Twitterスペースはスマホで手軽に音声ライブをできるツールとして普及しています。しかし、ライブでBGMを流すことはスマホだけではできません。多くの音声ライブアプリでもスマホだけでBGMを流すことは難しいです。
Twitterスペースでできないこと~BGMをスマホで流せない等
Twitterスペースでは、音声でライブができます。また複数の人を登壇して、多人数で会話することもできます。
しかし、制限も多くTwitterの追加機能としての域からはでていません。以下のことはTwitterスペースでできません。
- 声と同時にBGMを流す
- 声のボリュームを調整する
- PCからTwitterスペースを開催する
TwitterスペースでBGMが流せない理由
私たちが重視しているのは、皆さんが安心してスペースを開いたりスペースでの会話に参加できることです。そのためホストとスピーカーが利用できる安全管理機能を備えています。例えば、ホストはスピーカーをミュートしてマイクを取り上げたり、スペースから完全に退出させることができます。最近では、ホストが全てのスピーカーを同時にミュートできる機能や管理ページが追加され、より簡単にホストを務めることができるようになりました。
Twitterの公式サイトに書かれているように、Twitterスペースの開発で重視されていることは、安全に会話ができること、字幕など音声が聴けない人など少数派に配慮することです。
スマホでBGMはたしかに魅力的な機能かもしれませんが、Twitterの考える安全な会話においては、開発の重要度は低いのです。
とくにBGMは、著作権の権利侵害をした音源を流されかねなませんので、そうしますとなおさらTwitterの意向とはずれますので、開発の優先度はたかくないことが想像にかたくないです。
スマホにマイクと音源をミキサーで接続しTwitterスペース
スマホの音声入力するときに、以下のようなミキサーを使い、マイクとBGMとをミックスして、そもそもTwitterスペースを使いはじめる、という方法でのみ、BGMを流せます。BGMは著作権フリーのものなど権利処理されたものしか使ってはいけません。
ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 3チャンネル AG03 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
配信用スマホとミキサーをつなぎ、かつ、BGMを流す専用のスマホとマイクからの声をミックスして、配信用スマホに流せば、Twitterスペースだけでなく、ツイキャスやYouTubeライブなど多くのライブ配信アプリで、スマホからBGMつきでライブ配信ができるようになります。
ただし、Twitter社はJASRACなど著作権管理団体と契約をしていません。ですので、YouTubeなどで流しているからといって、著作権処理されていると勘違いしてBGMを流すのは絶対にやめましょう。YouTubeだから許されているケースがほとんどです。
Twitterスペースでカラオケ配信は基本アウト、TwitterはJASRACと包括提携していませんし、音源使用の許諾も必要です