Googleアナリティクスで解決できないトラブルと対処まとめ

公開日: : 最終更新日:2017/08/09 Googleアナリティクス資料


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Googleアナリティクスのトラブル

Googleアナリティクスの公式ヘルプフォーラムで、「フィードバックして様子を見るほかないですね」など、どうしようもない解決できないトラブルは結構あります。まあ無料サービスなので自己責任なわけですが、業務で誰かに報告しなくてはいけないときなど、本当に慌てることと思います。

こんにちは、カグア!です。全世界のこれほどの大量データを無料でログにしてくれているGoogleアナリティクスは、本当に感謝です。相当量のログデータとなっていることは想像にかたくないですが、それでもトラブルがあると頼ってしまいたくなります。

公式ヘルプフォーラムで毎月回答をがんばっていますが、それでも解決できない事象もあるため、まあ仕方ないですよね、といった閾値(いきち)を知るためにもまとめてみました。

なお、本情報は2015年9月12日時点でのものです。

追記:2015年9月14日 リリースノートを追加。

関連記事
>>用語 | カグア!Googleアナリティクス解説Blog
>>Google Analytics、77の注意点(追記有)
>>Googleアナリティクス基礎:自分のアクセスを除外する
>>Googleアナリティクス基礎:トラッキングコードの設置
>>Googleアナリティクスでリアルタイムに出るがレポートに出ないの対応

どうしようもない時の対処の基本

・障害や現状の確認。
・フィードバックしてしばらく待つ。
・運用でカバー。

これが基本です。トラブルには、本当に障害があっておかしい場合と、仕様上どうしようもないときとがあります。

前者は、設定などが問題なければ、しばらく待つのが基本です。いっぽう後者は、要望としてフィードバックは送りつつも、基本は利用者が柔軟に対応して「運用でカバー」です。クライアントやチーム内で共通課題として議論しレギュレーションを決めておきましょう。

1.データが取れません

ある日から突然データが集計されなくなった、という事象。コードをいじったり、ホームページを改変したりしたなど、心当たりが無いにも関わらず。

>>急にデータが取得されません。 – Google プロダクト フォーラム

9月3日から全くデータが表示されなくなりました。
ソース及びアナリティクスに関する部分は一切さわっておりません。
HPにアクセスがあっているのは、サーバーログで確認済みです。

対策

・アナリティクス設定>トラッキング情報>トラッキンコード で「データを受信しています」になっているかの確認。
・リアルタイム解析での確認。
・ステータスダッシュボードでの障害情報の確認。
>>アナリティクス ヘルプ
障害があればこんな感じにでる

それでもダメな場合

・Googleアナリティクスの画面右上の歯車マークをクリックし、Googleにフィードバックを送ってみる。
・リリースノートで更新がないか確認。
>>Release notes – アナリティクス ヘルプ
・公式ヘルプフォーラムで他にも同様のトラブルがないか検索、もしくは質問してみる。
>>Google アナリティクス ヘルプ フォーラム
・どうしても解決しない場合は、公式ヘルプ右上の「お問い合わせ」からメールしてみる。※返信は必ずではありません。
>>アナリティクス ヘルプ
問い合わせ

解決例

・数日したら復旧してた。
・問い合わせたら障害中だったので待ってほしい、と回答された、など。

補足

・リアルタイムとは別サーバー
Googleアナリティクスのリアルタイム解析は、通常のレポーティングのサーバーと別サーバーで動作しています。したがって、リアルタイムで出ていても、レポートに反映されないときもあり得ます。

・データ反映は48時間後
公式ヘルプにはデータ反映の待ち時間は24~48時間と記されています。実際、ほんとうにぴったり48時間しないと反映されないビューも見たことはあります。少し待つというのも対処方法の1つです。
>>データ制限 – アナリティクス ヘルプ

