ポッドキャストの音声ファイル MP3を、InstagramTV(IGTV)用の動画に変換する流れを、自分の備忘録用にまとめました。AviUtilというフリーソフトを使いますと、簡単にオーディオスペクトラムという波形つきの動画に、音声を変換できるので、とても便利です。
ポッドキャストを収録する
わたしはRadiotalkでポッドキャスト配信をしています。Radiotalkは音声ファイルのアップロードに対応していないため、iPhoneで録音しながら、PCでAudactiyを起動して、同時に録音します。
PCのほうを先に録音開始して、Radiotalkのアプリを録音開始します。PCのほうはあとで編集ができるため、先に録音スタートします。
音源に注意します。
Radiotalkで使える音源や効果音は、Radiotalkやポッドキャストでの公開に限定されていますので、動画で使うときには著作権上つかうのはリスクがあります。ですので、動画でもつかってよいジングルや音源を使います。
わたしは、横にスマホをおいて、スマホのサンプラーアプリをつかって、マイクにダイレクトにジングルを流しちゃってます。
Radiotalkに投稿するように、あらかじめ、エピソードタイトルと概要欄をiPhoneに転送しておきます。
Audacityで音声編集する
収録の前後の無音部分をカットします。
ホワイトノイズを選択肢、フィルター→ノイズ除去→プロファイル、を選びます。
サイド、フィルター→ノイズ除去→OK で、これで無音部分の、サーというホワイトノイズを軽減できます。
MP3ではなく、WAV形式でエクスポートします。
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スマホカメラでサムネ撮影する
Instagramのプロフィール欄に並ぶ画像となりますので、モチーフは慎重に選びます。
ディスプレイを撮影するときは、カメラを20~30度傾けて撮影します。いわゆる走査線のモアレの波を軽減できます。
撮影後は、フィルターをかけて、少し色彩をビビッドにし、まわりを暗くするなど、雰囲気を出して、上書き保存します。
撮影時には、1920×1080の 9:16の縦横比になるように注意します。InstagramTVでは、縦長か横長の動画しか受け付けないためです。正方形動画がダメなんですよねえ。
PCのスマホ同期アプリから、修正した画像をPCへ保存します。
>>PCやテレビ画面をデジカメで撮影すると出てくるモアレの回避方法 – わさびと.com
AviUtilで音声を波形つきの動画へ
AviUtilというフリーソフトを使いますと、すぐにオーディオスペクトラムという波形をつけられます。やはり、静止画だけの動画よりは映えます。
メニューから、設定→拡張編集でタイムラインを出し、音声データ、波形、サムネイルをタイムラインに並べます。オーディオスペクトラムは、150%拡大します。
このとき、サイズを1920×1080という9:16の縦長動画になっているか、再度確認します。縦長か横長でないと、IGTVの動画サイズに適合しないためです。受け付けるのは縦長か横長か、なのですが、残念ながら再生はすべて横長になるため、サイズが16:9になっているか確認します。
ファイルメニューから、プラグイン→かんたんMP4出力 を選び動画化します。波形を生成するため、5分ほど時間がかかります。
>>音声ファイルを波形つきで動画に変換する簡単な方法。フリーソフトだけでポッドキャストなど音声をオーディオスペクトラム付きの動画に変換できます。
Instagramクリエイタースタジオで予約投稿する
あらかじめ、動画タイトルと、動画の概要欄をつくっておきます。PCからInstagramのツールで、ハッシュタグなどをぎりぎりの30個まで入力しておきます。
動画を投稿し、あらかじめ作っておいた、動画タイトルと概要文を、クリエイタースタジオに貼り付けます。
投稿の予約日時を設定します。
サムネも余裕があれば今後つくるかもしれませんが、現状は動画の1フレーム目が自動でサムネになるため、デフォルトのままでいきます。そのために、撮影時から意識をして撮影します。
>>InstagramにPCから複数画像をフィード投稿する公式の方法。クリエイタースタジオを使えばPCから複数枚投稿だけでなく、予約投稿やハッシュタグのレコメンドなど投稿できる。