フリーランスの保険として第一生命から所得保障保険が登場しました。損害賠償や国民健康保険などクリエイターとしてリスクに備えるおすすめの保険や制度をまとめています。

フリーランスや個人事業主こそ、万一のときの所得補償が欠かせません。各社から個人事業主向けの保険が発売されていますが、第一生命保険とyupが協業を開始ということで、フリーランス向けの保険を調べてみました。

所得保障保険

yupはフリーランス向けに、請求書登録で先払いがされるキャッシュフロー支援のサービスを提供しています。そこで第一生命と連携して提供するのが、所得保障保険です。

>>フリーランスのキャッシュパートナー yup(ヤップ)と第一生命保険が協業開始 — yup提供の『先払い』ご登録のフリーランス向けに「所得保障保険」を第一生命保険から提供開始 —|yup株式会社のプレスリリース

病気や怪我などで就業できなくなったことを保障する保険です。スマートフォンのみで申し込みが完了する簡単手続きがウリです。

所得保障保険は、他にもライフネット生命やアクサダイレクトなど、多くの保険会社が提供しています。ただ、受け取りが60日後だったり、就業不能状態の認定がシビアだったりと、注意も必要ですのでそれぞれのサイトで丁寧に吟味して加入しましょう。

賠償責任保険

>>フリーランスの保険

フリーランス協会が損保ジャパンと提携して提供するのが、いわゆる損賠賠償にならないようにするための保険です。仕事中の事故や情報漏えいなど、業務上のリスクに対応します。

  • 業務遂行中の事故
  • 仕事の結果の事故
  • 受託物の事故
  • 情報漏えい
  • 偶然な事故による納期遅延

就業保障よりは、フリーランスとして怖いのはこうした個人の裁量をこえる仕事上の事故ではないでしょうか。安心して業務に専念するための保険として、加入している人は増えています。

フリーランス向け組合

じつはフリーランスでも入れる組合は多くあります。その業界などで独自につくっている団体が多く、加入が認められれば健康保険など、多くの特典があります。

>>文芸美術国民健康保険組合

また、各地にあります商工会議所でもそうした福利厚生を提供していることもありますので、一度相談してみるとよいかもしれません。

まとめ

フリーランスだからこそ、万一のときの保険はかかせません。

つかわないにこしたことはありませんが、加入の優先度を考えて、安心して仕事に打ち込める環境をつくることはとても大切です。

今後も広がっていくクリエイターエコノミーでは、保険の重要性はさらに増していくでしょう。