国内ポッドキャスト大手のRadiotalkがアップロードに対応し番組向上に期待

国内大手ポッドキャスト配信プラットフォームのRadiotalkが、待望のアップロード機能を全ユーザーへ開放します。正式には25日からとのことですが、これまでアプリ録音しかできなかったことに物足りなかった音声配信者には念願の機能追加となります。いっぽうで、制限もあり・・・。

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Radiotalkが音声アップロードに対応

>>【お知らせ】Webから音声ファイルをアップロードできるようになります – Radiotalk(ラジオトーク)

Radiotalkでは、告知の通り4月25日(月)から、Web版にてログイン・コインの購入ができるようになります。また同時に、ご用意いただいた音声ファイルを、Web版から収録配信としてアップロードができるようになります

これまで、かたくなに音声ファイルのアップロードに対応してこなかったRadiotalkが、ついにアップロード機能を全ユーザーに公開です。先行してアップロードに対応していた、Anchor、Spoon、stand.fmとならぶこととなりました。

これまでの12分制限は継続

Webブラウザからのアップロードに対応したとのことで、概要欄への書き込みも容易になりました。

いっぽうで、これまでRadiotalkであった収録上限12分というのは継続しています。

  • 12分以内
  • 20MB以内
  • mp3,mp4,m4a,wav形式

あと、画面を見る限りは、予約投稿にも非対応のように見えます。ただ、stand.fmでも当初実装していなかったものの、今は実装されていますし、Radiotalkでもアプリ版では予約配信に対応していますので、いずれ対応してくることでしょう。

12分制限はあるものの、予約配信まで対応してくれば、かなりの配信者には恩恵があると見られ、番組の質の向上が期待できます。

アップロード対応で見えるRadiotalkの未来

Radiotalkはこれまで、国内プラットフォームとしては、かたくなにアップロード機能を公開していませんでした。ただ、番組を聴くとわかりますが、一部のクリエイターにはアップロードを開放していたことは自明で、その全公開が期待されていました。

そこで今回のアップロード機能に対応することで、次のようなことが考えられます。

Anchorに対抗できる国内プラットフォーム

ポッドキャスト配信者には定番となったAnchorですが、残念ながら英語版のみしかありませんでした。ですので、アップロードや予約配信に対応していながらも、敷居の高いものでした。

しかし、ここで国産アプリのRadiotalkが参入することで、これまで英語アプリで躊躇していた音声配信予備軍が増えていくと予想できます。

stand.fmなどにはない、Apple Podcast、Spotify、Amazon MusicなどへのRSS配信が可能になりますので、より多くのリスナーに、自分の納得のいった音源をとどけることが可能になるからです。

リスナーの活性化

じつは今回のアップロード機能追加に合わせて、ポイントやコインの扱いなどにも大きく変更が加えられました。

もっとも大きな変更はウェブからでもコイン購入が可能になったことです。これにより、アップルやGoogleへ手数料を払わなくてよりくなり、より効率的にコインを購入することができ、推し活がしやすくなることが期待されます。

法人参入の増加

いまや、音声配信は企業が注目する媒体となりました。先日も、ヤフー参加のネット通販大手のロハコが、音声配信を開始しました。企業は、今後ますます厳しくなってくる人材獲得時代にむけて、オウンドメディアの充実を拡大しています。そこに音声配信も注目をあつめています。海外ではすでに、ブランドのポッドキャスト配信は一般化しており、日本ではまだまだ市場が伸びていくと見られています。

ただ、そのときにハードルだったのが、音声アップロードの非対応です。やはり法人として音声配信するときには、音声アップロードに対応していませんと、編集された音声を投稿することができないため、どうしても二の足を踏んでします(不適切発言や言い間違いの事前カットなど)。

しかし、アップロードに対応することで、これまでポッドキャスト参入に二の足をふんでいた企業も、注目されていくことと思います。現状、選択肢としては、AnchorとRadiotalkしかありませんので、あまり機能に差がなければ、国産アプリをパートナーに選ぶ企業が増えてきてもありません。

リスナーも、より幅広いジャンルの音声コンテンツが聴ける可能性が高まり、メリットがあります。

配信者は差別化が求められる時代へ

音声配信は動画と違い、よりパーソナルな部分もうけいれられる媒体です。

ですので、YouTubeのように個人があきらかに不利になるという状況にまではならないとは思いますが、それでも、高品質な番組が増えてくれば物理的に露出が減り、苦戦を強いられる音声配信者も増えてくるでしょう。

これ以上に、番組の質の向上や、リスナーとの絆を深めたり、SNSでの宣伝を増やしたり、とリソースをうまく使って活動することが求められます。

しかし、Radiotalkはかつて音声広告の実証実験もしていましたので、今後、音声広告などでの収益化など、リターンもきっと期待できる時期はくるでしょう。

いよいよ、長かった国産ポッドキャストアプリに、不動の定番となりそうなRadiotalkのアップロード対応でした。