フォートナイト用にゲーミングPCを買うときのレビューを読むとき、注意したほうがよいことをまとめます。フォートナイトのFPSについて、計測方法をちゃんと確認することです。
この記事の目次
3DMark で計測するとFPSは135
ベンチマークソフトとして定番の3DMark。ゲーミングPCのレビュー記事にはよく使われています。今回、2020年11月26日に、STEAMで購入しすぐにテストしました。
このアプリを使った計測では、フォートナイトでは、最高画質で135が出るとのこと。
実際にそうなのか、検証してみます。
フォートナイトで最高画質に設定する
フォートナイト(チャプター2 シーズン4 ver 14.60 Windows版)の設定で、最高画質+DirectX 12に設定します。
さらに設定で、FPSを表示する設定にします。早速フォートナイトで、ソロデュオをプレイしてみます。
実際のプレイ時にFPSは30~70
フォートナイトでバトル出発前の人が混雑しているところでは、30~50FPS、バトル中で閑散としている場所ですと、フォートナイトのFPSは50~70弱。
体感値としてのフォートナイトのFPSはおおむね50FPSくらいで考えればよいかと思います。この計測でつかったゲーミングPCの環境は以下です。
- Core i7 6700K
- GTX1650
- フォートナイト v14.60
実際のFPSは3D MARK値の40%程度
レビューなどを読む時、フォートナイトのFPSについて書かれていたとします。
ですのでそのようなとき、3D MARKのベンチマーク機能での計測値であれば、約40%くらいで考えればよいかと思います。
3D MARKのアップデートの目玉とも言える機能ですが、今後の精度向上のアップデートに期待、という感じかも。
>>フォートナイトなど人気ゲームの速度推定が3DMarkに。定番3Dベンチがさらにわかりやすく – Engadget 日本版
サイトで詳しく見る
フォートナイトの中画質でFPSが130
ちなみに、フォートナイトで中画質に設定しますと、おおむね130前後といったところでした。ですので、3D MARKの数値に近いと言えるかもしれません。
ですので、フォートナイト向けにゲーミングPCの購入を考えている人は、こう注意すればよいかと思います。
3D MARKの機能をつかってのフォートナイトのFPSが明示されているときは、中画質でのFPSだと理解すればよいと思います。
ゲーミングPCのレビュー記事でチェックすべき点
ゲーミングPCのスペックなどは詳細に書かれていると思いますが、フォートナイトのゲーム用にFPSを重視し
て購入検討しているのであれば、おおむね以下に注意してレビュー記事をよむと良いでしょう。
- フォートナイトのバージョン(例: v14.60 )
- パソコンのCPU(例: Core i7 67900K )
- グラフィックボード(例: GTX1650 )
- 計測方法(例:3D MARKの機能による計測/ 実際に3回プレイしての平均)
- グラボの負荷時のファンの騒音(例:30db ※静かな部屋の場合30db未満です)
騒音については、とくにノートパソコンの場合、かなり「シュォォォーン!」という音がします。気になる人はかなり気になると思います。なんていっても画面のすぐ下で鳴るのですから。
簡易的ですが、スマホにはたいてい騒音計アプリがありますので、それで実際の騒音と感じた印象をもって記事を読めば、自分目線で判断ができると思います。
>>「デシベルメーター – ノイズと音量の測定」をApp Storeで
サイトで詳しく見る
実際の騒音より、かなり目減りして書かれていることもあります。体感としては、おそらく40dbを越えると、いわゆるファンの音が気になる、という感じかと思います。
画面の綺麗さよりも、プレイに影響するのはFPSや敵の視認性です。ですので、フォートナイトは、中画質でプレイしてもまったく問題ないとは思います。