【2021年版】YouTubeライブ配信前の設定画面でカスタマイズが実装され設定がしやすくなり、安全面も向上した

YouTubeのライブ開始前の設定画面が使いやすくなっていました。公式のリリースはなかったように思いますが、これでYouTubeライブ後にわざわざ詳細画面を再設定せずにすみ、便利になりました。

YouTubeライブ前の設定

YouTubeライブ配信基本設定と詳細設定

かつてはYouTubeライブの基本設定はタイトルや概要欄など、最低限の項目だけでした。

それが今日、2021年8月17日に見てみたところ、この画面の下の方で「詳細」をクリックしますと、これまで入力できなかったタグや場所など、通常投稿の動画で設定できる詳細設定ができるようになっていました。

YouTubeライブの設定

  • チャプターの自動生成
  • タグの入力
  • ゲームタイトルなどその他詳細設定

とくにタグの設定は、これまではYouTubeライブ配信後にわざわざ設定をしていました。

また、画面情報に、YouTubeの通常動画投稿時にあるような手順の流れも表示されるようになりました。

地味にわかりやすいです。

YouTubeライブの収益化設定

YouTubeライブの収益感の設定も、YouTubeライブ開始前に設定できるようになりました(これは前もあった)。

YouTubeライブの収益化

ただ、このように手順の流れとしてはなかったように思いますので、より間違えにくくなりました。

YouTubeライブのカスタマイズ

今回のYouTubeライブのアップデートでは、ここが完全に新しくなったと思います。より安全にYouTubeライブが運営できるよう、良い改修だと思いました。

YouTubeライブのカスタマイズ

チャットの参加者

これまでもチャットとチャットのリプレイのオンオフはありました。

チャット利用を、誰でもできるのか、チャンネル登録者のみにするのか、という設定ができるようになりました。

メッセージ待機

チャットのコメントが連投できないようにデフォルトで制限をかけられるようになりました。

30秒から最大300秒まで、コメント投稿の間隔を必須とできます。連投して場を荒らす人への対策になります。

リダイレクトと予告編

リダイレクトは、まだ公開していない(非公開)、ライブやプレミア公開の動画へリンクをはることができます。

クリックしますと、非公開になっている動画がリストアップされ、そこから選べます。ライブ終了後にも、新たな次のYouTubeライブや動画への期待を維持できます。

予告編は、ライブ開始前の待機時間に見られる動画です。ライブ開始前のわくわく感をたもったまま、ライブへ望めます。

こちらは事前に投稿された動画のなかから選べます。

これから、予告動画でも面白いものが増えてきそうですね(映画泥棒のオマージュとか?)。

安全面の強化や導線が増えるアップデート

YouTubeライブで、とくにモデレーターを複数置けない初心者のユーチューバーには、コメントの待機設定は荒らしの対策として便利につかえると思います。

また、予告編や待機動画なども導線を増やしたり、リスナーを楽しませたりと、とてもうれしい機能だと思います。

安全面やクリエイターファーストなアップデートだと思いました。

これまでのYouTubeライブ前の画面

これまでは、タイトルと概要欄と公開範囲といった最低限の一画面しか設定項目が表示されませんでした。

したがって、タグや収益化のオンなどは、公開後もしくは一度YouTubeライブ告知設定をしたのち、あらためて詳細編集画面を開き、設定する必要がありました。

たまに収益化を忘れて、とほほとなるケースもありました。

今回の改修はとても便利になったアップデートなので、ぜひみなさんも使ってみてください。

しかしこれほどのアップデート、いつの間にあったのでしょうね。公式ソースがどこかにあれば、ぜひ皆さん教えて下さい。