に進めます。
Googleマップは親孝行にも役立つ
わたしとグーグルマップの出会いを話した後は、おすすめの使い方を紹介します。わたしは、よく親孝行に使いましょう、と提案しています。
実家に帰ったときなど、親の実家周辺をストリートビューでいっしょに見るのです。たいていは懐かしんでもらえますし、自分自身も親の育った様子を伺いしることができ、ほっこりします。
会場の観客の方にもさしさわりのない程度に、故郷を教えていただき、思い出の場所、お国自慢をしていただきます。こうして、会場との一体感を高めていきます。
ただ、いっぽうでプライバシーの問題や、利用時に気をつけるべき点などもお伝えします。
ストリートビューで見られる世界遺産
会場が温まってきた頃合いを見て、いよいよストリートビューで世界遺産を空想旅行です。わたしはガイドに専念します。
あらかじめ用意したスライドに以下のようなページを用意しておきます。そして、会場のかたをお一人指名して、どこから見たいのかを聴きます。講演の後半は、いっしょに体験していく、あくまで主役は会場の皆さん、という気持ちで進めていきます。いかにお客様の気持を盛り上げるかだけを考えます。
なお、選択肢には興味をひきそうなキャッチフレーズと、色を付けます。キャッチフレーズには、言葉にして恥ずかしくないセンテンスを選びます。また、色は、万一見たいものが言葉にしにくいときに言えるように、です。こうしたちょっとした配慮も、不特定多数のオープンのセミナーではとても重要なのです。
空想旅行のネタばらしを1つだけ
それでは1つだけネタばらしをしましょう。前述の4つの選択肢のうちの1つである「巨大な滝」は、アルゼンチンとブラジルにまたがる世界遺産、世界三大瀑布に数えられる、イグアスの滝です。
>>イグアスの滝(環境音付き・Googleストリートビュー)
これを滝の流れる爆音とともに、見ていただきます。そして、いっしょに、滝の近くまで進んでいきます。「そんな近くまで行けるの!!!」という驚きの表情が会場に広がります。
そうなんですよね、ネットで探せばいくらでもGoogleストリートビューの面白い風景や絶景は見つかります。しかし、それを実際に体験し、ガイドまでするという情報源は少ないのですよね。SNSで拡散されたものを見て「あー、イグアスの滝あるんだー」で終わり、という人も多いのだと思います。
そういう意味では、今話題のゲーム実況に似ているかもしれません。ゲームも実況がつくだけでコンテンツになり、今YouTubeでは人気のテーマになっていますよね。スポーツ観戦でも実況や解説がつきますと、映像という狭い枠の中で見るだけのものから、価値が1段階上がるのですよね。もちろん、ガイドだけでなく私の場合は、爆音といった音響付きでお見せし、より臨場感を高める工夫をしています。
お世話になった音源のダウンロードサイトはこちらです。ありがとうございました。
>>自然音 – ポケットサウンド – フリー効果音素材・BGMダウンロード
>>フリー効果音:天候|Music is VFR
>>機械・乗り物[1]|効果音ラボ
このようにして、約15分のガイドを行い、講演は無事終了しました。
みなさま、お疲れ様でした。
控室に戻りますと、登壇者分のお弁当が置いてありました。講演のご担当のかたのお気遣いに感謝です。ありがとうございます。
追記:上尾セレモニーでも講演
翌週、上尾駅から徒歩8分くらいのところにありますセレモニーさんでも講義をさせていただきました。おかげさまで、寒い中でありながらほぼ満席という盛況でした。
内容は同じでしたが、冒頭のアイスブレイクのところで、上尾駅周辺のGoogleマップネタを語らせて頂きました。みなさん「へえ」と言って頂けて嬉しかったです。
Googleマップやストリートビューは、パソコンがなくともスマホのアプリでも利用できます。「明日からみなさんも空想トラベラーです」と締めくくって終わりました。ありがとうございました。
みなさんも、いっしょに世界遺産を空想旅行の旅にでかけてみませんか。ぜひ、講演などご希望ございましたら、お気軽にお声がけ下さい。
くわしく学ぶ世界遺産300<第2版>世界遺産検定2級公式テキスト | 世界遺産検定事務局, NPO法人世界遺産アカデミー
関連情報リンク
Googleストリートビュー公式ショーケース。
>>Google ストリートビュー – 絶景や世界の名所を見て回ろう
ブログなどに使う場合に参考にします。
>>ストリート ビュー サービス | Google Maps JavaScript API | Google Developers
デイドリームスマホ、欲しい。
>>「Google Earth VR」が“ストリートビュー”に対応、世界の名所を没入型の360°写真で – 窓の杜
ヨセミテみたいに、いつかGoogleストリートビューチームの皆さんにも、エンジェルフォールを登って欲しい。
>>世界三大瀑布 – Wikipedia
ストリートビューは定期的に更新されていますが、2008年から更新がない地域もいっぽうであります。
>>Googleストリートビューの更新頻度を知るにはここをチェック!修正方法も説明 | Googleストリートビュー代理店 コールフォース株式会社のブログ
軍艦島をストリートビューチームが撮影した様子。ストリートビューで回れる世界遺産では珍しい近代廃墟系スポットです。
どうしてもヨーロッパが多くなっちゃうんですよね。
>>Googleストリートビューで、一度は見ておくべきスポットまとめ(ヨーロッパ・アフリカ編)|エンジョイ!マガジン
定期的にストリートビューチームの皆さんの雄姿はニュースになりますね。
>>ASCII.jp:Googleストリートビュー、世界遺産の小笠原諸島を公開
出発地と目的地を入力すると、自動でストリートビューを再生してくれます。
>>Google Maps Streetview Player
Googleマップとは別に、Googleストリートビューの単体アプリもあり、こちらはVRモードがあります。
>>Google Maps Streetview Player
Googleマップ以外の地図を使い、明治など昔の地図も表示できます。
>>Googleマップを使って過去の地形図や空中写真を見る
まとめ
Googleマップによる空想旅行はなかなか出歩けない人にはとても楽しい娯楽になります。プライバシーなどの懸案はあるものの、地球のすばらしさを再認識させてくれます。
また、普段はいけないようなところ、とくに旅行ツアーなどでは通り過ぎてしまうようなところも詳しく散策できることが魅力でもあります。
来週は埼玉県上尾市で講演です。楽しみにして行きたいと思います。会場の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。
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