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Googleアナリティクス基礎:設定してるのに動かない時の対応

公開日: : 最終更新日:2018/09/29 設定


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トラッキングコード

Googleアナリティクスを設置した後、ちゃんと動いているかどうか確認しないといけませんよね。すぐに確認できる場合とそうでない場合があります。

こんにちは、カグア!です。Googleアナリティクスがうまく動かない!という声はいまでもよく目にします。

Googleアナリティクスの動作確認方法と、動いていないときの対処方法をまとめました。

追記:2017年10月5日 gtag.js でのビーコン確認方法を追加。
追記:2017年8月1日 12番目のチェック点を加筆。

関連記事
>>Googleアナリティクス基礎:トラッキングコードの設置
>>Googleアナリティクス基礎:クロスドメイントラッキングの設定
>>Googleアナリティクス基礎:キーワードを調べる分析方法
>>Googleアナリティクス基礎:自分のアクセスを除外する
>>Googleアナリティクスで解決できないトラブルと対処まとめ
>>Googleアナリティクスでリアルタイムに出るがレポートに出ないの対応

まずは状況把握と対処方法

トラッキングコードを貼り付けていざ納品・・・クライアントから「数字が出ない」とお叱りのメールが届く。そんな悪夢は避けたいですよね。

・データ送信されているのかを確認
・原因に応じた対応や改修

トラッキングコードを貼ったのに、計測されていない、としたら、上記の2つを実施することになります。

Googleアナリティクスのトラッキングコードは設置することが大事なのではなく、しっかりとデータ送信ができていることが本来重要なのです。以下を必ず確認し、ミスがあれば改修・協議をしてタスクを進めてください。

トラッキングコードが動かない!を確認する

2015-09-21a

一般的には、つぎのような確認方法があります。

・アナリティクス設定画面で確認する。
・ソースを確認する。
・リアルタイム画面で確認する。
・Chrome拡張のタグアシスタントを使う。
・送信ビーコンを確認する。

1.アナリティクス設定で確認する

トラッキングコードの確認

Googleアナリティクスにログインし、アナリティクス設定>プロパティ>トラッキング情報>トラッキングコード の画面を見ます。

そこで、ステータスが「データを受信しています」となっていればOKです。「設定されていません、未確認」などと表示されていますと、計測がされない状態となります。

>>ウェブ トラッキング コードの設定を確認 – アナリティクス ヘルプ

2.ソースコードを確認する

ソースの確認

Googleアナリティクスを設置しましたホームページにアクセスし、画面上で右クリックして「ソースを表示」とし、そのソースコード内を目視してトラッキングコードの有無を確認します。

ga.js
analytics.js
gtm.js

などでページ内検索をしてください。見つかれば、トラッキングコード貼り付け自体は成功していると言えます。UA-XXXXXXXX-1といったプロパティIDが自分のGoogleアナリティクスの設定画面のIDと一致するかも、必ず確認してください。

ga.jsは以前のバージョンのGoogleアナリティクス、analytics.jsはユニバーサル アナリティクス、gtm.jsはGoogle タグマネージャ(これはさらにタグマネージャ内で稼働しているかどうかを要確認ですが)です。

3.リアルタイム画面で確認する

リアルタイムを確認

Googleアナリティクスにログインし、レポート>リアルタイム>コンテンツ の画面にいきます。このレポートは、いま実際にリアルタイムに、アクセスされている状況を表示してくれます。

自分自身でホームページにアクセスし、このリアルタイムが反応すればトラッキングコードは正しく稼働しています。トップだけでなく全てのページ(もしくはテンプレートなどの主要なページ)で確認してください。

(1)のトラッキング情報画面での動作確認はトップページのみです。

なお、自分たちのアクセスを除外しているときなどは、スマホからアクセスしてみると良いでしょう。

>>リアルタイム レポートについて – アナリティクス ヘルプ

4.タグアシスタントを使う

tagassistant

Google製ブラウザのChromeをまずはインストールしてください。
>>Chrome ブラウザ

そのうえで、Googleから出ていますタグアシスタントをChromeブラウザにインストールしてください。
>>Tag Assistant (by Google) – Chrome ウェブストア

タグアシスタントでは、Googleタグマネージャ内のUA-XXXXXXXX-1というプロパティIDも確認できますので、とても便利です。

タグアシスタントをインストール後、主要ページを閲覧し、動作確認をしてください。エラーがあれば赤い文字で警告が表示されますし、そもそも設置されていなければ、タグアシスタントに表示されません。

5.送信ビーコンを確認する

開発ツール

Chromeブラウザであれば、開発者ツールが便利です。

Windows版なら[F12]、Macなら[Command]+[Option]+[I]キーで、上図のようなデベロッパーツールが表示されます。

NetworkタブをクリックしUA-xxxxxxxx-1とプロパティIDで絞込をしましょう。すると正しくデータ送信されていれば、utm.gif か、もしくは、collect~ といったくだりがヒットするはずです。

