2021年の2月からある程度、ブログで取りあげる話題を、クリエイターエコノミーにしぼって書くようにしてきました。気がつくともう10ヶ月になろうとしています。そこで思ったことは、不安に思う気持ちと、たまたま立ち寄った図書館で感じた圧倒的に広がる可能性でした。
クリエイターエコノミーのブログを書いてきた
クリエイターエコノミーときくと、ユーチューバーや有名インスタグラマーが思いつく人も多いと思います。
しかし、記事を書きつづけていきますと、ネットでクリエイターとして稼ぐ方法は一つではなく、もっとたくさんあることに気付かされました。
そして、なぜいま、クリエイターエコノミーが注目されているのかもだんだんとわかってきました。この流れは、いずれ暗号資産やウェブ3にもつながっていて、世界的な大きな流れなのだと実感できるようになってきました。
上図のように、一度だけ大きくバズった記事はありましたが、それ以降は、ゆるやかな上昇と、そして現在では上げどまっています。わたしのブログのGoogleでの評価が低いのか、クリエイターエコノミー自体が国内ではまだ検索するほどの大きなうねりではないのかは、わかりません。
もしくは、もっと個別のノウハウ自体が検索されていて、それらをキャッチアップできていないのかは不明です。
ただ、すくなくとも「クリエイターエコノミー」で検索の上位にきていないため、まだ努力は足りないとは思います。
プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる | 尾原 和啓
いろいろな収益化があるが基本は同じ
調べていくうちに、いろいろなプラットフォームで、いろいろな収益化のほうほうがあることがわかり、楽しくもなっていきました。
しかし、どのプラットフォームでも最終的には、次の3つに集約されるとわかりました。また、組み合わせて収益化をしているケースも多いことがわかりました。
- プラットフォームからの広告
- 直接や代理店経由などの案件
- サブスクや購入などの直接課金
クリエイターエコノミーとして認知されているユーチューバーでさえも、いまや、YouTubeからの広告収益だけでなく、企業案件やメンバーシップや投げ銭という直接課金もあり、ほんとうにさまざまです。
そして直接課金をしてもらう場合でも、うまく導線をくみたてれば、継続的に収益をあげられるということもわかりました。クリエイターがそうしたマーケティングを自分自身で行えば、企業に属していなくとも、芸能事務所に入らなくとも、より多くの収益を得られるケースもあるとわかりました。
また私自身が日々、クリエイターエコノミーのニュースを配信するためのネタ集めとしては、次のカテゴリーに注目していけばいいことも見えてきた。
- クリエイターのための話題やネタ
- フォロワーを増やすためのヒントや事例
- ツールやプラットフォームのアップデート
- インプレッションを増やすためのヒントや事例
- 個々の投稿がバズるためのヒントや事例
- 収益化や収益アップのためのヒントや事例
- ビジネス全体の戦略やキャリア
- 法律や炎上などリスク対策
- 用語や初心者向け解説
ちなみに、直接課金の具体例については、クリエイターがKindle出版をして稼ぐ、などです。実際そうして稼ぐ副業作家も増えています。
またその動きが企業にも影響を及ぼすようにもなってきていて、出版社も過去の電子書籍などを、さぶすくに出すようにもなってきました。クリエイターが大手に属することなく直接稼ぐ姿が、そうした企業から出版しなければ手にできなかった構造を変えようとしています。
アメリカでは、メディアがジャーナリストを抱え込むのが難しくなっており(独立するオプションが増えてる)、比例して個人で活動することのリスクも問題視されるようになってきたことがこのサービスの背景としてあるよう。
— 濱本 至 | theLetter ✉️ (@itarumusic) November 23, 2021
企業と個人とのかかわりも変化をむかえようとしています。
私自身ブログをかくことで、そうしたこれからの構造変化や未来の胎動が感じるようになりました。
感じてた不安が消えては生まれ、その繰り返し
さて、とはいえクリエイターエコノミーという限られたジャンルでの情報発信には、不安も感じていた。
実際、「クリエイターエコノミー」で検索しても競合らしきサイトや団体はいない。YouTubeやInstagramで発信する人は多いけれど、収益をたてて生計を立てていこうという人は、やはりマジョリティではありません。
まして、最近はブログの成長もあたまうちな感じもあり、不安に感じていました。私自身、過去に何度も、ニッチなジャンルで一定の成果は出しつつも、それで大成したかというと、私自身の力不足もあり、そうでないことをたくさん経験してきたからです。
もともと、クリエイターエコノミーも自分のなかではチャレンジでした。「稼ぐ」ということ自体はかなり広めな概念ですから、わたしのような個人でもいけるのか、と。大きな市場や分野は、たいていはチームや資本が入ってきて、すぐに検索上位などもうばわれ、いち個人が食い込める余地はすぐに減っていくからです。
しかし、今日図書館にいって、何気なく雑誌コーナーにいったとき、目の前の雑誌の棚をみて、ふと思ったのでした。
これらのどのジャンルの人にも適用できるじゃないか、と。
目の前には、アスリート向けの雑誌や、農業、DIY、文芸など、多くの雑誌がありました。ある特定の分野の人に適用できる話も、他の分野になればまた変わるかもしれません。そうして見ると、非常に大きい広がりを感じ、あたまのなかに、もやがはれていく様子が見えました。
もちろん、それができるわけではありません。実行するしかありません。まして、それを収益化できるかどうかこそ未知数です。実際、いちばん手間がかかるラジオはまったく収益を出せていません。
しかし、振り返ってみると、わたしは高校時代にパソコンの同人誌をつくっていたことがありました。わたしはこうして情報発信することが好きなのです。教員自体も、なにか人に伝える・教える、ということが好きでその仕事を目ざしました。
これからもそういうことを続けたい。仕事をする時間が人生で多いのであれば、それを仕事にしたい。帰路についてからずっと、そう思いながらハンドルを握っていました。
可能なことなら好きなことをして、そして社会の役に立つことをして、生きていきたいです。
そして、ブロックチェーンやNFTなど、ウェブ3と言われる未来にも、クリエイターエコノミーは存在感を増していくと言われています。未来をわたしも見ていきたいです。
私自身どういう立て付けがいいのか、まったくけんとうがついていません。
しかし、これからも世の中に役立つ記事やコンテンツを投稿し、家族に誇れる仕事をしたいという気持ちは変わりません。
なんか、今日はながながといろいろと、思うことを書いてきましたが、たまにはこういう吐露する記事もどなたかに届けば書いたかいもあり、それがインターネットの可能性だと信じています。
そういう永遠の青二才ですが、そんな私でよろしければ、どうぞこれからも皆様、よろしくお願いします。