TikTokのアルゴリズムに変化が起きています。これまでTikTokのアルゴリズムは、新規に平等に露出があって徐々に広がっていくイメージだったのですが、どうも変化が起きているようです。
大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる | 齋藤 孝
TikTokのこれまでのアルゴリズム
TikTokでは、これまでは以下のようなアルゴリズムで投稿がバズる流れでした。
- 新規投稿はフォロワー数に関係なく500インプレッション
- その投稿で反応がよければ、上位のカテゴリーのおすすめに露出
- さらに反応がよければ、他国のおすすめに露出
ですから、基本的には国内で特定層に受けて、さらに国内で受ければ、世界中に拡散され、バズる流れになります。
ただ、TikTokもユーザー数が増えたことや、YouTubeショートやInstagramリールなど、短尺動画の新規性がなくなってきますと、好まれる動画もとうぜん変わってきますので、このアルゴリズムだけでは説明できないケースが増えてきたように思います。
と、おぼろげながら思っていたのですが、先日、TikTokの厳選クリエイターが参加できるオンラインセミナーがあって参加したのですが、そこでもやはりアルゴリズムが話題になっていました。
もちろん正解は明かされませんでしたが、他に思っている人が多いほどの変化だと気づきました。
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TikTokの現在のアルゴリズム
最近、みなさん、よく「矢印3回ポンポポーン」という動画を目にしませんか?これ、ようはシェアボタンを押してもうらためのメッセージです。
TikTokも、ある程度普及が一巡してきて、これまではバズの指標として、いいね数やコメント数を重視したところを、おそらく今は、シェア数にシフトしはじめたためかなあと。
TikTokとしては、シェアしてもらって、新規の人の目にふれて、新規利用者を増やしたいフェーズに入ったとすると納得がいきます。
そして、現在、何もつかっていないアカウントでTikTokを見ますと、以前のようなダンス動画はほとんど出ず、世界のおもしろ動画が並びます。お笑いは世界共通ですので、そうした新規のTikTokユーザーはダンスよりお笑いを好む、ということであれば、そうした表示のアルゴリズムにも合点がいきます。
ただ、このシェア数重視も、動画で「矢印3回ポンポポーン」と広まってしまったので、またTikTok側でアルゴリズムの調整は入っているような気はします。
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わたしのTikTokアルゴリズム攻略
わたしは今投稿頻度を少なくしています。その分、動画のクォリティを上げるようにしています。それでも、実際再生回数は増えています。ですので、おそらくインプレッションも増えているはずです。
国内向けの動画でも、単なるダンス動画ではなく、ダンスしながらテロップでお笑いネタやあるあるネタを仕込むなども増えています。それくらい、動画の質を求められるフェーズに入っています。
実際、TikTokでは3分動画が一部のアカウントで開放されました。トップユーチューバーが参入し、実際、多くのバズを獲得しています。こうした「総視聴時間数の増加」は、今後、TikTokが広告開始したときに、とうぜん重視するでしょうから、アルゴリズムの試行錯誤もうなづけます。
いっぽうで、ライブは、とくに日本の場合、中高生が多い日本では、投げ銭もスプーンやYouTubeライブほどは成功していないようです。ですから、TikTokが広告実装に向けて、最大化をはかるアルゴリズムのチューニングを試行錯誤しているとすれば、それはTikTokの戦略にあっている気がしますので、これまでのアルゴリズムと変わっていても納得がいきます。
ですので、今後もしばらく変動は多そうですけども、YouTubeと同じようにお笑いやプロの動画に有利なアルゴリズムになっていくのかなぁと、おぼろげながら思っています。
ですので、個人TikTokerは、より広く浅くより、より狭くコアなファンにこたえる施策にシフトしたほうがよさそうです。
まとめ
- TikTokのアルゴリズムに変化が起きているよう
- 公式にはアナウンスされていないが意識している人は多い
- お笑いやプロの映像が有利になるフェーズへ
もちろん、公式のエヴィデンスがあるわけではありませんので、すべてわたしの実感値です。もしみなさんにも情報ありましたら、ぜひシェアしていただけると幸いです。お互いがんばりましょう。
・・・と、こんな感じに、ブログを日々更新しています。もし記事がすこしでもお役立ちしましたら、投げ銭していただけますとモチベーションの維持になりますので、ぜひよろしくお願いします。
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