あるバンドのサブスク解禁が話題になっています。ただ、一部のメディアで、そのことが炎上しているという報道があり、疑問に感じました。ファクトチェックしてみましたが、やはりウラをとることは大事だなと思いましたので、ご紹介します。
サブスク解禁で炎上!?
トップ画像のように、あるバンドのサブスク解禁ニュースが、Twitter上ではネガティブが勝っています。
また、一部では「いままでサブスクをやってこなかったのに寂しい」「多くの人に届くことで違法アップロードが増えたり、にわかファンが増えたり心配」という声はあると、記事には書いてあります。
ただ、どうもタイムラインをみると見つかりません。
これは一体どういうことでしょうか。
AIがネガティブに解釈
「泣くほど嬉しい!」「サブスクにきて泣ける」といった、ネガティブなワードだとしても、文脈としてはじつはポジティブというツイートが多数見つかりました。
おそらくは、AIが、文脈で考えればポジティブになるワードを、単純に悲観的なワードとして理解してしまったのかな、と感じました。
じつはこれ、信頼性の低いメディアが、たまにつかうPV稼ぎの手法なのでした。
演出された炎上で注目を集める
SNSにくわしい徳力さんが、かつてこんな記事を書かれていました。
>>鬼滅の刃「物議」報道で考える、炎上や対立をあおるメディアとポータルサイトの構造問題(徳力基彦) – 個人 – Yahoo!ニュース
特定のメディアが、炎上を演出しPVをかせぐ、という手法があるのです。一部の投稿をとりあげて、さも炎上しているかのうように伝えるのです。
ですので、興味をひいた記事であっても、しっかりウラをとって、タイトルだけに脊髄反射し鵜呑みにしないようにしたいですね。