合法的にハンドメイド作家が二次創作を販売する3つの方法

二次創作は一部の市場では盛り上がっているものの、やはりグレイな部分もあり堂々と販売活動しづらいところありますよね。まして、プラットフォームで二次創作の販売自体を禁じているところもありますよね。いっぽうで、二次創作であっても、販売をしてもよいケースがありますので共有します。著作権とはうまく付き合いたいですよね。

東方二次創作をBOOTHで販売する

>>東方Projectの二次創作作品をBOOTHで販売するには – BOOTH

東方Projectというゲームがあり、そのキャラクターの二次創作はネットで盛り上がっています。

イラストSNS大手のpixivが運営する販売プラットフォームBOOTHでは、そのライセンス手数料を仲介してくれます。販売手数料をBOOTHに支払うことで、東方プロジェクトの二次創作作品を堂々と販売することができます。

こうしたプラットフォームがライセンシーを行ってくれるのは、助かりますよね。

公認アーチストになる

>>あの「ビリケンさん」の新しい姿が一堂に大集結!4月29日より期間限定のアートイベント「BILLIKEN CREATORS OSAKA 2022 SPRING」大阪で開催|田村駒株式会社

大阪デザインセンターで、期間限定ながら、有名キャラクターのビリケンの二次創作展が、開催されています。

事前に公認クリエイターになるなどの契約をすませ、このイベントにかぎり、二次創作作品をつくり展示できるとのことです。もちろん、制限や縛りはあるのですが、本来はメーカーなど販売企業が間にたって契約されることが、権利者とクリエイターが直接マッチングされる、という点で今後も注目が集まりそうです。

権利者も自分のキャラクターを広めたいというニーズはありますので、契約や交渉など、ビジネスを進めてみると新しい世界が開けると思います。

著作権の切れた作品を売る

>>TPP12未発効で「クマのプーさん」の著作権切れ | ブランシェ国際知的財産事務所

ディズニーのプーさんや、日本語翻訳された文章はダメですが、児童小説の英語のくまのプーさんは、2017年に著作権が切れました。人類全員の公共的な資産としてみんながつかってもいいというパブリックドメイン化します。

パブリックドメインは誰しもが無料で使ってもよい作品となりますので、堂々と販売できるのです。

アンテナを張りめぐらせよう

二次創作はグレイな活動でもあるわけですが、前述のように、いち個人であっても堂々と販売できるケースも存在します。

ですので、つねにアンテナを張りめぐらせ、負担のすくないかたちでのライセンス契約が結べないか探せば、じつは意外と見つかるものです。

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