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2.メニューが選べません

公式ヘルプやさまざまな情報源から調べても、そのとおりのメニュー操作ができない、というケース。

>>タイムゾーンの変更方法 – Google プロダクト フォーラム

プロファイル設定画面でタイムゾーンをドロップダウンで選び取れるようになっておらず、
アメリカ太平洋時間に固定されてしまって日本時間に修正できません。

対策

・Internet Explorer ではなく、Chromeなどのブラウザを使ってみる。

補足

Internet Explorer の古いバージョンではとくに、最近のモダンインターフェースはうまく動作しないケースがあります。Googleは、今後マテリアルデザインという、新しい概念のUIを進めてくる流れですので、Googleアナリティクスは基本的にはChromeで使うようにしましょう。

>>Google Chrome のダウンロードとインストール – Chrome ヘルプ

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3.定期レポートが届かなくなった

Googleアナリティクスの便利な機能であるメールによる定期レポート送信。関係者にメール送信で共有できるため、クライアントやチームで利用している人も多いようです。

>>レポートが届かない – Google プロダクト フォーラム

毎日、PDFにてメール配信を行っていましたが、
先週11月24日から、メール配信が届かなくなってしまいました。
終了日は2015/05/28ですし、設定をし直しても届きません。

対策

・メールアドレスを確認する。
・障害確認など本記事(1)の対応をしてみる。

解決例

・何日かしたら、まとめて送られてきた。

補足

PDFを生成してメールを定期送信するという処理は、配信先アドレスが多ければ多いほど、負荷のかかる処理です。

なるべく配信先は最小限にしたほうが良いでしょう。

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4.突然PV数がおかしくなった

明らかにこれはおかしいだろうー、というPVやセッション数がレポート画面に出ることがあります。

>>毎朝PVがおかしい – Google プロダクト フォーラム

ここ一週間くらいずっと起きてる現象です。
毎朝、前日のPVが普段の倍くらい?になっています。しばらくしてからみると(13時とか)正常な値に戻っています。

対策

・本記事(1)の対応をひと通りしてみる。

解決例

・いつの間にか正常値に戻っていた。

補足

・Googleアナリティクスではよくあることですので、フィードバックを送りしばらく待ちましょう。

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5.APIレポートと数値が違う

通常のレポート画面と、APIといって直接Googleアナリティクスのデータベースから数値をもってくる方法とありますが、その数値がなぜか異なるという。

>>スプレッドシートのアドオンでデータが狂います(dimention ga:date,ga:yearmonth ga:month) – Google プロダクト フォーラム

スプレッドシートのアドオンでアナリティクスのデータを取得してきておりますが、
どうしても数値があわずこまっている箇所があります。

>>GoogleアナリティクスがGoogleスプレッドシートのアドオンで利用可能になった

対策

・数値が異なるのを前提にして、データを使うときは、通常レポートか、API経由か、どちらかに統一する。

補足

APIと通常のレポート画面との数値の差異は以前から指摘されていました。これはAPI経由でのデータ取得をするさいのタイミングが完全に同一でないため、と言われています。

さすがにこの完全一致までを、無料ツールで求めるのは酷だと思いますので、上記のように「運用でカバー」しましょう。

6.search.yahoo.co.jpと出る

ヤフーの検索結果画面がSSL化したことによる、レポートの数値の判断に困る、というケースです。これはさすがにどうしようもありません。

>>「Yahoo!検索」をSSLで暗号化について – Google プロダクト フォーラム

何か別の解決手段があるのでしょうか?

状況

Yahoo!検索結果がSSL化したことで、2015年8月18日までは、ヤフー経由のキーワードが取れていたが、取れなくなった。それにともない、リンク元としても、オーガニック検索に分類されず、リファラル(参照リンク)に分類されるようになった。

集客>すべてのトラフィック>参照リンク にsearch.yahoo.co.jp と含まれている。自然検索経由と正しく認識できず、またかつてのレポートとの差異が生まれ困っている。

対策

・カスタムフィルタで、search.yahoo.co.jp をreferralからorganicに上書きする。
(とりあえず分類上はキレイになる。)
>>Googleアナリティクスで [search.yahoo.co.jp / referral] を [yahoo / organic] として計測する方法|コラム アユダンテ株式会社
・放置。運用でカバーする。

