リットリンクアナリティクスの使い方とデータの見方

SNS統合サービスのリットリンク。先日、自分のページにどれくらい見られたのかなどを示すアナリティクスがβ版ながら実装されました。リットリンクアナリティクスの使い方をご紹介します。

リットリンクアナリティクスとは

リットリンクアナリティクス

リットリンクアナリティクスとは、分析ツールです。

そもそもアナリティクスというのは、分析という意味です。ブログやYouTubeやInstagramなど、多くのSNSでそうした分析ツールが用意されています。

リットリンクアナリティクスは、今日どれくらいアクセスされたのか、どれくらいクリックされたのか、といった利用状況を教えてくれる、それが、リットリンクアナリティクスです。

InstagramやTikTokなどでは、インサイトとも呼んでいますが、ほぼ同じ意味です。

傾向としては、アナリティクスとよんでいるほうが、分析に関わる操作があることが多く、インサイトというととりえずアクセス状況などの数値データを示すのみにとどまることが多いです。

それでは、リットリンクアナリティクスの操作方法について解説します。

リットリンクアナリティクスの使い方

トラフィック増減推移を知る

リットリンク アナリティクス 1

あなたのリットリックページに、どれくらいアクセスがあったのかを、プラスマイナスで時系列で推移を表示してくれます。

  • 今日
  • 1週間
  • 1ヶ月
  • 3ヶ月
  • 6ヶ月
  • 1年間
  • 全期間

全期間とあるところが、事業としての本気度を感じますね。少なくとも1年間以上データは保持しておくよ、というメッセージに見えます。

いっぽうで、縦軸がプラスマイナスで表示されている点が特徴です。増減の推移を示すようになっています。ですので、プラス部分で横ばいになるのが理想的なグラフになりそうです。

ただ、ベータ版ということで、データ更新のタイミングなど、取得できないこともあるようなので、あくまで参考値と認識しておくとおよいかと思います。

リットリンクアナリティクスの分析をいかに役立てるか

たとえば、Twitterで、リットリンクの自分のリンクを毎日投稿して、PRしている・・・でも、リットリンクへのアクセスは増えていない・・・それよりもマイナスになっているなぜだろう?(前日がたまたま多かったから、今日はマイナス?など)

こうした仮説をたてるとき、リットリンクアナリティクスは、役立ちます。

トラフィックの内訳を知る

リットリンク アナリティクス 2

ページビュー/クリック数/クリック率

マイページにどれくらいアクセスがあって(ページビュー)、どれくらいクリックされて(クリック数)、その割合はどれくらいか(クリック率)という、基礎指標。

リファラル

どこ経由でマイページに来てくれたか。たとえば、Twitterのプロフ欄にリットリンクを掲載していたのであれば、おそらくはTwitterからのリンクが表示されます。

Twitterよりは、Instagramからの誘導が多いな・・・フォロワー数はTwitterのほうが多いのに、なぜだろう?といった仮説検証のヒントになります。

ただ、リファラルは取れるケースととれないケースがあります(昨今こうしたプライバシーについては取得が難しくなっています)。あくまで参考値と捉えるほうがよいでしょう。

デバイス

ここではおそらく、PC、タブレット、スマホ、というデバイスごとの内訳が表示されるはずです。もしくは、スマホであれば、iOSなのかAndroidなどかは表示されるかもしれません。

リットリンクアナリティクスをどう活かすか

リットリンクに限らず、アナリティクス(メディアのアクセスデータ)をどう活かすかは、とても重要なテーマです。

車を運転するときに、スピードメーターを見ない人はいません。リットリンクアナリティクスはそれくらい重要なデータを教えてくれます。

たとえば、クリック数がこれくらいある(Twitterに誘導できている)・・・なのに、なぜTwitterのフォロワー数が増えないのだろう?もしかすると、プロフィール文やヘッダーがいまいち? ちょっと知り合い何人かにヒアリングしてみよう、など。

海外では、アーチストは、アップルミュージック、スポティファイ、アマゾンミュージックなど、複数に配信することが当たり前になっていて、こうしたリンクまとめサービスを活用することが当たり前になっています。そして、どこにどれくらい誘導できているのか、といったことをアナリティクスを見て、しっかりビジネスとして回しています。

たとえば、Spotifyのほうがクリックされると思ったけれど、アマゾンのほうがクリックされているようだから、アマゾンのほうを上に配置しようなど。

こうしたニーズをうけて、LINKFIREといったビジネスも拡大しており注目を集めています。

ですので、国内でもこうしたSNS統合サービスは増え続けていて、わたしもまとめ記事を書きましたが、まだ未知のサービスを知ることも多いほどです。

>>リンクツリーみたいなSNS複数リンクまとめサービス17選

データは単なる数字です。

それをどう活かすかはユーザー次第です。

ぜひ、みなさんもリットリンクアナリティクスを活かして、SNSライフを充実させてみてください。

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