通販ができてカテゴリー表示もできるpont.coというリンクツリーのようなサービス。

リンクツリーやリットリンクなど、SNSリンクまとめサービスはほんとうにたくさんありますよね。そのなかでも、国産で、通販サイトとしても運営できる、pont.co があります。ネットで販売したい多くのクリエイターが利用していますので、ご紹介します。

Pontとは

Pont は、東京渋谷にありますPONT株式会社が運営する、リンクまとめサービスです。2021年11月23日時点ではとくに広告表示などはされず、非常にシンプルなデザインから、凝ったデザインまでつくれるサービスになっています。

現時点ではおそらく販売手数料がビジネスモデルと想像しますので、今後も広告が掲載されたり、有料化してしまったり、というリスクは少ないかなと感じます。

>>Pont | スマホひとつでホームページ作成

Pontが他のリンクサービスと異なる点は、キャッチコピーにもあるように「ホームページ」のように作れる、ということです。

  • ホームページのように複数ページがあるように魅せられる
  • 通販機能や問い合わせフォームや見積もりなど複数のフォームがおける
  • 背景画像やサムネイル配置など、デザイン自由度が高い
  • 広告表示はなしで無料・ビジネスモデルは決済手数料で7%

それでは、Pontの特徴を表現している事例ととともに、ご紹介します。クリエイターのリンクまとめの参考にしてみてください。

Pontの事例紹介

※敬称略・順不同です。

ランディングページ

倉間 (@kurama)|Pont
https://pont.co/u/kurama

Pontでは、大きめの画像をたくさん並べられます。kuramaさんは、ブログの個別のページへのリンクを、たくさん並べていて、たしかにホームページのトップページのようです。

見積もりフォーム

こぴまこ (@copimaco)|Pont
https://pont.co/u/copimaco

イラストレーターのcopimacoさん。購入ボタンとともに、見積もりボタンも設置されています。タップして先にすすみますと、問い合わせフォームが表示されます。

一品ものの販売

財津ユカ (@yukazaitsu)|Pont
https://pont.co/u/yukazaitsu

yukazaitsuさんは、講座DVDを販売しています。2万円以上の商品も販売可能です。

イラスト見積もり

magari (@mgmgr)|Pont
https://pont.co/u/mgmgr

mgmgrさんはイラストレーターで、Pontからイラスト見積もりのフォームを設置しています。

満枠対応も可能

がじゅまる (@gajumaru)|Pont
https://pont.co/u/gajumaru

わたしは見たときには、イベントの申込みフォームが「満枠対応中」と表示されていて、在庫数対応もPontでは可能です。

カテゴリー分け

玄米茶々 (@genmaichaa)|Pont
https://pont.co/u/genmaichaa

genmaichaaさんはコスプレイヤーで、自身のコスプレ画像を多数掲載しています。その画像を、カテゴリーに分けて、カテゴリータップでその一覧を見ることができる、というようなホームページのような遷移を実現しています。

Pontはこのように、ホームページのような階層構造が簡単につくれることも魅力です。

0円商品もおける

小形龍雄 (@naosanai)|Pont
https://pont.co/u/naosanai

BASEなど、ショッピングカートによっては0円の商品をおけない通販プラットフォームもあります。Pontは、naosanaiさんのように、0円の商品をおくこともできます。

本格的ECサイト

髙木 勇介 (@takagi4129)|Pont
https://pont.co/u/takagi4129

takagi4129さんは、本格的な精肉ECサイトとして、Pontをつかっています。カテゴリー分けや商品数など、通常のネットショップと遜色ないみためになっています。

画像配置の自由度が高いこともPontのウリの一つです。

YouTubeの掲載もOK

mimi. (@____.mimi.____)|Pont
https://pont.co/u/____.mimi.____

商品紹介やコンセプトをつたえるために、YouTubeは効果的です。____.mimi.____さんは、動画を掲載しつつ、作品を販売する購入ボタンを設置しています。

デジタルデータ販売はNFTに注意

さて、Pontに限らずデジタルデータを販売するとき、気をつけなければならないことがあります。

それは、第3者が勝手にNFTとよばれる市場に出品してしまうことです。NFTは仮想通貨技術をつかった注目されているネット市場です。イラストデータが何百万円で落札されるなど、活況を呈しています。

NFTはデジタルデータに原本証明のデータを付加することで、そのオリジナルデータの希少性を高めることができるのです。この仕組みを悪用して、儲けようとする人たちが世界で問題になっています。

デジタルであればどんなものでも、希少性つけて出品し、高額販売することができてしまうので、今後大きな社会問題になると見られています。

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ですので、Pontに限りませんが、販売時の注意事項に、NFTへの出品制限などきちんと明記をすることで、トラブル回避できる可能性が高まります。

こちらのクリエイターの、NFT注意事項はとても参考になりますので、ぜひご一読ください。これくらいはっきり書かないと、おそらく伝わりません。

まきなストア 利用規約|まきな|pixivFANBOX
https://makina.fanbox.cc/posts/2978683

デジタルデータが手軽に販売できるPontはとてもすばらしいサービスです。いっぽうで、使い方はその人次第ですから、こうしたリスク管理も含め、たのしく使いましょう。

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