TikTokが、2021年1月の青少年保護の改定から、さらに保護を強化する改定を、2021年8月13日に行いました。ただ、それでもGoogleやInstagramなど、青少年保護の動きは加速しており、今後もこうした制限は増えるものを見られています。
2021年8月のTikTok改定
- DMは、16歳以上から、を、16~17歳はデフォルトでオフ、に変更
- 動画投稿は、ポップアップで公開範囲を選択、また公開選択時にはダウンロード許可のポップアップ
>>TikTok、16歳未満のアカウントをデフォルトで非公開に – Engadget 日本版
>>TikTokも未成年保護の新たな取り組み InstagramやGoogleに続き – ITmedia NEWS
2021年1月の時点で青少年保護へ
2021年にはいってTikTokはすでに、青少年保護に対する施策も発表をしていました。
今回はこれをさらに進めたかたちで、制限や対応をしてきたと言えます。
>>TikTok、青少年のオンライン上でのプライバシー保護に関する安全性を強化 | TikTok ニュースルーム
>>TikTok、青少年のプライバシー保護に関する安全性を強化 | リセマム
インスタなど未成年への制限を強化する流れ
Instagramは、この2週間ほど前に、青少年保護の施策を発表していました。
Instagramには、YouTubeのように子供向けアプリをつくるとの噂もあり、まだまだ青少年むけには対応を続けていくと見られます。
>>Instagram、16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開に – CNET Japan
これについては、批判や足りないといった声もあり、まだまだ青少年保護の動きや機能追加は、続くと見られます。
>>インスタグラムの16歳未満“非公開”に「意味がない」の声噴出の理由 (2021年8月13日) – エキサイトニュース
また、TikTokやInstagram以外にも、未成年保護のうごきは、ここ数カ月の間に、米Facebook、Instagram、米Apple、米Googleが、対応を発表しました。
各社は、イギリス政府が9月に施行するネット利用未成年保護の新たな法律に備えていると見られます。
中高生ティックトッカーがとるべき戦略
究極的には、任天堂の子供アカウントが参考になると思います。
>>子どもアカウント|ニンテンドーアカウント サポート|Nintendo
サイトで詳しく見る
ニンテンドーアカウントで、子どもとみなされるのは17歳以下。
今回のTikTokの青少年保護の年齢と、それほどかわりはありません。中高生TikTokerがとるべき戦略の参考になるはずです。
ニンテンドーアカウントですので、かなりきびしい制限がかかっていますので、さすがにここまで制限がかかることは、まずないとは思います。もしくは、YouTubeのように子供向けアプリと分割される、など。
ただ、極端な言い方をすれば、ここまで制限されることを想定して、動画投稿を考えればOKともいえるでしょう。