このデータがGoogleアナリティクスのサーバーに実際に送信されているデータなのですね。これが見つかれば、Web制作としては、アクセス解析サービス設定の検収は完了で良いかと思います。

追記:2017年12月11日 トラッキングコードが、ユニバーサルアナリティクスよりも古い、ga.js の場合は、検索ワードを「collect」ではなく「utm」などにすると発見できます。

追記:2017年10月5日 最新版トラッキングコード「gtag.js」を組み込んでいる場合でも、以下のようにまずはGoogleタグマネージャが呼び出されますが、その後GTM内でユニバーサルアナリティクスが稼働し、結果collectでビーコン送信しますので、上記の確認の仕方でも大丈夫です。
gtagjs

設置できてるのに動作しない時の直し方

惜しい

上記の確認をしたにもかかわらず、Googleアナリティクスにデータが出てこない場合があります。公式ヘルプフォーラムでも不定期にあがるほどのトピックです。

Googleアナリティクスがうまく計測されない、データが出ないという方は、いまいちどご確認ください。

そして、どうしてもダメ!ということであれば、ぜひ公式ヘルプフォーラムにご投稿ください。何かしらの回答は得られるはずです。
>>(99+)Google アナリティクス ヘルプ フォーラム – Google プロダクト フォーラム

なお、Googleアナリティクスが障害を起こしていないか、の確認については以下の記事をご参照ください。
>>Googleアナリティクスで解決できないトラブルと対処まとめ

1.自分を除外する設定がされていないか

そもそも自分自身がアクセス検知されていないケースがあります。

・WordPressでプラグインを使いGoogleアナリティクスを入れている
・関係者を除外するフィルタが設定していある

後者は、Googleアナリティクスのアナリティクス設定>ビュー>フィルタで確認できます。制作業者が気を利かせて、事前に仕込む場合もあります。

解決方法

スマホなど、関係者と認識されない端末でアクセスしてみてください。リアルタイムなどで計測されるはずです。

補足

ChromeのプライベートモードやFireFoxのプライバシーモードなどでアクセスしても、IPアドレスで除外されていれば、どのモードでもそのネットワークからは除外されてしまいますので、プロバイダが異なるスマホなどでの検証が良いかと思います。

2.トラッキングコードが設置されていない

トラッキングコードが設置されていないケースもありえます。たとえば、ホームページ自体には貼り付けてあるものの、問い合わせフォームやカートなど、別のシステムに遷移してしまうときに、そのページは簡単に設置できない、などの理由からそもそもトラッキングコードが、そこだけ無いというケースもありえます。

解決方法

システムやASP事業者に問い合わせて、実装してもらう、もしくは実装方法を教わって設置する。

3.デバイスごとにソースが異なる

自動的にスマホに最適化されたURLへ遷移する、ソースが書き換わる、といったサイトの場合、PCで検証をしてもスマホの挙動はわかりません。

ですから、スマホ用のコードに、トラッキングコードが書かれているかをすぐに確認できず、結果、なぜかスマホだけ計測されない、という事象がありえます。

解決方法

ユーザーエージェント詐称でスマホアクセスのようにして上記の確認方法を試す。不適切ページがあればそのコードを改修します。前述のデベロッパーツールで、スマホモードが使えますので、それで確認してみると良いでしょう。
スマホ詐称

4.ガラケーは標準では計測できない

ガラケーの多くの機種ではJavaScriptが動作しません。GoogleアナリティクスはJavaScriptというプログラム言語で動きますので、ガラケーにはガラケー専用のGoogleアナリティクスを設置する必要があります。

解決方法

ユニバーサルアナリティクスでは、Measurement Protocolというトラッキングの種類が利用できます。これを使いますと、ガラケーなどを計測可能です。

ただ、Measurement Protocolを実装するには、開発が必要になりますので、エンジニアやシステム担当に相談してみてください。

>>ガラケー計測やメール開封に使えるヒットビルダーの使い方

補足

2014年以降発売のガラケーではほとんどの機種でJavaScriptが稼働するようです。一部の端末だけでテストしないようにしましょう。
>>いまどきのガラケー事情 · GitHub

5.ユーザーがアドブロックしている

iOSの最新版であるiOS9では、アプリを追加しますと広告がブロックできるようになりました。いっぽうで、それはGoogleアナリティクスをもブロックしてしまうようです。
>>【検証】やっぱりアドブロックでGA無効化は本当だった件【追記あり】

解決方法

iOS計測が重要と思われる場合、前述のMeasurement Protocol実装を検討してください。こちらはブロックされない見込みです。

6.オプトアウトしている

Googleアナリティクスオプトアウトプラグインなど、自分自身を除外するために、Googleアナリティクスをブロックする追加機能をブラウザに入れている場合、計測されません。

