URL正規化で分析しづらくなったサイトでのGoogleアナリティクス設定

URL正規化

分析用のプロファイルを別途設定しましょう。

これまたnanapiさんなのですが、凄いですね。たしかにこうやって分析用のトラッキングをすると、ディレクトリとして計測されますね。
 

◆URL正規化とは

URLをきちんと整えましょうね、という行為です。たとえば、www.aaa.jp でもアクセスできるし、aaa.jp でもアクセスできてしまう。そんなサイトの場合には、どちらかを例えばリダイレクトさせて、ちゃんと世界で唯一のURLにしましょうね、という施術のことをさします。

具体的には、htaccessといったファイルを操作したり、WordPressなどの場合はパーマリンクの設定をしたりなど、施術方法はさまざまです。

いずれしましても、URLは唯一のものであるべき、唯一にすると計測もしやすいよね、という話です。
 

◆aaa.jp/bbb/ccc/ddd・・ と aaa.jp/123456.html

例えば、aaa.jpというサイトがあったとします。aaa.jp/bbb/ccc/ddd/eee/fff/・・・ というページと、aaa.jp/123456.html というページとでどちらがGoogleがインデックスしやすいか。

おそらくどちらもそれほど変わりないとは思いますが、人によってはいや深い階層はあまり拾わないだろう、いやいやリンクパワーをどう配分するかだろう、などなど、いろいろ見解あるのかと思います。

ロングテールを狙ってSEO効果を期待するならば、最近では、どうやら構造化をマメに行いページが奥のほうに埋もれない、ということが大事なようです。ただ、階層が深い=奥に埋もれる、ではありません。リンク階層という視点ではなく、URL正規化の視点で、URLにカテゴリー名が含まれない方が良いということなのです。URL正規化については後述。
 

◆「奥のほうに埋もれる」とは

例えば、WordPressを使っていたとします。あるカテゴリーページで、10件記事がリストアップされていたとします。

そして、11件目の記事が書かれると、当然古い記事は、次のページヘと追いやられます。つまり、カテゴリーページTOPからのリンクパワーはもらえなくなります。

それを防ぐためには、奥の方に追いやられるにしても、さらに小カテゴリーを作り、構造化した上で、奥にしましょう、ということらしいです。
 

◆SEO対策を考慮したURL正規化

つまり、末端の記事ページのURLは、カテゴリー構成をちょこちょこと変えたとしても、影響を受けないURLにしましょうね、ということなのです。

(a)http://aaa.jp/bbb/ccc/ddd/123456.html
(b)http://aaa.jp/123456.html

aとbとでは、aの場合、カテゴリー構成を変えると、記事URLも変わってしまいます。そうしますと、せっかく記事にバックリンクが集まっていたとしても、損になります。しかし、bの場合はカテゴリー構成を変えてもURLには影響しませんから、まめにカテゴリー構成を変えられるのです。

古くなった記事が奥の方に追いやられるにしても、カテゴリーを最適化して、検索エンジンにわかりやすいようにしましょう、ということです。

以前は、URLにキーワード含めましょうとか、URLもしっかりカテゴリー構成反映させましょうとか、言われてませんでしたっけ・・・。私の勘違いですかね。しかし、ほんとURL正規化って大事なんですね。
 

◆アクセス解析上のわかりにくさはトラッキングコード改修で回避

アクセス解析の観点でいいますと、やはりbよりも、aのほうが内容を類推しやすいので、分析はしやすいです。

しかし、前述の効果を期待するときには、Googleアナリティクスのほうで折れるほうが現実的です。そこで、nanapiさんのコードを拝見させていただきますと・・・、

_gaq.push([‘xxx._trackPageview’, “\/aaa\/bbb\/ccc\/123456.html”]);
実際には、xxx.jp/123456.html

 
Googleアナリティクスでは、トラッキングコードを複数入れられます。そこで、通常のコードと、理論上のURLを計測させるものと、併記するわけですね。これは凄い。

長くなりましたが、ロングテールを狙うには、それなりに設計をしたほうが良いですよ、というお話でした。
 

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