補足

現状、わたしは放置しています。どのみち、キーワードは取れませんので、改修のコストが見合えばやりますが、とりあえずは運用でカバーしています。

かつて、楽天検索やgooも参照リンクに分類されていましたが、いまはちゃんと自然検索に分類されるようになっています。もし、そうなりましたら、上記のカスタムフィルタもまた元に戻す必要が出るかもしれません、それもちょっと面倒かなと。

とりあえずGoogleにフィードバックを送って、状況次第で判断していこうと思っています。ヤフーさんから、Googleサーチコンソールみたいなツールが出てくれると嬉しいですけどね。

関連情報リンク

公式情報。
>>「Yahoo!検索」SSL化のお知らせ – ヤフー株式会社

ヤフーへの一問一答。ヤフー側では今後はとくに変更は無さそうな回答です。
>>ヤフーさん、検索HTTPS化はいいけど、サイト管理者というステークホルダーを軽視しちゃってませんか? | Web担当者Forum

ユーザーが安心して使用できるサービス提供を目的とした変更となりますので、アクセス解析サービスの提供者様との調整・連携は行っておりません。
リファラーに含まれるドメイン名が search.yahoo.co.jp であることをもって、HTTPS化されたYahoo!検索結果からの流入であることをご判定いただくようお願いいたします。

Googleではすでに(not provided) という匿秘状態に。
>>グーグル「SSL化して検索キーワード見えなくするよ」 Web担当者「ええぇ? (not provided)って何!」 | Web担当者Forum

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7.リファラスパムに困っている

昨今、リファラスパムと呼ばれる迷惑アクセスが増えています。たんに自分たちのURLを露出したいがために、Googleアナリティクスの仕組を逆手にとって、わたしたちのログデータを汚す迷惑行為です。余計なデータが含まれることになり、分析に支障が出ます。

>>トラッキングコードがないのにデータが表示される – Google プロダクト フォーラム

元々あったコードはその時に削除したと思います。現に、元のコードは見当たりません。
しかし、データは毎日、元のトラッキングコードの方にも表示されます。ただ、ほとんどがリファラスパムだと思います。

状況

Googleアナリティクスの仕組を逆手にとって、リファラ(参照元)に自分たちのURLを表出することにより、「これどこのサイトかな~」とアクセスを誘導する迷惑行為です。

Googleアナリティクスにかぎらず、多くのアクセス解析ツールでは、第三者が勝手に他社のトラッキングコードを利用し、相手のトラッキングデータに余計なデータを送信することが出来てしまいます。ただ、これは技術仕様として仕方のないところです。

これまでは、第3者のアクセス数を増やしても意味がないだろー、という無意味ゆえに目立った利用はされていませんでした。しかし、Googleアナリティクスが全世界に広がるなかで、少なからず自分たちへのアクセス増につながることがわかってきて、2015年あたりから問題化しはじめてきました。

対策

・カスタムフィルタで、除外する。
・カスタムフィルタで、特定のアクセスだけに絞り込む。

前者はブラックリスト方式、後者はホワイトリスト方式といえます。どちらも一長一短ありますが、増え続ける悪質リファラから後者の対策が注目を集めています。

公式ヘルプフォーラムでも活躍されています山田さんのブログにいくつかの方法が紹介され、とても詳しくそして具体的に書かれています。
>><完全版>リファラースパムをたった1つのフィルタで撃退する方法 | SEM Technology

他にもありましたらぜひお教えください!

とりあえず、思いつくところをピックアップしてみました。

他にもたしかあったような気がしますが、もしみなさんでこれ!というのがありましたら、タイムラインでご指摘いただけると幸いです。

これからもGoogleアナリティクスとうまく付き合っていきたいものです。

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「これからもよろしくお願い致します。」
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Yoshihiko Yoshida
ブロガー兼ユーチューバー。個人事業主でネット業界のお仕事24年目です。40代で2児の父。「マツコの知らない世界」Googleマップ案内人TV出演。Googleストリートビュー認定フォトグラファー。教育システム情報学会会員。元立教大学非常勤講師。Googleアナリティクス公式コミュニティ・アンサリスト最高ランク「レジェンド」国内初獲得。主な著書「Googleアナリティクス基礎講座」(技術評論社)。趣味はデジカメとゲームとパン作り。>>もっと読む

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