>>Google アナリティクス オプトアウト アドオンのダウンロード ページ

解決方法

上記アドオンプログラムを削除するか、一般キャリアのスマホなど除外していない端末からアクセスしてみる。

7.タグマネージャーが発火していない

Google タグマネージャの設置は確認したものの、内部でGoogle タグマネージャやユニバーサルアナリティクスが動作していない場合もあります。タグアシスタントで確認可能ですが、可能性としては覚えておいて良いでしょう。

具体的には、ユニバーサルアナリティクスのタグのトリガー有無(発動する条件)を確認してください。たまたまテスト用にトリガーを外したままの場合があります。

解決方法

Google タグマネージャにログインし、ユニバーサルアナリティクスタグのトリガーを確認してください。「すべてのページ」など条件が未設定であれば、トリガーを設定し、公開すればOKです。

補足

トリガーを設定してあっても、「公開」をし忘れているケースもありますので、ご注意ください。

あと、タグマネージャーでは、事前にconsole.log()でトリガーの発火状況をテストしておくと良いです。で、ある程度コード調整が済んだらエクスポートしてテンプレにすると良いです。

8.バージョンが合っていない

貼り付けているトラッキングコードがユニバーサル アナリティクスなのに、onClick に仕込んでいるイベントトラッキングが非同期コード(以前のバージョン)ですと、計測されません。

解決方法

バージョンに合ったコードを記述してください。

例:トラッキングコード(ユニバーサル アナリティクスの場合)
NG onClick=”pageTracker._trackEvent(‘cv’,'click’,'form’,1);”
NG onClick=”_gaq.push(['_trackEvent','cv','click','form',1);"
OK onClick="ga('send', 'event', 'cv','click','form',1 );"

9.単純にプロパティIDが違う

貼り付けているトラッキングコードと見ているレポート画面のプロパティIDが違いますと、当然レポートには反映されません。

解決方法

前述のように、アナリティクス設定画面で受信ステータスを確認していればOKなのですが、たとえば、クライアントが間違えて、見ているレポートとしては以前のプロパティIDのものを見てしまっているなど。

誤解をとき正しいレポートを見るよう伝えてください。

10.まれに障害

Googleアナリティクスでもごくまれに障害があります。

解決方法

上記チェックポイントを確認しても不具合が見つからないときは、ごくまれに起こりますGoogleアナリティクス側の障害を疑うことも手です。

公式の障害情報を確認するステータスダッシュボードか、公式フォーラムで投稿するなど、情報収集してみてください。Twitter検索などでもいいかもしれません。
>>Apps Status Dashboard
>>Google グループ

11.コンバージョンがカウントされない

目標設定が間違えている可能性があります。イベントトラッキングについては、前述のバージョン不一致やタイプミスなどが考えられます。

URLタイプのコンバージョンであれば、行動>サイトコンテンツ>すべてのページ で、そもそも計測されているか確認します。テストコンバージョンなどをしたときに計測されているはずで、もしそれが計測されていなければ、CVとしてもカウントされません。

解決方法

行動>サイトコンテンツ>すべてのページや、行動>イベント>上位のイベントで、そもそも計測されているか確認をしてください。そこで計測されていなければ、前述のチェック項目をつぶしていってください。

補足

自分自身を除外設定している状態で、コンバージョンテストしても、そもそも計測されません。除外されていない端末で必ずテストしてください。

12.新規で作り直す

最近、設置は問題ないがテスト送信やリアルタイムで計測されない、プロパティやGoogleアカウントを新しく作り直したらうまくいった、という事例が散見されます。

前述の点を確認しても、なおうまく計測できていない場合は、新しいGoogleアナリティクスアカウント(もしくは新プロパティ)を作成し直して、新たに設置しなおしてみるというのが最後の手段となります。

ごくまれに、こうしたケースも起きているようです。Googleアナリティクスでは、Google側が強制的にユーザーの設定を変えたり、仕様変更をしたりするケースがあるため、面倒ではあるのですが、新規に差し替えることで動くようになる、というのもあります。

お疲れ様です。

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まとめ

トラッキングコードは、設置したと思っていても動作確認をしないと、設置したことにはなりません。また、コンバージョン時に正しく動作するかも検証が必要です。

Web担当者としては、計測のシステムにおいて検証コストをしっかりと予算確保しておきましょう。また、不要であれば、なるべくトラッキングはシンプルにしてCVも少なめにするほうが良いでしょう。

見るべきポイントの数と、コンバージョン対価のバランスを考え、つねにKGIをわすれずに全体最適化をはかってください。

「動作しないと超不安。」

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Yoshihiko Yoshida
メディア運営業界23年目。Googleアナリティクス公式コミュニティ・アンサリスト最高ランク「レジェンド」国内初獲得。「マツコの知らない世界」Googleマップ案内人TV出演。Googleストリートビュー認定フォトグラファー。教育システム情報学会会員。元立教大学非常勤講師。主な著書「Googleアナリティクス基礎講座」(技術評論社)。趣味はデジカメとゲームとパン作り。>>もっと読む

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