クリエイターエコノミーでは、どんなプラットフォームを使うのかや、収益化の手法にスポットがあたりがちですが、創作活動という点では、作品こそ雄弁なはず。1つの作品からまたたくまにドリームになったクリエイターエコノミー事例をご紹介します。
クリエイターエコノミー事例:大図まさとさん
>>無印良品のマイバッグに、本家そっくりのロゴを刺繍したツワモノがいる「変態すぎ」→無印で公式展示をする展開に「夢がありすぎる」 – Togetter
Twitter界隈で話題になっていました。今回ご紹介しますクリエイターは大図まさとさんです。
大図まさとさんは、クロスステッチデザイナーとして活動するクリエイターです。国内外のカルチャー&アートシーンから注目をあつめています。
話題になった事例は、こちらです。
- 無印良品のシンプルで無地のエコバッグ
- そこに刺繍をほどこしバズります
- ライブでそのスティッチの様子も配信
- そのことが無印良品の目にとまり作品展示
日々の創作活動である刺繍が、その完成度の高さから、SNSでインパクトをもって受け止められ、話題になりました。
Twitterによる発信
>>大図まことさんはTwitterを使っています 「ワイ暇すぎて無印のエコバッグ(190円)にダイソーで買った針と糸で刺繍したった。」 / Twitter
2021年6月24日、Twitterにて無印良品の刺繍のはいったエコバッグを投稿。※数字は2021年9月9日時点
- コメント数:49
- リツイート数:1.6万
- いいね数:9.4万
Twitter上でまたたくまに拡散されていきます。しかし、すごいですね。
Instagramによる発信
>>大図まこと(@makotooozu) 「ワイ暇すぎて無印のエコバッグ(190円)にダイソーで買った針と糸で刺繍したった。」Instagram写真と動画
3843件ものいいね数がついています。※2021年9月9日時点
前述のエコバッグ刺繍が話題になったときのツイートには、Instagramライブによる刺繍の実演のキャプチャーも掲載されていて、見てみたかったですね。
大図さんのリンクインバイオ
リンクインバイオは、アバウトミーというサービスを使っています。シンプルながら見た目にもわかりやすいすっきりとしたデザインでいいですね。
>>MegaMiniCrossStitch Let’s enjoy Mega Mini Cross Stitch together
Etsyなども展開されていて、素敵な作品が並んでいます。
SNS活用のまとめ
大図さんは、2021年9月9日現在では、Twitterフォロワー1.4万人、Instagramフォロワー1.2万人と、第一線のクリエイターとして活躍されています。
話題になったツイートから朝日新聞のメディアでも取り上げられました。
>>無印良品そっくりに刺繍→銀座店に公式展示へ まさかの展開が話題に
他にも素敵な作品が紹介されていて、作品がほんとうに雄弁にかたっています。
作品をきれいにみせるのに、Instagramを使うクリエイターは多いと思います。いっぽうで、拡散力という点では、やはりTwitterが勝ります。
今回のケースでも、1.6万という拡散が、無印良品の担当の目にとまったと考えられるでしょう。
じっさい、企業ではTwitter運用では「なかのひと」というように、アナログな運営をしているところが多く、日々からんでいける投稿を探している企業も少なくありません。
SNSごとに運用している企業も、よく使う人もそれぞれです。1つのSNSだけでなく、さまざまな媒体で発信することが重要だと教えてくれるクリエイターエコノミー事例だと思います。