かなり以前のSEOでは、METAタグキーワードの個数はいくつがいいの?など、その効果などいろいろな都市伝説が囁かれてましたよね。2016年の現在ではGoogleが認識しないメタタグとして公式情報として掲載されています。
こんにちは、SEO大好きカグア!です。
なんだか急にmetaタグキーワードが調べたくなったので、調べちゃいました。せっかくなので共有をします。
あと、Googleタグマネージャのコードも。
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この記事の目次
META KEYWORDS とは
Photo:license by 128629824@N06
HTML文書のヘッダ内で、METAタグとよばれる文書情報を定義するタグです。ページ上にはとくに表示はされず、メタ情報を記述する欄です。
METAタグKEYWORDSの書き方
<meta name=”keywords” content=”ブログ,集客,書き方”>
ヘッダ内に、たとえば上記のように記述して、このページには、ブログの書き方や集客の方法が書いてあるよー、と意味付けをする役目を担っていました。
ちかい使い方に、NAME=”description” という記述もあり、こちらは、content 欄に、ページ概要文を書く、という使い方が一般的です。
いずれも、文書のメタ情報という点では、HTMLが世の中に登場してきた頃から親しまれてきたタグです。
Googleのサービスには存在せず
しかし、現在のホームページでは、META KYEWORDS そして、DESCRIPTIONまでないものが多い、というのが現状のようです。
>>Google
>>Google ニュース
>>Google ウェブマスター向け公式ブログ
>>Google マイビジネス
ヤフーはDESCRIPTIONはあり。
>>Yahoo! JAPAN
WIKIPEDIAも無し。トップページはデスクリプションも無し。
>>Wikipedia
Amazon、あった!<meta name=”keywords” content=”Amazon,アマゾン,通販,インターネットショッピング”/>
>>Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで | アマゾン
WordPressは、DESCRIPTIONもなしですかー。
>>日本語 — WordPress
いやあ、META情報って、もはやOGPを入れてればOK、みたいな感じが多いんですかねえ。デスクリプションも無いところが結構あるとは。まあ、ほんとコンテンツですものね。
記述しなくなった背景
かつて、検索エンジンスパムとして、とにかく上位表示させたいキーワードを羅列しまくると手法が流行った、というのをどこかの記事で見ました。
現在では、公式にもGoogleやヤフーはMETAタグキーワードを見ていないとされています。Bingに至っては、こちらの記事によりますと、多く記述しているとスパム判定までするとのこと。
>>meta keywordsについての定型文 – Qiita
ですから、SEOを意識される方は、Googleが公式に認識しているメタタグを実装することが多いのかと思います。
>>Google がサポートしているメタタグ – Search Console ヘルプ
なぜそもそも気になったのか
いや、じつは、ページを解析上いろいろとグルーピングしたいなーと思った時に、今はCMSなどでタグ付けが多いですよね。
でも、そういや、もともとキーワード指定ってあったじゃん、今はどうなってるのかなと単純に思ったのがきっかけです。SEO上は無視されるとは聞いていたのですが、実際にはどうなのかなと。
かつて、タグをグルーピングに使えないかなと、試行錯誤してました。
>>WordPress記事のタグをGoogleアナリティクスで分析する方法
>>WordPress記事の複数タグをGoogleアナリティクスのeコマースで集計
結局、今も、コンテンツグループとURLによるグルーピングと、カテゴリーによるグルーピングくらいで、留まっています。で、今回もMETAタグキーワードは、ちょっと分析にも使えないなー、ということで、いったんここまでとします。
まあ今後も、コンテンツマーケティングの効果測定をうまく出来ないかな、といろいろと実験していこうと思います。
GTMでMETA情報を取得する変数
じつは、Googleタグマネージャの変数・カスタムJavaScriptを使って、METAタグKEYWORDSから、キーワードを取得するのには成功していました。
せっかくなのでコードを公開しますね。というか、ほぼこちらのコードをお借りしてます。ありがとうございます。
>>HTMLソースの meta keyword/description を表示 – jsdo.it – Share JavaScript, HTML5 and CSS
