YouTubeでショート動画がはじまりました。アプリ上で明確な導線やスペースが、ストーリーのようにあるわけではないのですが、実験的にトラフィックが増えているようです。
ですので、今回アプリからショート動画をYouTubeにアップした雑感をまとめます。いつくるかと思っていましたが、すでに2020年9月から来ていたようです。
この記事の目次
YouTube Shortsの基本
YouTube Shortsとは
2020年11月23日時点で、まだベータ版ですが、すでに多くのショート動画が投稿されています。
TikTokに対抗し、Instagramのリールと続いて、YouTubeが2020年9月頃から実装をはじめています。15秒から60秒という短い動画を投稿することができます。
公式の英語ブログ記事では、音楽をつけられるとあるそうですが、2020年11月23日時点では日本においては、未実装です。
>>YouTube Shorts登場!15秒以内の短編動画を公開する新サービス | iscle [イズクル]
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また、現在は広告もつかないことから、TikTokなどでショート動画に慣れたリスナーが好んで視聴する可能性はあります。広告を見ずにすみますからね。
逆にいえば、現状ではYouTubeで収益化を考える人には、あまり魅力的に映らないかもしれません。いっぽうで露出増の可能性は未知数とも言えます。
ショート動画から縦長動画で投稿する
公式ヘルプによりますと、作成ツールでは自動で、アップロードでは縦長かどうかを自動的に認識してショート扱いされます。横長動画をアップロードしてもYouTube Shorts扱いにはなりませんので、注意してください。
>>YouTube ショートの利用を開始する – YouTube ヘルプ
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- 長さが 60 秒以下の縦向き動画
- 動画作成ツールかアップロード
- ショートカメラでの動画は15秒に制限
- タイトル最大100文字
- アップロードの場合は概要欄入力も可能
広告は非表示のため直接的な収益化はない
公式ヘルプにも書いてありますが、ここもTikTokと同様で、広告が動画に挿入されることはありません。可能性は匂わせていますが、TikTokの同行次第な気はします。
ですので、ユーチューバーの収益増には貢献しません。いっぽうで、露出像の可能性は未知数です。
YouTube Shortsの実際の動画
わたしの投稿しましたYouTube Shorts動画はこちらです。15秒でも1分でも大丈夫でした。投稿時に自動的に #Shortsタグが付くかと思いきや、自分で入力しないといけません。
>>【フォートナイト】コンビニ村の紹介 #Shorts – YouTube
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PCでは自動的に左右が補間されて、横長で表示されます。また、サムネイルも自動で生成されます。
また、こちらのチャンネルには複数、ショート動画が投稿されています。※PC画面では表示されません。
>>村抹茶 – YouTube
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チャンネルトップを少しスクロールしますと、ショート動画が並ぶエリアが出現します。これはPCブラウザでチャンネルページを見ても出てきません。
ショート動画を投稿しますと、自動的に、もしくはチャンネル管理画面からブロック追加、で明示的に上部に表示されます。
>>アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
YouTube Shortsを投稿してみる
YouTube Shorts動画の作り方
TikTokやInstagramリールとほぼ同等のショート動画作成ツールが実装されています。YouTubeアプリ下中央の+ボタンのタップですぐにYouTube Shortの動画を作成することができます。
2020年11月23日時点では楽曲を選ぶ箇所がありません。ただ、TikTokやInstagramに許可しているのに、YouTubeに許可しないのは考えづらいのでいずれ実装されるはずです。
YouTube Shorts動画作成のコツ
現状では、ショート動画絞り込みがないため、#Shortsハッシュタグを動画タイトルにつけると見つかりやすくなります。動画撮影でもアップロードでもタイトルは100文字まで入力できますので、いれておくとよいです。
動画撮影時には、タイトルと公開設定と対象視聴者の設定をすればすぐにショート動画がYouTubeに投稿できます。
アップロードの場合は、概要欄なども埋められて、かつ次の画面に進みますと、対象視聴者を選べます。TikTokやInstagramリールに慣れている人なら、まず使い方に迷うことはないでしょう。
YouTube Shortsで気をつけること
