離脱が多いブログやウェブサイトで、回遊性の向上がCVに効くということでしたらオススメのテクニックがノベライズです。
離脱を20%改善したきっかけ
先日ある記事がバズりました。
しかし、Googleアナリティクスの行動フローで見ますと、離脱が多くもったいない所を発見しました。
せっかくの流入を活かせないかなあ・・・。
せっかく2ページ見てもらってるのに、ちょっともったいない気がします。
ノベライズとは小説のように読ませること
そこで、ここで離脱した人は読みたい記事が無かったからだと仮説をたて、さっそくアンサー記事を追加投稿しました。
こんな感じに追記して、リンクを入れてみました。なんか読みたくなりますよね。
これがノベライズというテクニックです。
私が勝手につけた名前ですが、ようは小説を読み進めるように、ユーザーが読みたくなるようなリンクを見せる、という演出です。
とくに、スマホですと、するする~っとスクロールさせて、その先に、また読みたくなるようなボタンがあれば、押してくれそうじゃないですか。そういうリンクをマメに入れましょうね、ということです。
いわゆるサイト内リンクを、記事中にどんどん入れることで、「このサイトってこういうことに詳しいのね!」というブランディングにもなります。
結果は離脱を20%を減らせました
結果は、離脱が20%ほど改善しました。
今回は記事がなかったので、がんばって新しい投稿を入れましたが、過去記事で読みたくなりそうなものがあればそのリンクでも効果はあると思います。
Googleアナリティクスで見て、PVの多いページ順に一手間かけるといいと思います。
コツは目に入るところに挿入する
1つだけコツがあります。せっかく入れたリンクも、あまり目につかないようですともったいない、ということです。
あらかじめ、Googleアナリティクスのイベントトラッキングを使ってスクロール量を把握しておくのです。
そこで一番読まれている箇所にリンクを入れます。上図から、ページTOPから40%のところがもっとも多くの人に読まれているとわかります。ですので、そこにリンクを入れちゃいます。
よく記事末に関連記事が紹介されているページもありますが、せっかく入れるリンクななので、できるだけ多くの人に目につくところに配置したほうが効果あると思います。
Googleアナリティクスのイベントトラッキングによるスクロール量検知はほんと便利ですね。GTMを使ってスクロール計測しています。
GTMについてはこちらの書籍がおすすめです。
実践 Google タグマネージャ入門 増補版 | 畑岡 大作(アユダンテ株式会社)
リンクを追加するだけの簡単一手間。よろしければぜひお試しください。
現場で使える Googleタグマネージャー実践入門 (Compass Booksシリーズ) | 神谷 英男, 石本 憲貴, 礒崎 将一, 小川 卓
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