お笑いコンビのカウカウは、TikTokでも多くのフォロワーを獲得している人気芸人です。その2人がTikTokで歌っています曲が、海外のインドネシアで人気をはくしています。そして、今回、現地の大手銀行のCMソングに採用されたとのこと。
インドネシア大手銀行のCMソングに採用
こちらが、そのインドネシアの銀行のCM動画です。歌っていますのは、日本のお笑いコンビ・カウカウです。
実際の、かれらのTikTok投稿はこちらです。
@cowcowofficial Jika bisa begini, bisa begituこれができたらきっと、これもできる。 ♬ Jika Bisa Begini Bisa Begitu – COWCOW MUSIC STUDIO
彼らはTikTokで、100万をこえるフォロワーをもつ、超人気インフルエンサーです。
そして、投稿している動画は海外の言語で投稿しており、世界的なスターになっています。
日本ではあたりまえ体操のイメージが強いですが、すごいことになっています。
TikTokでは、YouTubeで成功したじゅんやをはじめとして、こうした世界戦略が奏功することが少なくありません。
こちらの記事に、インドネシア語の指導などの人も紹介されていますので、立て付けが気になるかたは、ぜひチェックしてみてください。
>>COWCOWインドネシアで再ブレイク!現地のTikTokでヒットした楽曲が大手銀行のCMに起用!|吉本興業株式会社のプレスリリース
単純に外国語にすればいいわけじゃない
では、単純に外国語のコンテンツをつくって投稿すればいいのかというと、そんな単純ではありません。
それは、TikTokのアルゴリズムに影響するからです。
TikTokで、バズる時、アプリ起動時に全員に表示されるおすすめ欄に露出することが不可欠です。しかし、このおすすめ欄は、まず国内から優先的に表示されます。
国内同一カテゴリー>国内上位カテゴリー>国内>海外一部の国>徐々に世界各国
それぞれの露出スキームにおいて、TikTokの定めるバズる急上昇エンゲージメントを獲得すると、徐々に露出を広げてくれる、というものなのです。
つまり、もともと国内である程度バズらなければ、海外に露出することは難しいのです。
しかし、カウカウの場合は、すでに知名度がありましたから、初動のバズりはクリアできるのかもしれません。それでも、ピンポイントでインドネシアを当てるというのはコントロールできるわけではありません。
想像ですが、アナリティクスをみて、インドネシアが多かったため、吉本のほうで現地のアーチストとのコラボを建て付けした、と考えれば自然な気はします。
もしそうだとしますと、やはりインフルエンサーは事務所など、協力者がいるとさらに強くなり、事務所所属の意義もあるのかと痛感させられますね。
さらなる世界的な収益もありえる
TikTokでは、楽曲提供者に収益を還元するプログラムをすでに実施しています。この楽曲が、対象のレーベルからリリースされている場合は、収益化がみこめます。
また、YouTubeでも流れていますので、そちらでの広告収益も期待できます。YouTubeでContent ID登録がされているとすれば、その曲が使われるたびに、彼らに広告収益が入ります。
さらにはSpotifyでサブスクなど、展開は広げようと思えば、どこまででも広げられます。
音楽でバズるというのは、こういうドリームがあるので、すごいですよね。
TikTokでは、バズの経験値をつむことが他媒体と比べてしやすいSNSです。
まだTikTokに挑戦したことがない人は、投稿してみては。