2020年11月23日時点での情報ですが、以下のことはふだんYouTubeに動画投稿している人には物足りないと思われます。今後のアップデートに期待です。
- TikTokのようにサムネ画像を選べない(自動的に5秒目くらいの画像が設定される)
- TikTokやInstagramのように、楽曲が使えない(これはヘルプがあるので時間の問題かと思います)
- 動画の上下がわずかに切れる(これはYouTubeショートならではかと思います、タイトルがオーバーラップせずその場所を取られているためです)
- TikTokのように動画右が見にくくなることは考えなくてよい
- 通知を見る限りではたしかに反応はよいような気がする
YouTube Shortsでは、サムネイルが使えないことと、上下がわずかに切れるところに、現状では注意が必要です。
上下が切れるのは、タイトルがオーバーラップしてくれるようになったり、ユーザーがタップして全画面表示してくれれば見えるのですが、YouTubeのインターフェース的にも差別化的にも、YouTube Shortsでは、無いような気がしますがどうなのでしょうかね。
ゲーム実況の場合、現状では、縦長に動画をあらかじめ編集してBGMや音声などもつけておき、その縦長動画をアプリ版のYouTubeで、ショート動画にアップする、という流れになります。
投稿したショート動画へのトラフィック
日本では現状、YouTubeショーツ独自の特別な露出がわたしは確認できませんでした。
とりあえずショート動画を投稿しますと、自動で自分のチャンネルにはセクションができます。もちろん、YouTube Studioからもセクション位置を調整したり、追加したりできます。
わたしのアカウントやシークレットモードでは、YouTubeショートのセクションは表示されませんでした。ストーリーズのみでした。
公式でもそのショートセクション自体が「ベータ版」と記載されていますので、A/Bテストをしているものと思われます。しかし、YouTube Shortsを投稿している人のアナリティクスでは、トラフィックソースにYouTubeショートから、という記録があるそうなので、今後ストーリーズのようなセクション実装が広がるのかもしれません。
- トップページの [ショート] セクション
- [次のおすすめ] モジュール
- YouTube 検索
- 登録チャンネルのフィード
検索画面では、ショート動画かどうかはわかりません。また、検索絞り込みにおいても、ショート動画のみを絞り込む選択肢は見つかりません。ただこれも、アカウントによっては出ている人がいるかもしれません。
ちなみに、ジャンルにもよるのかもしれませんが、Instagramでも、導線は強化されているようです。やはり今はどのプラットフォームでもボーナスタイムですね。
>>Instagramでリールに本気参戦するとフォロワー数は飛躍的に伸びる – More Access! More Fun
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わたしのYouTubeアナリティクスでは、トラフィックはまだブラウジング機能からのみなのですが、今後YouTubeショートから、といったトラフィックは増えるのでしょうかね。
追記:令和2年11月24日 現状、YouTube Shortsというトップのセクションも、おそらく実験的に出したり、アカウントによって出したり引っ込めたりしているものと思われます。
わたしのショート動画では、YouTube Shortsからの流入はないのですが、知り合いからの情報ですと、トラフィックソースにYouTubeショートがあったとのこと。おそらく、現時点では実験的にショートセクションの配置を試しているのでしょう。
そういば、Instagramでもリールタブは現在の形になるまでいろいろ変わってました。
>>メモ。消えたインスタリール。リール動画が見られない、投稿できない、表示されない、どこにもいない。2020年10月8日 | Koukichi_T
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今後、新機能や新情報ありましたら、この記事に追記していきますね。
まとめ
2020年11月23日時点でのまとめです。
- ショート動画の投稿はアプリのみ
- なんらかの内部処理がされてショーツ扱いになる
- これから優遇的な露出が増えるかもしれない
- TikTokやInstagramリールのように曲は使えない
直近の知人のショーツをウォッチしていますと、どうも実験的にトラフィックを調整しているようにも見えます。Instagramでも、リールの導線がよくなっているとは聞きますので、ワンちゃん狙いはありかもしれません。
・・・と、こんな感じに、ブログを日々更新しています。もし記事がすこしでもお役立ちしましたら、投げ銭していただけますとモチベーションの維持になりますので、ぜひよろしくお願いします。
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