漫画賞の応募、なぜチーム制作が主流にならないの?

まんが雑誌には漫画賞の結果がよく載っています。今月読んだジャンプSQの総評で、レベルの高い作品がならぶいっぽうで、そういえば漫画賞応募の世界って、チーム制作はどうなの?と思ったのでした。

漫画も複数で描く作品は多いですよね

ふと思ったのですが、今人気の漫画って、原作と作画が違うものも多いですよね。

もちろん、それでも一個人が描くほうが、全体としては多いのかもしれませんが、それでも連載ともなると、編集者もチームと見れば、複数人で1つの作品をつくるケースが多いのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。

考察や監査までふくめると、ほんと多くの人が関わっている漫画も多いですよね。たとえば、人気コミック、ゴールデンカムイなどは監修も多くの人がかかわっていますよね。

>>ゴールデンカムイ – Wikipedia

ジャンプSQ 4月期 新人漫画賞SPARK

わたしが好きなワールドトリガーが掲載されているジャンプSQ。この新人漫画賞のコーナーはすきでよく見ています。

今月はとくにレベルの高い作品が多かったのが印象的でした。年齢をみますと、23歳、26歳、27歳と、ある程度人生経験をへての重厚感という、完成度というか、そういう意味ではチーム制作とはいわずとも、以前のように、高校生デビューが当たり前でもなくなってきているのかな、と。

1人で描くにしてもそれなりの作り込みは、ある程度経験が必要になってきているのかな、と思ったのです。

そう思ったとたん、あれ?そういえば、チームで応募している作品ってあまり見ないけど、どうなんだろう、と思ったのです。

フォートナイトのマップ制作はチーム戦

わたしがゲーム実況をしていますフォートナイト。ゲームのマップをつくれるモードがあり、世界中でクリエイターが作品を発表し、日本でもおおくのクリエイターが誕生しました。

しかし、その最先端はもうすでにチーム戦です。エンジニア、デザイナー、そして最近ではさらに分業が進むなど、制作プロダクションとしてのマネジメントも成否をわけるポイントになってきています。

わたしなどは、単純に好きなだけですので、今でも一人ですが、多くのクリエイターはチームで制作しています。チームを明確にくまずとも、ディスコードなどでコミュニティをつくり、テストプレイなど、やはり複数人での制作がもう当たり前になっています。

漫画はストーリーに絡むことだから?

漫画は小説と同じように、ストーリーに絡む比重が多いから、ソロ制作が多いのでしょうか?

映画や演劇などでも、脚本はさすがに一人、ですかね。たしかに、ストーリーに絡む部分は、人が多ければいいというわけでもなさそうな気はします。

それでも、そのストーリーに重厚感を与えたり、世界設定や奥行きを出すための監修など、チーム制作が奏功するケースは多いように思うのです。

ですが、それでも、リスクをとってチームでやろう、というそもそも空気ができていないと、基本は無償の働きで、あかの他人が、バクマンのようにチームで栄光をつかむ、というのは夢物語なのでしょうか。

このあたり、詳しいかたいたら、ぜひお教えください。

もしくは、もうすでにチーム戦が主流だよ、など私が知らないだけでしたら、ぜひご指摘いただけると嬉しいです。

クリエイターエコノミーにかかわるものとして、創作活動のトレンドにとても興味があります。

だから僕たちは、組織を変えていける ーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた | 斉藤 徹

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