(追記あり)DeNAとサイバー、次の一手は団体創設

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歴史は繰り返す。

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DeNA新キュレーションのライター25人の引用状況をチェックした

たくさんのアクセスを頂きました

先日、DeNAの記事と、サイバーの記事とで、キュレーションメディアについて大きな反響をいただきました。

Googleのアルゴリズムが変わらない前提では、制作コストに対するトラフィック量のパフォーマンスが良いため、多くの人が注目する形となりました。

当ブログにも多くのトラフィックがあり、身の引き締まる思いです。


知的財産管理技能検定3級 公式テキスト[改訂6版]: 知的財産教育協会: 本

次の一手は団体創設か

ニコニコはグレイゾーンを交渉やビジネス手法で乗り切りましたが、複数の企業が絡んでいる場合は、業界団体の創設が定番の打ち手です。

GREE・DeNAの足並みはそろうのか ソーシャルゲーム自主規制の業界団体「JASGA」発足 – ITmedia ニュース
モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が社団法人化

グレイな部分はあるかもしれないけれど、業界団体をつくって行き過ぎないように監視していくから、これからもよろしくお願い致しますね、というものです。ガイドラインを作り、健全な発展を目指す、というものです。

協議の先に未来がある

団体作り

いやいや、そこまで大げさに考えることはないだろう、という意見もあるかと思います。たしかに、そのとおりかもしれません。現状ではトラブルがあれば個別に対応したほうが安価かもしれません。

しかし、こういうリスクがあります。

著作権侵害の非親告罪化が二次創作に与える影響

現状では、著作権者が訴えることでその疑義を問うことになるのですが、TPPなど大きな流れとしては、そうではなくて、疑いのあるケースを主導的に取り締まれるようになる流れがあるのです。それが著作権侵害の非親告罪化です。

この流れが確定しますと、著作権に疑いのある運営者は軒並みリスクを負います。ですから、せっかく投資したコストをムダにしないためにも、今からでも少しづつロビー活動や議論を有利に進める必要があるのです。そのうえで、協議がなりたつかと思います。最初から不利な戦いに望むことは賢明ではないと思われます。

携帯の課金やガチャなど、多くのリスクを業界は団体を作り、自浄作用が働くよう努力してきました。DeNAやサイバーの今後の去就に注目がありまります。


池上彰の学べるニュース〈7〉アベノミクスTPP編: 池上 彰, 「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ: 本

追記 2014年12月23日 しかし、こんな調査があったのですね。そりゃ投資するわ。「年平均成長率(CAGR)45.7%で推移し、2012年度の6,011百万円から2017年度には39,530百万円(いずれも事業者売上高ベース)になると予測する。」って・・・。
>>キュレーションサービス市場に関する調査結果 2014 – 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

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どういう名前になるのでしょうね。