コザクラインコが病気になりました。動物病院に診察にいったところ、発情が原因ではないかと。
そこで、コザクラインコの発情抑制には16時間睡眠が効果的、と教わってきて実践したところ、効果がすぐに出て、発情が抑えられましたので、共有します。
この記事の目次
コザクラインコの発情による病気
我が家のコザクラインコは、オスメスいます。そして、雄のほうが発情がすごくて、わたしがそばにいるとすぐに、お股をスリスリしてきます。
雌のほうも、キーキー鳴き声が激しくなってきたなあと思うと、目をはなしたすきに、洗濯ばさみにスリスリしています。
最初は仕方ないなあと思っていました。ネットにある方法をいろいろ試しても、この調子でしたから。以下の記事の後も、わたしがいたり、発情対象があったりすると、もうダメでした。
>>身も蓋もない方法でコザクラインコの発情を抑制できた画像11枚
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仕方ないなあと思っていたところ・・・、病気になりました(泣)。
雄のほうは肝炎、雌の方はそのうに糸状菌繁殖・・・。先生にも、過度な発情が原因ではないかと。まあ、肝炎も菌の繁殖もコザクラインコでは、比較的よく起きる病気らしいです。
ただ、それでも発情が悪い影響をしているとのこと。ごめんね・・・。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 | 川上 和人
NHKラジオの夏休み子ども科学電話相談の川上先生の著書。鳥の本ながら鳥類学や恐竜にも言及、とても楽しいです。専門用語は極力なくそうという工夫が随所に。
発情抑制のための16時間の完全遮光
先生がすすめてくださったのは、16時間の完全遮光。なにかの研究論文のコピーをくださいました。
この論文によると、コザクラインコは、ちょっとでも光が入るとリセットされてしまうため、注意が必要だそうです。たしかに、我が家では18時にお休みして朝8時におはようをしていました。
おやすみカバーは完全遮光できない
我が家は最初、わたしの部屋にコザクラインコがいて、夜になるとこれにダンボールをかぶせて遮光していました。ただ、私が横で仕事をしているため、わずかには光がもれていたはずです。
そこで、わたしの寝室に移動させました。最初は、暑かろうと思い、市販のお休みシートをかぶせていました。しかし・・・、発情が抑制されません(泣)
まさかと思い、おやすみカバーを自分の顔にかぶせてみると・・・、
まさかの、光がもれもれ。真っ暗な部屋に置くのであれば、これでもいいのかもしれませんが、我が家には、完全に暗室にできる部屋がないため、おやすみカバーでは、発情抑制のための完全遮光はできていなかったのです。
たしかに、おやすみカバー+16時間睡眠、ではダメだったわけだ・・・。
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コザクラインコの完全遮光箱を自作
ヒーターによる火災にご注意ください。自己責任でお願いします。
そこで、ケージを完全におおうダンボールカバーを自作しました。ホームセンターで一番大きいダンボールを2つ買ってきて工作します。
ケージを2つ並べておける台をおおう感じにダンボールで囲います。手前の扉部分のはじにはマジックテープを付けて、ぴったりとまるようにしています。
16時になったら、2つのケージを入れます。熱がこもらないように、透明シートの手前は開けます。
扉をしめて天井の蓋をしめます。蓋は上から10cmほどおおいかぶさるようにしました。これで遮光も少しは向上するはずです。
これが暗くなった状態です。手前はさすがに空気穴をあけてあります。そこから、温度計とヒーターの回路を出します。
このように我が家の暗室は、遮光カーテンなので、どうしても後ろなどから夕方の光が入ってしまうのですよね。そりゃ、おやすみカバーではダメなわけです。
完全遮光部屋でお休みさせる注意とその後
部屋は常時エアコンを入れています。寒い部屋をあたためるほうが温度管理がしやすいからです。
ですので、逆に冷えすぎにならないか、また熱くなり過ぎにならないか、コザクラインコをおやすみしてから、毎回30分おきには、温度を見に行きます。
ある程度安定してきたら、さすがに毎30分ごとにはいきませんが、それでも暑さがこもって、体おかしくなってはいけませんので。
あと、ダンボールですので、ヒーターによる火災も注意です。今のところ、問題はありませんが、注意しすぎでちょうどよいと思っています。
人の気配がするとうちのコザクラインコは「ぴぃ!」と鳴いてしまいます。気づかれてしまうものですね。
完全遮光といっても、1匹のほうは完全に睡眠しているわけではなさそうで、たまにこうして呼び鳴きをしたり、餌をもしゃもしゃしたりしています(雌のほう)。雄のほうは、けっこうおとなしくしてくれています。
結果、発情が激しかった雄のほうが、完全におとなしくなりました。ごくまれに、油断していると、お股をすりすりさせてきますが、以前のように頻繁ではありません。
肩にのってきてもおとなしくしててくれます。雄のほうは最近は、「おいで!」のトレーニングもさせてくれるようになりました。ほんともっと早くやれば良かったです。
まあ、けっこうな時間、うとうとしているようにも見え、発情を抑えるというよりも、常時うっとりしている、みたいな感じです。ですので、たまに、放鳥しすぎて楽しさ全開になると、ケージに入れるのに苦労はします。
ですので、他には以下のことが書かれていて、実践するようにはしています。
- 餌を与えすぎない(決められた量を1日2~3回にわける)
- 暖かくしすぎない(こごえることとのバランスですが・・・)
- 巣や発情の対象を置かない
温度が難しいのですけどね・・・寒いと発情しないのはわかるのですが、こごえるとほんと鳥さんは突然ぱたっとなってしまうので。
うちの鳥の老いじたく: ~小鳥から大型インコまで~さいごの日まで幸せに暮らすための提案 | 細川 博昭, ものゆう
ペレットなどの普及で鳥さんの寿命は飛躍的に伸びました。そんな鳥さんとの終活のための知識。
関連情報リンク
卵つまりとかほんと怖いです。
>>過発情症候群の小桜インコ(卵詰まり、総排泄腔の脱出など)
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これ、鳥さんの遮光部屋にいいかもしれない。
>>ゲーム部屋が作れる「ゲーミングテント」。大型デスクとパソコンの持ち込みが可能 – PC Watch
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手術をして卵管を摘出・・・だそうです。
>>コザクラインコの卵管炎|町田にある動物病院-エキゾチックアニマル専門病院
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その子にもよるのでしょうけど、かわいいとつい。
>>コザクラインコ我が家の発情対策 | パピネンの小鳥エコ倶楽部
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ほんとうるさいです。いわゆる騒音のレベルです。
>>コザクラインコを飼う前に呼び鳴きうるさいは知っておくべき
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インスタとかでもよく見られます。
>>鳥好きさんなら読みたい10冊とイベント情報と鳥好き芸能人9人
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まとめ
- 発情の原因は短すぎるおやすみタイム
- 完全に遮光するには暗室+遮光箱
- 完全遮光して16時間寝かせたら発情抑制した
うそのように、とくに雄のほうが発情が抑制されて、ほんとうに動物病院の先生様様です。ありがとうございました。
ただ、だんだん慣れてくるとまたわかりませんが、これでしばらく様子を見ようと思います。ただ、発情による病気とも、現在闘病中ですので、それはまた別の機会に書きますね。
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