YouTubeショートは公式ヘルプを見ますと、2021年6月8日時点では、収益化の対象ではありません。ただ、通常枠として表示されますと、動画冒頭でいちおう広告は流れます。
この記事の目次
YouTubeショートには[S]マーク
YouTubeショートは、現状、動画タイトルに、#shortsとつけて、1分以内の縦長動画を投稿すると、上図のように赤い「S」マークがつくので、わかります。
YouTubeショート動画として認識されれば、YouTubeアプリのトップの、YouTubeショートの欄に表示されることがあります(まあほとんど全体の人気動画ですが)。
ですので、動画によっては、何百万再生といっなバズ動画もふつうにあります。このあたりはやはりYouTubeの規模の大きさがうかがえます。
YouTubeショート収益化は通常枠でのみ
ただ、前述のようなYouTubeショートの欄で表示されますと、広告が表示されません。つまり、収益化はできません。これはYouTube公式ヘルプにも書かれています。
「YouTubeショートプレーヤーで再生された広告からの収益分配は行われません。」
>>YouTube ショートの利用を開始する – YouTube ヘルプ
公式ヘルプを詳しく見る
ただし、YouTubeショートプレイヤーだと収益化されない、というだけ、ともとれます。たしかに、通常枠で再生されますと冒頭に広告がながれますからね。収益化をもともとできている人は、YouTubeショートでも収益化はできるかと思います。
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YouTubeショートファンドで収益化
TikTokでもすでに行われている収益化の方法で、YouTubeもファンドを発表しました。
>>YouTubeショートがトップクリエイターに2022年まで報酬、約109億円のファンド創設 | TechCrunch Japan
サイトで詳しく見る
- YouTubeパートナープログラムに参加以外でも基金に参加可能
- 毎月エンゲージメントの多いショート動画を制作した数千名のクリエイターに報奨金
- 2021年から2022年にかけて配布
- 今後、YouTubeショートに自動キャプションなど新機能も随時追加予定
数千名といっても世界中でこの規模ですから、まああまり期待はできませんが、今後もYouTubeショートには力をいれていく、というメッセージとは受け取れますね。
いっぽうTikTokは、すでに先行しており、また支援額も大きいですから、YouTubeの規模からすると、またトライアル的な意味合いが強いのかなとも思います。
>>TikTokがクリエーター支援に2億ドル拠出、異例の取り組みの狙いとは | Forbes JAPAN
サイトで詳しく見る
YouTubeショート最新動向
YouTubeショート専門チャンネルはおすすめしない
YouTubeショート動画のみを投稿するチャンネルを運営しています。すると、上図のようにYouTubeショート動画欄を中心にインプレッションを稼げます。
ですが前述のように、YouTubeショートプレイヤーでの露出は、収益化されませんので、運営はちょっと厳しいかなと思います。実際、海外の有名配信者でもYouTubeショート専門のチャンネルをつくったものの、最近は更新が止まっています。
アプリトップのYouTubeショート欄は、インプレッションとしてはおいしいかなと思いますが、いっぽうで、ほとんどは人気配信者の動画だったり、TikTokの転載動画だったりするので、スペースは限定的で、うまみもあまりないのが現状です。
ですから、現状では、有名配信者が通常動画のあいだに、たまに投稿する、という運用が多くなっています。
前述のファンドも、エンゲージメントが重要視されるとのことなので、やはりある程度は再生されないといけないと思われますので、そうするとYouTubeショートの専門チャンネルをつくるよりは、通常動画で再生数が多いチャンネルで、たまにYouTubeショート動画を投稿するのがよい、ということになりますね。
YouTubeショートの収益化という面でも。
YouTubeショートのサンプリングはすでに開始
じつは、多くのYouTube動画では、YouTubeショートに使われることを前提とした、項目が実装されています。デフォルトでは、YouTubeショートでサンプリングしてもいい、となっています。
あなたの投稿した動画も、じつは多くのYouTubeショート動画で、サンプリングされているかもしれません。YouTube側もちゃくちゃくとYouTubeショート動画まわりの環境をととのえてきていますね。
YouTubeショートでの広告枠を計画中
>>YouTubeがShortsの広告をテスト中【TikTokを猛追撃】
グーグルのCBOであるPhilipp Schindler氏が同社決算説明会で、Shortsの縦型フィードに向けた広告を準備中と語りました。
まとめ
- YouTubeショートプレイヤーでは収益化はできない
- YouTube通常枠再生ならば広告は表示される
- クリエイター支援の基金が設立された
・・・と、こんな感じに、ブログを日々更新しています。もし記事がすこしでもお役立ちしましたら、投げ銭していただけますとモチベーションの維持になりますので、ぜひよろしくお願いします。
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