function(){ var Meta = { _metas: null, _keywords: null, _description: null, init: function() { this._metas = eval(document.getElementsByTagName("meta")); for (var i=0; i < this._metas.length; i++) { if (this._metas[i].name.match(/keywords/i)) { this._keywords = this._metas[i].content; } else if (this._metas[i].name.match(/description/i)) { this._description = this._metas[i].content; } } }, getKeywords: function() { return this._keywords; }, getDescription: function() { return this._description; } }; Meta.init(); var c = Meta.getKeywords(); return c; }
でも、Googleタグマネージャは、ページ内のいろいろな情報を、ほんと簡単に習得できるので、トリガーやら変数やらにいろいろ使えて、ほんと便利ですね。
カスタムディメンション20個を、いろいろ試しすぎて使い切ってしまって、どうしようwという感じ。
WordPressでタグをDatalayerに出力するPHP
結局、スパム判定はいやだなー、Googleも実際にコードに書いてないしなー、ということで、Googleタグマネージャには、Dataleyerでキーワードを列挙して渡して、Googleアナリティクスのタグにキャッチさせました。
GTM側では、データレイヤー変数を「metakeywords」という名前にしてもらって、キャッチします。
<script> dataLayer=[{ <?php if ( is_single() ) { ?> 'metakeywords': '<?php $posttags=get_the_tags();if($posttags){foreach($posttags as $tag){echo $tag->name.',';}} ?>' <?php } else { ?> 'metakeywords': 'カグア!,Googleアナリティクス,アクセス解析,Webマーケティング,ビジネス戦略,仕事,' <? } ?> }]; </script>
ほとんど、こちらのコードの参考です。ありがとうございます。
>>テンプレートタグ/get the tags – WordPress Codex 日本語版
カンマが最後に1つついちゃうので、全然スマートじゃありませんね。ま、そこはご愛嬌ということで。
追記:CSSセレクタで取得できる
トップコントリビューターの山田さんが教えてくれました。
- DOM要素
- CSSセレクタ
- meta[name=”keywords”]
- content
普通に上記のようなDOM要素の変数で取れました。こちらのほうが簡単ですね。ほんとCSSセレクタ、便利ですよね。山田さん、ありがとうございます!
関連情報リンク
廃止されてる、というわけではない。
>>HTML/jp/Elements/meta – W3C Wiki
スパムっていう苦い歴史がありましたねえ。
>>4.2 文書メタデータ — HTML5 日本語訳
情報を適切に整理する、という背景があるわけで。ちなみにwikiにはメタタグキーワードは入ってない。
>>情報検索 – Wikipedia
グーグル公式情報。「サイトにとって重要な場合は上記以外のメタタグも使用できます」とのこと。ふーむ。
>>Google がサポートしているメタタグ – Search Console ヘルプ
こちらもグーグル公式。あらためてデスクリプションが重要なんだなーと理解。
>>ページのタイトルとスニペットを検証する – Search Console ヘルプ
カスタムフィールドを使って、METAキーワード関連を入れる。
>>初心者でもプラグインを使わずにtitle,meta keyword,descriptionを投稿ごとに変える[WordPress使えそうなスニペットシリーズ] – マイペースクリエイターの覚え書き
たしかに、まったくの新出のキーワードだと、METAも含めて、いろいろな情報から理解しようとするのは理解できます。
>>SEO上メタキーワードは記述するべき?
フィードには <news:keywords> なんてのもあるのね。
>>Creating a Google News Sitemap – News Help
Yahoo!の形態素解析APIを使って、記事からキーワードを取り出す。
>>タグを自動でつけてくれるwordpress プラグイン
キーワードといえば、Googleトレンド。
>>Google トレンド
無料のテキストマイニングツール。
>>テキストマイニング 無料ツール by ユーザーローカル
正規表現はこちらでお世話になりました。
>>正規表現サンプル(半角文字を検索する)
RUBYやってみたくなった。
>>テキストマイニングの流れとその準備 – Qiita
まとめ
トラディションの技術も、こうやってたまに棚卸ししないと、ほんと置いてかれちゃいますね(照)。気をつけないと。
10年つかえるSEOの基本 : 土居 健太郎
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でも、こういうのって、ほんと一人の力では限界があるので、自分も得意分野の情報発信しつつ、いろいろな人や機会を大事にして日々精進しないとなーと思いを強くしました。
みなさんは、日々どんな研鑽をされてますか?良い本や良い機会があったらぜひお教えください。
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