PCのデータ整理にかかる時間、322GBはコピーに4時間半

事務所のパソコンのデータをきれいにしたのですが、データの数が大量だと削除や移動にも時間がかかるよ、という話を共有します。事務所のWindows10は、HDDドライブでもう相当買ってから時間もたっているため、リプレースは火急の課題でした。なお、本記事のかかった時間は、環境によって前後しますので、あくまで参考程度によろしくお願い致します。

HDDがヘタってきた

スキャンディスク

PC(マイコンピュータ)を開き、Cドライブを右クリックしてプロパティから「ツール」を選びます。スキャンディスクといってHDDの修復などチェックをしてくれるツールがあるので、これで確認します。

エラーチェックに1時間25分って・・・。

通常は数分で終わるものが、上図のように1時間とか出ます。HDDにちょっとした傷など障害があると、大きな影響はないものの使えてしまう状態もあったりします。今回は結局数分で終わったのですが、怪しいと思ったらすぐに行動。転ばぬ先のバックアップ、ということでデータ整理を決行することにしました。

整理したPCのスペック

スペック

Windows10のデスクトップ機です。かなり前の世代のCore i5です。メモリは8GB。ハードディスクドライブは500GB。つねにキャッシュなど何かしらカタカタとアクセスしている感じが怪しい。メモリはちょっと前に足して、少しはマシになったのですけど。

>>Chromeが重い!原因調べてサックサクに軽くした、Firefoxもいいよ

余っていたハードディスクにデータを退避

HDDをセットアップ

SATAのハードディスクで2TBのものが余っていたので、そこに一旦データを退避することに。目標としては、システムだけの状態にして軽くする。そしてそれをSSDに換装、を目指します。

とりあえずパソコンのデータなど退避できるものは別なドライブにコピー。こういうとき、SATAをUSBで接続できるケーブルがあると便利です。

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322GBのデータ退避時間は4時間半

12時ころからコピーを開始して、終わったのが16時でした。

  • 12時19分~16時55分
  • 322GB コピー速度:1.16GB

さすがに何百GBですとけっこうかかるのですよね。

コピーに便利なフリーソフト

realsync

ファイルをコピーするとき、ドラッグ&ドロップでする人も多いと思います。いっぽうでそれってじつは結構時間かかるんですよね。

Windowsのコピーは最初にコピーファイルのリストを作ったり、テンポラリにデータを書き込んだりと、いろいろ処理をするため。また、たまにファイルがうまくコピーされず止まったりすることも。

そういう挙動が嫌なので私は、大量のデータをコピーするときは、いつもバックアップツールを使います。Realsyncという本来は同期をするフリーソフトです。それでも上記のようにうまくコピーされないものもあります。ですが毎回いつも重宝します。WindowsXPの頃から使っていますがWindows10でもまったく問題なく動作します。すばらしい。

>>RealSync – k本的に無料ソフト・フリーソフト

データの削除も時間がかかる

削除も時間がかかる

データの削除も時間がかかりますよね。大きいファイルを1つ消すのと、小さいファイルをたくさん消すのとでは、後者が時間がかかります。わたしの場合、デジカメのデータが相当な量になるため、上図のようにかかり時間がかかります。

ただ、コピー元とコピー先のフォルダのファイル数を確認して、問題なければ元ファイルを削除します。「移動」は絶対にしません。途中で止まると、どこまでやったかがわからなくなるためなど、トラブルも多いためです。

意外とロストする

同期させるフリーソフトを使っても、さすがにこれだけのファイル数があるとなかなか手ごわい。ただ、失敗したフォルダを再び同期させると、RealSyncで失敗がログに出ます。そこで「あーこのファイルはいらないや」となることがほとんどなので気にはなりません。

複数のフォルダの容量を調べるには、複数のフォルダを選択しておき、[ALT]+[ENTER]ですぐにわかります。

このフォルダ容量を調べるショートカットで、数十GBの大きなファイルがあるフォルダを探し、不要ならば消していく、これを続けていくと、かなりパソコンのデータ整理ができてダイエットができます。もちろん、数ギガであればそもそもDROPBOXなどのクラウドに入れておけば万一でも安心です。

>>Dropbox

iPhoneのバックアップファイルが大きい

これでかなりすっきりしたのですが、調べると電子書籍関連とiPhoneバックアップファイルが数十GBあったので、いずれも削除。

電子書籍はクラウドにデータがあるので別にローカルのは消しても大丈夫。iPhoneはまた取ればいいかなくらいで。ただ、iPhoneのバックアップは保存先ドライブを指定できないんですね。指定しようとすると結構面倒な様子。なので今回は断念することにしました。

あと、何気にユーザーフォルダ内のLOCALフォルダにある、Google関連も10GB以上ありました。なんかすごく容量食うんですね。

SSDにディスクイメージをコピーして完成

減った

500GBのハードディスクに460GBほどデータが入っていました。プロパティは真っ赤っ赤でしたが・・・、90GBを切りました!80%のダイエットです。

ディスククローンを作れるフリーソフトでドライブごとまるまる換装して、データ移動したHDDもケース内にマウントすればOK。

ディスクイメージを作れるフリーソフトはほんと便利ですよね。SSDも消えるときはほんと突然ですから、クローンは作っておくと安心。
>>EaseUS Todo Backup – 窓の杜ライブラリ

まとめ

まあ、最初からSSD構成でメモリ最大積んだPCを買えばいいのでは、と思われるかもしれませんが、まあそうそうお金もなく、また愛着のわいたPCを使い続けたいというのもあり、以下のようなファイルの面倒をみて、しばらく使っていこうと思います。

  • ユーザーフォルダ内のiPhone関連、Google関連
  • ドキュメント、ピクチャ、ビデオ
  • Dropboxフォルダ
  • あと自分が保存しているフォルダ
  • ダウンロードフォルダやブラウザのキャッシュ

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ハイスペックPCもほしいけど。